小国VSグスマンとか内山VSコラレスとか話題は豊富ですが淡々といきます。
魅力的な日本人がいる階級を優先させます。
これをクルーザー級とかでやる気は今のところないですが。
目的は自分自身の整理のためとどんなランカーがおるのかな?というところです。
WBC
フランシスコ・バルガス
23勝17KO2分
パワー:★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★
タフネス:★★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
新激闘王。たぶん、もうすでに若干壊れているかもしれない。
五輪出場の記録もあるエリートボクサーだが、打ち合いのファイトしかできない。
現状でアドリアン・エストレージャより成功できたのは、打たれ強さ、我慢強さで上だったからだろう。
効いてからの対応が上手いというか頼もしいところがある。
多くのメキシカン同様、打ち合いには強いが、ロマチェンコのようなスピードと機動力にはあっさり屈するだろう。
WBAスーパー
ジェスリール・コラレス
20勝8KO1敗
パワー:★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
自分の中では謎の王者。予想通り試合枯れで掟破りなダイレクトリマッチになりそう。
査定すべき試合が少ないのでまだ何ともいえないところがある。
思い切りのよさと体の柔軟さは間違いないので素質は高いが。
内山戦では序盤の速攻と過去試合で感じられなかったパワーがものすごかったので、メディカルチェックはじめ、きちんと監視した方がいい。マリファナの前科もあるようなので。
パナマ国内でもモレノの方が評価が高いみたいだ。
内山にも相性と打たれ脆さがあるので、蓋を開けてみなければわからないが、そんなに怪物ボクサーではないはずというのが持論。
WBAレギュラー
ジェイソン・ソーサ
19勝15KO1敗4分
パワー:★★★★
テクニック:★★
スピード:★★
ディフェンス:★★★
タフネス:★★★★★
戦術(キャリア):★★★
メンタル:★★★★
スーパー王者のコラレスより強いんではないか?
アマ1勝2敗の雑草王者で華麗なテクニックは何もないが、ガッツとタフネスが頼もしい。
スピードスター系選手を潰す粘りと根性のファイトスタイルを武器とする。
けれど判定になると大差で負けるだろう。
ボディを粘り強く叩いて我慢のボクシング、逆転KOしか活路がないタイプだ。
IBF
ホセ・ペドラサ
22勝12KO
パワー:★★
テクニック:★★★★
スピード:★★★★
ディフェンス:★★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★★
メンタル:★★★★
評価のわかれる王者のよう。
防衛戦では苦戦しているし、際立ったパワーもない。
しかし豊富なアマのキャリアを感じる上手さ、洗練さがあり、ロマチェンコ未満ではあるが、芸達者で負けないボクシングのツボはおさえている。
転級も示唆していたが金になるなら誰とでもやる気概はもっているよう。
米国期待のデービスとやりたがっていたが、実現しないとなるや、次はユリオルキス・ガンボアとやるとか。
この話は内定でしょうか?
彼の口から日本人は一人も出てこなかったし、日本人も口に出さないが、やってみて欲しい王者。
WBO
ワシル・ロマチェンコ
6勝4KO1分
パワー:★★★
テクニック:★★★★★
スピード:★★★★★
ディフェンス:★★★★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★★★★
メンタル:★★★★
アマの実績とプロでの順応を考えるとP4Pナンバーワン候補の一人。
ロッキー・マルチネス戦でついに覚醒、ベールを脱いだ感じだ。
一発のパワーがあるわけじゃないし、いいのを食ったら倒れるだろう。
しかし3次元とも4次元ともいえる立体的な動きとスピードで、パンチを食わないだろうし
判定では誰も敵わない。リコンドーと双璧レベルに。
お金と名誉がかかるなら相手は誰でもいい次元の人なので、次のニコラス・ウォータース戦が楽しみだ。
ここで楽勝だといよいよ相手がいなくなるかも。リコンドーと違って人気とマネーもあがるだろうから大丈夫かな。
WBO暫定
ミゲル・ベルチェルト
30勝27KO1敗
パワー:★★★★
テクニック:★★★
スピード:★★★
ディフェンス:★★
タフネス:★★★
戦術(キャリア):★★
メンタル:★★★★
WBOにも暫定があるのか、どんな経緯でいつの間にという印象だ。
いい戦績でKO率も高いがどうみてもよくいるメキシコらしいボクサーだ。
普通の打ち合いには強いがメキシコのボクサーは総じてスピードボクシングや、規格外のパワー選手、規格外のタフネス、要はクラシカルなボクシング以外には弱い。
唯一の1敗も変則長身のパンチャーに交通事故のようなパンチを食らいKO負け。
三浦でも通用するとおもうが、本当は打ち合う選手よりスピードのある選手が相性最悪だろう。
私的ランキング
①ワシル・ロマチェンコ★30
②ホセ・ペドラサ★25
③ジェイソン・ソーサ★23
④フランシスコ・バルガス★22
⑤ジェスリール・コラレス★22
⑥ミゲル・ベルチェルト★21
注目の選手
テルビン・ファーマー
22勝5KO4敗1分
平凡な戦績、パワーレス
しかし才能ある者が本気でボクシングに取り組んだ結果、開花しつつある。
絶対アマチュアエリートだとおもわせる俊敏、華麗なテクニックとスピード、鮮やかなディフェンス。
でもアマ経験なしの雑草だそうだ。
ロマチェンコとのスパーなどで腕を磨いたらしいが、ほとんどの王者を翻弄できるレベルのスキルとスピードをもはや備えている。
ニコラス・ウォータース
26勝21KO1分
実質、ジェイソン・ソーサに勝っていたので彼が王者でおかしくない。
相手がタフでいつものパワー自慢がおとなしく見えたがそのパワーでもソーサより上にみえたし
独特の長い手を使ったブロック主体のディフェンスやタフネスはこの階級でも十分上位なフィジカルだ。
次のロマチェンコ戦が試金石だ。
KOしないとほぼ負けるといわれており、自分もそうおもうしウォータースのパンチは当たらないともおもうが
今まで苦戦というのもあまり見たことがない。フィジカル優位に立てないとそんなに怖い選手じゃないかもしれません。
ハビエル・フォルトゥナ
30勝22KO1敗1分
ソーサに逆転負けで王座を失ったが能力では上だろう。
階級を上げてフィジカルとパワーに依存しないスピードスターボクシングをやりはじめていたがソーサに捕まった。
地元の無敗ホープを一蹴して元気に再起した。なんでもできる器用な選手だがスタイルを決めて戦った方がいいだろう。
狂暴でKOを狙っていくスタイルの方が好みだけど。
ミゲル・ローマン
56勝43KO11敗
三浦と対戦予定だったらしいがサリドに移った?
こんなにキャリアがあるのだから一度くらいは挑戦させてあげたいな。
サリドと似た雑草選手。
まだ30歳なんだな。頑丈な選手としかいえない。
ラファエル・メンサー
27勝21KO
謎のガーナ人、キャリアも全部ガーナ、サウスポー
自動車修理工場みたいなジムで練習してる動画や試合動画もわずかにある。
来日前のジェスリル・コラレス程度には脅威だとおもう。
技術的に目をみはるものはないがアフリカンなだけにフィジカルはいいだろう。
リアム・ウォルシュ
20勝14KO
活況の英国人ホープ。スイッチヒッター。
機動力も攻撃力もボディワークもブロッキングもいい。エキサイティングでなかなか強そうだ。
日本には来ないだろうが王座挑戦のチャンスは掴みそうだ。
ジェルボンタ・デービス
16勝15KO
ソーサへの挑戦はなくなった?
メイウェザーお気に入りの走・攻・守、全て整った最上級のホープ。
数値より小柄にみえる体格以外に欠点はないが、こういうボクシングだとロマチェンコには勝てないだろうし
ならば全ての偏差値が高いどこを伸ばして戦うのだろうか?
よく使う表現だが、減点材料のない素晴らしい選手だがスケール感はない。
レデゥアン・バルテレミ
11勝6KO
フェザーにランクされているがSフェザーランカーのキャリアに入っていたので。
なんと、ヤン・ランセスのバルテレミ兄弟の3男らしい。そして183センチの長身。
ランセスより3歳若いから弟で間違いないが、顔もスタイルもめちゃくちゃそっくりです。
サウスポーなのが判別材料。
こんなやばいのがもう一人いたなんて。
やっぱりいやらしく強いです。
マリオ・バリオス
16勝8KO
デニス・ボスキエロを下しホープの地位を堅持。
183センチもある大柄な選手です。大きな体から重そうなボディ打ちが上手い。
見た目に反しKO率が低いのが以外だが、これも驚異的な選手の一角でしょう。
ベルチェルトやバルガスより強そうにもみえる。
エフゲニー・チュプラコフ
16勝9KO
ロシアの選手。アマ経験はあるんだろうが内容は知らない。
ジェイソン・ソーサを少し洗練させたようなファイターボクサースタイルか。
みた感じタフそうでロシアだからただものではなく強そうだが、トップレベルでは善戦がいいところではないか?
ハーモニット・デラトーレ
18勝12KO
サイズは普通だが巨人にみえる。
フィリピンにはユニークな選手が多いなぁ。名前も含めて。
固そうでオープンガードでディフェンスがザルにみえるが、パンチは強そう。フィジカルも強そう。
でも王者は厳しいか。
ジェレミア・ナカチラ
11勝7KO
映像で調べられませんでした。
今度エフゲニー・チュプラコフと戦うのでそれでわかるでしょう。
Jaime Abboleda
というランカーだけ調べられませんでした。
応援したいのは
テルビン・ファーマー
強いなと感じるのは
リアム・ウォルシュ
ジェルボンタ・デービス
レデゥアン・バルテレミ
マリオ・バリオス
でした。
特にレデゥアン・バルテレミ
兄貴のコピーじゃん。
たくさんのホープがいたので、サリドやガンボアなど有名な選手や日本人ははずしました。
内山も三浦も十分王者に返り咲けるとおもいます。
ただし、有望ホープも結構いるし皆パワーもある。
ディフェンス向上をもうちょっと意識しないと厳しい階級なのは間違いない。
やはり、世界は広く、日本だけでは知りえない有望な選手はたくさんいるんだな。
一部の王者を除けばランカーの方が強そうだという意味では日本人御用達の軽量級とは違う様相でした。
内藤、尾川、伊藤
なにかを磨けば勝負にはなるレベルだとおもいます。