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階級別 スーパーフェザー

バルガスVSサリド、ミハレス他

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年間最優秀試合で三浦が失ったベルト
バルガスがタフネスと精神力のすごさを証明してみせましたが
やはりサリドはまだまだ猛者でした。普通じゃありません。

ライブでみれませんでした。
移動しながらの実況をみつつ、試合の雰囲気を妄想するのみ。

後で動画を確認しましたが、感想文的なものは書く資格ありませんので、今後の展望とか懸念とか。

この試合の勝者と三浦との対戦は決定的で、彼も観戦、試合後リングにもあがりましたが最高ボルテージの激闘ドローという結果を受けて、この両者は

ラファエル・マルケスVSイスラエル・バスケス

のような伝説のメキシカンライバルになっちゃいそうで、即はないにしても再びの再戦、三浦も交え、みつどもえの様相になりそうです。
そして三浦は次負けたら即この輪から脱落でしょう。

危なげなく軽い再起戦をこなした三浦のダメージは消え、バルガス、サリドはしばらく休養が必要なほどの打撃、消耗戦でしたが、壊れてさえいなければより成長、強くなる試合をしたのはバルガスの方。
前戦が惜しかったからといって、作戦、戦術なしで再戦に臨んでも返り討ちされるだろう。

両者に比べ三浦が優れている点は
ダウンを奪える、精神力で耐えることのできぬボンバーパンチを持っていることだけだとおもいます。

この日の両者は意地と根性と、上手さでわずかに決定打を吸収しダウンを拒否しましたが三浦のボンバーはそんなの否応なしにぶっとばします。我慢の範疇を超えています。

逆に劣っている点は

打たれ方の問題、ダメージを逃がすことはできないので、気持ちは強いがもっとモロに食って効いてしまうだろう。
こんな試合をしていてはダウンを食いストップされてしまう。

総合的には、両者と対戦してもKOで勝つ可能性が40%くらい、60%は厳しいのではないだろうか?

三浦のボンバーはすさまじく、格下程度なら相手は担架ものだが世界レベルだと不思議と相手は立って盛り返してくる。一発でストップというのは少ない。
それはパンチの質が究極のドスンパンチで衝撃は強いが脳に響く、足に効くものではないからだろう。

三浦は集中するほど、アドレナリンが出るほど、鬼の形相でヘッドハンターになるが、バルガスやサリドレベルのタフネス、猛者を倒し切るにはやはり体、頭をよく振って、クラウチング気味に圧力をかけ、ボディが最重要となるだろう。

特にサリドは雑草キャリアと当日の増量コントロールが巧みで、試合当日はいつも相当頑丈になっている。
バルガスもオリンピアンとはおもえないほど打ち合いが本能的に備わったスラッガーで顔面は我慢の限界まで耐える。
そして両者ともに三浦を倒すパワーも秘めている。

メキシカンはたまにこういう伝説的な打ち合いをし肉体、精神力の異常な強さをみせるが、ボディ打ちがメキシカンの特技であるのと表裏でボディだけは耐えられない、弱い面がある。

こんな消耗戦と結果を経て、すんなり今年三浦戦が実現するとはおもえない様相になってきたが、作戦、戦術を練り直す時間はたくさんある。
どうやったらこんなゾンビを攻略できるかじっくり検討すべきである。

最高にエキサイティングな舞台に三浦も絡んでいる。
しかしサリドにはロッキー・マルチネスも負けていなく、ロマチェンコだったらこんな試合をしないだろう。
ホセ・ペドラサも内山もこんな打撃戦にはならない。自分だけ当てて当てさせない戦術選択で全く違う展開となるだろう。
しかし彼らはこの輪、舞台には入りたくとも不在なのだ、今は。

真正面から打ち合ってボンバー当てて勝てばいいではなく、どうしたら自分の良さを最大限生かし、最高の勝ち方ができるか、その先のVSロマチェンコ戦なども視野に入れながら練習すべきだとおもう。

結論からいえばバルガスは長期王者になれないだろう。
もうちょっとスピードと技術のある選手にはポイントロスで負けるのではないか?

三浦最高のストロングポイントは

タイミングよく出る左強打と本場を熱狂させるファイトスタイルだが、それだけでは一流には通じず、デンプシーロールのごとき重いボディ、それに連動したダッキング、ウェービング、腰が低く体がよく振れている時こそ最強だ。左一発のKOではなくボディで相手の心を折るのが方程式だ。

ミハレスVSグティエレス

昨日はこんな試合もあった。

グティエレスは34勝無敗のメキシコホープでミハレスは過去の人。
完全に踏み台であったはずだが、ミハレスがかみついたよう。

こういう試合がメキシコは非常に多いが、受けるベテランはあっぱれだ。
日本だとほぼ無理だ。プライドがそれを許さない。
34勝無敗で世界挑戦すらできないのもすごい険しく日本と違いますが。

そしてミハレス脅威の64戦目、若手にはじめて土をつけ、痛快極まりない。

ミハレス34歳、フェザーで随分落ち着いた省エネベテランスタイルになったものだ。
しかし技術は健在。

顔面の負傷具合からしてもかなりの激戦だが、コールを聞いて歓喜で崩れる姿に胸打たれます。

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