デビッド・ベナビデスVSケイレブ・プラント/ホセ・カルロス・ラミレスVSリチャード・コミー LIVE

真のマニアにしか響かない、海外の試合ですが、サバイバルモードは加速するばかり。

この2試合ほぼ同時なのでじっくり観れません。

デビッド・ベナビデスVSケイレブ・プラント

ベナビデスが積極的も、プラントのスキルと距離感がよくほぼ当たらない。
プラントが闘牛士のごとくベナビデスを捌いている。
巧いのはプラントで強いのがベナビデスといった感じ。

ビッグネームが大勢観戦している。タンクやメイウェザーの姿も。

ベナビデスにダメージはないが、おもうように攻められず
コントロールしてるのはプラントか。

空回りのベナビデスは、打ち合いしようぜとアピール。
プラントはスキルと距離でペースを譲らない。

プラントよくコントロールしているが自身のパンチはジャブくらいしか当たってなく
ベナビデスがラフに襲い掛かるのを捌くので精一杯
こちらもベナビデスを空転させるのがプラントの仕事っぽく、判定臭も漂う。

こっちは会場は77-77で互角だが
ベナビデスの荒っぽさにプラントがやや苦しい。
ダメージはプラントにあり。

プラントはパシャパシャパンチしかない。

バッティングかヒッティングでプラントが流血しており
見た目で不利になってきた。

ベナビデスは上手くないが、フィジカルで押している。

10回、両者死闘も
クリンチ中に強引にベナビデスが打ち込んでいきプラントは苦しい。
プラントも打ち返すがパワー差が大きい。
ベナビデスが強引にケンカで仕留めようとしている感じ。

中盤まで互角かプラントが上手く戦っていたが
ベナビデスがフィジカル任せで相手を潰しにいき、パワーでねじ伏せにかかっている。

ラスト

ポイントは後半とっているベナビデスだろう。
プラントは傷つきボロボロ。ベナビデスは無傷。

このフィジカルごり押しはカネロには通じても、ビボルには通じない気がする。

115-113
116-112
117-111

ベナビデス

ホセ・カルロス・ラミレスVSリチャード・コミー

終始打ち合い。
ラミレスが積極性でリード。
コミーのパンチも当たるがロープに下がらされている。
コミーが見せ場を作る場面もあるが、必ず反撃される。
KOパンチを当ててもラミレスは怯まない。
コミーは顔面狙い
ラミレスはボディーから
終始頭をつけた打ち合い。
とにかくラミレスがしつこい。

終始同じ打ち合いだが、慣れたかかみ合っているので、判定になりそうな予感。

11回に転んだようなダウンでコミーがカウントをとられる。
互角の打ち合いだったが、これで勝負ありか。

あまりにしつこいラミレスを前にコミーが自ら膝をつきギブアップ。
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デビッド・ベナビデスVSケイレブ・プラント

デビッド・ベナビデス
アマチュアボクシング:15戦 15勝 無敗
プロボクシング:26戦26勝(23KO)無敗
26歳

まだ26歳なんだな、188センチあるSミドル級の砦、カネロ戦を熱望しているが、素行の悪さやハイリスクローリターンなのでスルーされている。

ベナビデス
「もし、プラント程度に苦戦するようだったら自分に失望するぜ。」

ホセ・ベナビデス・シニア(父)
「もし、俺がレイノソ(カネロのトレーナー)だったら息子と試合はさせないだろうね。ゴルフやビジネスに夢中だからね。息子は100%ボクシングに集中している。カネロはあと数戦で引退するんじゃないか、でも、それまでに息子と戦わずにはいられなくなる。息子はまだ26歳だ。」

ケイレブ・プラント
22勝13KO1敗
30歳

プラント
「俺が、デカいベナビデスのプレッシャーに屈するという前評判みたいだけど、アンダードッグとして勝つのが好きなんだ。それを世界に示してやるさ。」

プラントはカネロに倒されたので、無敗のベナビデス有利というオッズは妥当だろうが、前戦ではノックアウトオブザイヤーになった鮮烈KOでアンドレ・ディレルを倒した。タイミングの芸術でプラントにもこんな面があるのだ。

華麗なテクニックではプラントが上回り、プラント自身も185センチと以外とデカいのだが、それでも、巨神兵のようなフィジカルで迫るベナビデスの手数とパワーが上回るとおもうが、果たして・・・プラントの幻術的なカウンターはさく裂するだろうか。

ホセ・カルロス・ラミレスVSリチャード・コミー

ホセ・カルロス・ラミレス
27勝17KO1敗

無敗の絶対王者も1度の敗北で仕切り直しを余儀なくされた。
4冠統一王者のジョシュ・テイラーにはダウンを奪われて負けるも、ダウンシーンは出会いがしらの目くらましのようなパンチで、不運でもあった。ゾンビのような精神力とタフネスで決して試合をあきらめないガッツのあるファイターだが、ややモーションが大きく精度にかける。しかし無敗でウェルター進出を目指していたくらいスケール感はある。

リチャード・コミー
30勝27KO4敗

ガーナの強打者は悲願の世界王者になったが、テオフィモ・ロペスやワシル・ロマチェンコなどのスーパースターにその座を全部奪われた。その後は常にサバイバルモードだ。大きな強打者だが、ライト級であり、ラミレスはSライトでもタフで名を馳せた男なので自慢のパワーだけでは通用しないだろう。ポイントメイクでも上回るファイトをしないとこの壁は突破できない。

しかし、ラミレスのコンディション次第ともいえ、試合はどちらに転ぶかわからない。7-3でラミレスだろうか。

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