先日ふとサルバドール・サンチェスの映像をみていて、時々現れる(サンチェスはとびきりですが)メキシコの怪物君について想いをめぐらし、エマニュエル・ナバレッテというのが少しサンチェスに似てるかなと感じたり、感じなかったり、ラジバンダリ・・・それはまだまだ評価しすぎですが、天然でパンチが伸びるし破壊的だし打たれ強いし、わかりにくいし・・・
https://www.youtube.com/watch?v=Nu4Ok9RifGI
現時点では比べるべくもないが、得体の知れぬ強さですなぁ。
そんな怪物性について語る記事・・・ではございません。
これはという選手、試合についてピックアップ。
エドゥアルド・エルナンデスVSロジャー・グティエレス
7月13日、レイ・バルガスVS亀田のアンダー。
まだ何とも言えないが、スーパーフェザー級の台風の目と考えているエルナンデスが迎えるは同じくGBP所属のベネズエラのグティエレス。
[st-card-ex url="http://boxrec.com/en/boxer/667459" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]21勝18KO3敗1分の24歳で負けは世界戦が視野に入っているレネ・アルバラードやヘクター・タナジャラ(無敗プロスペクト)などかなり手ごわそうだ。エルナンデスはまだ21歳、28勝25KO。ノシノシ歩いて相手の攻撃なんか無効化して攻め続けるちょっと規格外の怪物君です。この省エネファイトがトップレベルでも通じるのか、内容次第で世界王者最有力だろう。
[st-card id=63421 ] [st-card id=39489 ]https://www.youtube.com/watch?v=uGAPcJKkpTs
マキシム・ダダシェフVSサブリエル・マティアス
7月19日、テオフィモVS中谷のアンダー
WBSSスーパーライト級準決勝で遂に正規の世界王者に輝いた、IBF王者、ジョシュ・テイラーへの挑戦をかけたエリミネーター。主役はトップランクの無敗プロスペクト、”マッドマックス”マキシム・ダダシェフ13勝11KOだろう。300戦程度のアマキャリアがあり世界で活躍していた。わかりやすいところだと昔オスカー・バルデスに負けた過去がある。五輪等はこの男に阻まれていけなかったようだ
[st-card-ex url="http://boxrec.com/media/index.php/Vitaliy_Dunaytsev" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]対するは最近強いボクサー多いのに悪夢なプエルトリコのサブリエル・マティエス、同じく13勝無敗もこちらは全KO。
アマでは国内止まりだったが、プロで大成できるか、共に過去最強の相手を迎える素晴らしいエリミネーターだ。
[st-card id=73587 ]ミシェル・ソロVSマゴメド・クルバノフ
7月20日、フランス
WBAスーパーウェルター級王座決定戦。スーパー王座にはジャレット・ハードを破ったジュリアン・ウィリアムスが君臨する。いつも自らより上に王者が君臨するソロにとっては暫定から正規に上がってもまたかよ、という感じだが、これは本場アメリカ進出をかけた戦いともいえそうだ。コートジボアール出身のフランス人、ソロは本場スーパーウェルター級王者にそん色のない実力者。ザウルベック・バイサングロフ以外負けはないといえる実績。
対するクルバノフはまだ23歳のロシアのプロスペクト。スタイリッシュにも狂暴にも戦える個人的には一押し選手だったが最近は判定が続く。スーパーウェルター級ではサイズ感にやや乏しいか。日本の渡辺アキノリに一方的だとレフリーストップ勝ちしている。こうして本場以外のトップランカーで上位を整理しておけという意味あいのマッチメイクか、熟練の天才か若き狂犬か・・・
アレクサンダー・ベスプーチンVSラジャブ・ブタエフ
8月にWBA暫定王座をかけて激突という話があったが詳細は不明。共にロシアを代表するアマで400戦近い、それ以上?のアマ歴を誇る。
様々なしがらみで五輪には出ていないが出てればメダル確実だったのではという実績だ。個人的にはパッキャオは特別枠として、キース・サーマンよりも魅力的な2人だ。激突となればもったいないが、ウェルター級にロシア人は何人もいらないという事か・・・
共に昔中性的なジャニーズ風イケメン、プロになると精力絶倫のおっさんに変わり果てた(実績)がある。
ベスプーチン
ブタエフ
テオフィモ・ロペスVS中谷正義
7月19日、IBFライト級王者、リチャード・コミーへのエリミネーター。
そして最後に日本人、中谷の方が身長もリーチもキャリアもある無敗選手でパンチだってある。OPBFは11度も防衛中。しかし相手は今アメリカでナンバーワン(つまり世界ナンバーワン)のプロスペクトと言われる男。
日本のライト級と世界のライト級にどれくらいの解離があるのかという物差しとなる試合。中谷はハリケーン風太戦のようにロペスを懐に入れてはいけない。鋭い踏み込みも、オーバーハンドも外さなくてはならない。つまり触れさせてはならない。やれんのか・・・
[st-card id=73587 ]俺が元祖だ、怪物君
いや、俺だ。