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2018世界ボクシング不完全ガイド Sフェザー級

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日本の伝統と言っては過酷すぎる階級ですが、スーパーフェザーに新たな世界王者が誕生しました。昨今の統一戦、ガチ路線の機運からも、伊藤は今後も海外、または強者とのビッグマッチが期待されます。今のスーパーフェザー級をまとめてみました。

WBC王者 ミゲル・ベルチェルト

34勝30KO1敗
26歳

パワー:★★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★

三浦戦では強打を警戒しアウトボクサー寄りだったが、KO率が示すようにイケイケで攻め前半KOの多いパワー型。
追いかけながら放つ右ストレートと左のダブル、トリプル、とにかく左が多彩でパワフル。
攻撃の迫力はあるが、棒立ち気味で攻撃時に顎があがっているので怯まない選手がいればカウンターを合わせられる。食ったら効きやすいとおもう。

WBAスーパー王者 ジェルボンタ・デービス

20勝19KO
23歳

パワー:★★★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★

メイウェザーの秘蔵っ子。タンクの愛称どおり小柄だが、(166センチ)爆発力がすさまじい。素早い身のこなしで大きな相手の懐に入り
強打を自分だけ当てて食わない。エンジンが違う。おまけにメイウェザーっぽいディフェンス、ボディワークも柔軟で捕まえにくい。
今のところ、強敵相手に次元の違う圧勝ばかりで階級一番の脅威だ。手が付けられない。
しかし無名ランカー相手に防衛戦を重ねていくともおもえず離脱は早いかもしれない。

WBA王者 アルベルト・マチャド

20勝16KO
27歳

パワー:★★★★
テクニック:★★★★
スピード:★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★

ディアスの戴冠は伊藤が阻止したがプエルトリコには既に王者がいる。デービスと違い178センチ。
慎重な大型サウスポーだが、左ストレートと返しの右フックに一打必倒の破壊力とパターンがある。
内山が2度負けたコラレスを初挑戦で確実にKOするのだから確かな実力者だ。
メンサー戦では初回にダウンを奪って序盤に効かせたのに12ラウンドにジャブをついていたように慎重なのか不器用なのか・・・
体重苦の転向も考えられそうだ。

IBF王者 空位

尾川の王座はく奪で今度、テビン・ファーマーとビリー・ディブで決定戦が行われる。
恐らくファーマーだとおもうが、これがディブだったり接戦だと一番の穴王者だとおもわれる。

WBO王者 伊藤雅雪

24勝12KO1敗1分
27歳

パワー:★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★

ディアスをアップセットで下して新王者になった。生涯ベストバウドといえるスタイルの進化、変化で日本時代よりかなり強くなったと感じる。
さらに伸びる、強くなる余地があり、体格も階級では理想的だが、冷静に考えると実績ではまだ他の王者に劣る。
今後のキャリアに注目だ。

私的ランキング

①ジェルボンタ・デービス★29
②ミゲル・ベルチェルト★24
③アルベルト・マチャド★23
④伊藤雅雪★23

注目の選手

ミゲル・ローマン

60勝47KO12敗
32歳

ミゲル・ベルチェルトとの指名試合が決まっている。サリドに勝ちサリド2世といっていいだろう。
三浦戦を物差しにするとベルチェルトには敵わないが歴戦のキャリアと強打で試合の行方はわからない。
戦績どおり逞しい選手。これだけのキャリアで引き分けがひとつもないのも潔い。

フランシスコ・バルガス

25勝18KO1敗2分
33歳

三浦に勝ち、ベルチェルトに負けた激闘王。元王者、元五輪選手というのが信じられないほど打ち合いを好む。
敗戦後、ランカー相手に結果を出してはいるが、打たれすぎの印象がありダメージが心配だ。
もうベルトにはあと少しで届かないんじゃないかな。誰とでも噛み合うが。

エドュアルド・エルナンデス

26勝23KO
20歳

今メキシコの新鋭で最も期待値が高い選手だろう。そんなにスピードやテクニックがあるようにみえないが
強いプレスとアタックで序盤KO決着が多いパワーファイターだ。来年には世界戦に出てくるだろう。
だがメキシコWBC専属である。

ジェスレル・コラレス

22勝8KO2敗
27歳

内山の記録と引退を決めた因縁の選手。
才能豊かで身体能力が高く、デービス並のスピードとセンスがあるが戦い方が青く、墓穴を掘るタイプ。長期政権に向かない。
やり方によってはマチャドに勝てただろう。才能に磨きをかけれるのかこのまま消えていくのか・・・

ジョン・フェルナンデス

16勝14KO
22歳

スペインの新鋭

リカルド・ヌネス

20勝18KO2敗
25歳

パナマ。何でもない選手に2敗してるが、前戦メキシコの無敗ホープエルビス・トーレスを敵地で初回KOで葬った。
トーレスが弱くみえたが、大変な強打者であることはすぐわかった。

ライアン・ガルシア

15勝13KO
19歳

デラホーヤの秘蔵っ子、スーパースター候補。デービスを挑発してるが19歳で178センチあるので勝負はライト級になるかもしれない。
王者以上にやばい強さと存在感があるが、ランカーのジェイソン・ベレスには判定だったのでまだ格下を圧倒して強くみせてるだけだろう。
それでも将来複数階級しそうなほどの華がある。

ジェローム・フレノイス

46勝12KO1敗
34歳

フランス。戦績がよすぎるので選出。一回くらい世界戦をしたいだろう。唯一の敗北がボスキエロなので戦績ほどの脅威ではないが。

アクゾル・スライマンベック・ウール

Akzhol Sulaimanbek Uulu
11勝5KO
27歳

キルギスタン。

ムハマドクージャ・ヤクボフ

Muhammadkhuja Yaqubov
11勝7KO
23歳

タジキスタン。小さいけど強いな。

ジョノ・キャロル

16勝3KO
26歳

アイルランド。
テイラーVSポストルの前座で出ていた髭男。小さく太い身体からすさまじいボディラッシュを打ってパワフルにみえたが、このKO率が示す通りパワーレスなのだろう。
タフなファイターにみえたんだけどな。

シャブカット・ラキモフ

Shavkatdzhon Rakhimov
12勝9KO
23歳

タジキスタン。
何かのマイナータイトルを保持している、恐らくアマエリート出身の有望選手。
強く見えるがスタイルの迷走が感じられる。王者候補の一角だが今度ロビンソン・カスティリャノスと戦う。

ホセ・マティアス・ロメロ

18勝7KO
22歳

アルゼンチン。

アジンカ・フジル

11勝6KO
22歳

南アフリカ。ゴールデンボーイと言われているが金髪なだけか。

エフゲニー・チュプラコフ

20勝10KO
28歳

WBOにしか入っていないので伊藤の指名挑戦者に一番近い位置にいる。ロシア人。
キャリアもまっとうに、強いランカーにも勝ち無敗を維持しているので挑戦には一番近い。
たくさんメダルを持った写真があるのでトップアマだったんだろう。地味強。

末吉大

18勝11KO1敗
27歳

尾川、伊藤の流れでいくと彼が次のホープであり、結果をみると世界レベルなのかもしれない。
唯一の敗戦も伊藤にSDだ。キャリアも年齢もその他ランカーに劣っていない。帝拳だし。
そして伊藤のWBOにランクされている。しかし日本でまだインパクト不足だ。

ミハイル・アレクセーエフ

12勝4KO
22歳

たぶんロシアのトップアマかエリートだろう。KO率にすごみはないが、フィリピンのライト級、ロメロ・デュノなどにも勝っており、中身はなかなか濃い。王者候補の一人といえるだろう。

ジェームズ・テニソン

22勝18KO2敗
24歳

2敗ともにKO負けなので入れないつもりだったが、いろんな団体でランクされているので・・・
アイルランドで5回アマチュア王者になった実績がある。戦績から勝っても負けてもKOタイプか。

レオン・ウッドストック

11勝5KO
24歳

英国

各階級15位内から選出。
自分自身出しただけでまだ未確認の選手もいます。

その他、王座を追われたリー・セルビーが階級アップでランキング
ガンボアやサリドなども残っていますが省きました。

正しく王者が優勢で脅威のランカーは少ないと感じましたが、ランク外や周辺階級でチャンスがあればスーパーフェザーでもいけそうなホープはもっといるとおもいます。

脅威のランカーは

ライアン・ガルシアただ一人ですが、特別な存在なので伊藤との絡みはないだろう。しかし現6位にいる。ターゲットはデービスだけかな。
その他は多少知ってるだけだが

エドュアルド・エルナンデス
シャブカット・ラキモフ
エフゲニー・チュプラコフ
ミハイル・アレクセーエフ

が王者候補かな。ロシア圏にチャンスは少ないだろうけど。

伊藤のWBOが最近は一番ましといえるランキングであり、

エフゲニー・チュプラコフ
ミハイル・アレクセーエフ
ライアン・ガルシア

がいるので要注目だ。
それでも、ディアス戦の伊藤なら大丈夫な気がする。

上記が有力選手だが、現王者を脅かすほどではない。

個人的注目は

ムハマドクージャ・ヤクボフ
リカルド・ヌネス

で、ヌネスは南米の一発屋の匂いをプンプン感じます。

ジョナサン・グスマンとか
アレクサンデル・ムニョスのように

全KO型だがあっけないみたいな・・・

昨今急速にボクシングの流れが変わってきたので、伊藤は日本でチマチマ防衛を稼ぐような真似はせず、近い将来のビッグマッチに向かうとおもわれます。内山路線にはならないでしょう。獲ったのがアメリカ、アウェーの地で日本より本場で知れ渡ったほどだとおもいますし・・・

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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