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ホンモノの戦慄/アレクサンダー・ベスプーチンVSラジャブ・ブタエフ 他振り返り

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昨日はアップセットあり、KO決着ありの見ごたえ十分な1日でしたが、なぜ満足したかといえば、モナコのアレクサンダー・ベスプーチンVSラジャブ・ブタエフに尽きる。2人の極上のファイターを目撃しました。

ということで振り返り。

ゾラニ・テテVSジョンリエル・カシメロ

カシメロ
「テテがWBSSを辞退した時から未来の対戦相手として意識してきたんだ。1年も準備してきたから自信があった。ロードウォリアーとしてアウェーで戦うことは何ともおもっていない。予定された仕事をしに行くだけさ。」

カシメロがパッキャオのMPプロモーションズ所属であることから、威光があり、トップランクからアメリカデビューする井上の次の対戦相手候補筆頭に躍り出たようです。井上自身もツイッターでカシメロに興味を持ったような感じです。

ショーン・ギボンズ
「上院議員のパッキャオ様がカシメロVS井上を望んでおられる」

パッキャオ様のご意向にはボブ・アラムも無視できますまい。

けれど真相は

パッキャオ
「そうなの、カシメロ勝ったの、よくやったね。色々な国で戦って苦労してきたから次は日本の井上とビッグマッチをやらせて稼がせてあげたいね。」

くらいだとおもわれる。

カシメロはついに10万ドルファイトが出来るって書かれてたくらい今までファイトマネーが安かったようだ。

テテについては最初の一撃で勝負あった。あれを食ったら終わりだ。テテ自身もそう感じていたのではないかな。気の毒だがスタイルマッチであることははっきりしていた。カシメロの接近を許しあれを食ったら終わりだ。出直すしかない。

アレクサンダー・ベスプーチンVSラジャブ・ブタエフ

試合前日にブタエフを復習してよかった。只者ではない怪物だった。パワーとフィジカルでベスプーチンを凌駕していたが、スポーツとしてのルールにのっとるとベスプーチンの勝利で仕方がないような内容だった。この両者にはさらなるチャンス、活躍を期待する。

ずっと注目プロスペクトとして温めていたベスプーチンがレギュラー王座とはいえど戴冠したのは感慨深いが、今まで楽勝ばかりで、タイトルマッチでいきなり強すぎる相手に当たった苦悩を感じる試合となった。

ベスプーチン
「勝っているとおもったが最後は疲れた。一生懸命パンチを当てたが難しい試合だった。ブタエフの事はアマチュア時代から知っているが戦ったことはなかった。ビッグファイトの準備が出来ている。クロフォードだ。でも次の試合ではエギディウスを応援する。」

ブタエフは試合後に健闘を讃え合うことなく不満と怒りで退場したとのこと、気持ちはわかるがやり直そうじゃないか。アナタは怪物だ。
PBCのアメリカ勢はこのロシアの新勢力たちをどう迎えるのだろう。

何度も書くが、(ブタ=失礼)のように狂暴だったブタエフも、プーチンのように男らしかったベスプーチンも、昔はこんなに透き通った美男だったのです。

アンビリーバボー!!

ベスプーチンに続く、私の一押しは、ゲイリー・アントワン・ラッセルなのだが、ここまでのところ兄と同じく勝負に出る気配なし。相手がいないのかラッセル家流なのか。

オスカー・バルデスVSアダム・ロペス

前日にバルデスと対戦することが決まったロペスは戦いに敗れたが評価を上げた。あと7秒を残して試合を止めたレフリーのストップが早すぎると議論されているが、ロペスは生き残っても劣勢だった。ファンの見解と違い、スコアカードでもバルデスに負けていた。

やはりなぁ、チームレイノソ、オスカー・バルデスはジャッジも味方につけている。だから好きになれないのだ。ターゲットにされているミゲル・ベルチェルトは変なムードに巻き込まれないで欲しい。ジャメル・へリングからは稼げないと逃げたベルチェルトですが、VSバルデスはお金もよさそうだし実現濃厚です。どこかに、無名のロペスにアップセットを起こさせてはならない雰囲気を感じてしまった。

日本の伊藤雅雪はライト級で再起しましたが、スーパーフェザー級に出戻るそうです。王者の顔ぶれをみればそれが現実的だが、バルデスやフランプトンやサンタさんに絡めるだろうか。まだトップランク所属だからいける気がするが、一戦は試練を乗り越える必要がありそうだ。

バルデス
「ロペスには驚かされた。彼の父親の故ヘクター・ロペスのような偉大な戦士だった。ずっとグティエレスの準備をしてきたけどそれは言い訳にしないよ。ロペスが戦士だった。」

ベルチェルト
「みんなと同じで僕も驚いたよ。バルデスがロペスにダウンを奪われるとはおもわなかった。」

カール・フランプトンVSタイラー・マクレーリー

想像の範疇を超える内容ではなかった。フランプトンに対しては大人しいファイトではなくガツガツいかないとなかなか凌駕できない。マクレーリーは一流になるには全てが足りなかった。これはセントパトリックデーのジャメル・へリング戦に向けたチューンナップに過ぎない。スーパーフェザー級のベストマッチではないが、フランプトンVSへリングは互いに欠けたものを持つスタイルマッチになりそうだ。

パトリック・ティシェイラVSカルロス・アダメス

両者病院直行のような心臓に悪い打ち合いだったが、顔面流血でボコボコのティシェイラが無敗のアダメスに競り勝つという意外な結果となった。しかも、血まみれでボコボコに顔を腫らせながら、ラストは相手を挑発するような動きまでみせる体力を残していた。面白い。これは正規ではないですが、ムンギアの返上に合わせて争われたWBOスーパーウェルター級の暫定王座戦でした。

ティシェイラ
「ブラジルはサッカー大国だけどボクシングを盛り上げたい。カットに苦労したけど優秀なセコンドと私のキャリアでなんとか対処できた。クロスファイトだったので最後をとりにいった。ブラジルにタイトルをもたらせて光栄だ。」

サブリエル・マティアスVSジョナサン・ホセ・エニス

5回KOで15戦全KO
無事に復帰しました。

今週末は

岩佐亮佑VSマーロン・タパレス
アンディ・ルイスVSアンソニー・ジョシュア
ジャモール・チャーロVSデニス・ホーガン
クリス・ユーバンク・ジュニアvs.マット・コロボフ
エマニュエル・ナバレッテVSフランシスコ・ホルタ

などです。

アンディ・ルイスVSアンソニー・ジョシュア

一色な一週間だろう。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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