久しぶりの書き込みだ。ドネアVSリコンドーまでは燃えない感じだ。
ティモシー・ブラッドリーVSルスラン・プロボドニコフ
パッキャオに勝ってひんしゅく買ったブラッドリー、試合枯れ、人気全然ありません。
あの試合は5ポイントくらいで負けてるし負けた方が後のビッグファイトの可能性も開けた。
ボクシングってつくづく難しいもんです。
相手は無名のロシア人だが、相当なアマの強豪だろう。野太い顔、体格でいかにもパワーがあってタフそう。
ブラッドリーはダウン奪われ微妙な薄氷の勝利。
またしても負けに等しい勝者となってしまった。敗者の方が得るもの大きいという・・・
彼はディフェンスマスターなので打ち合って派手な試合みせようとすると墓穴を掘ります。
すごい筋肉ですが俊敏な動きに役立つ筋肉であり、パワーはありません。チビだしスピードでごまかすボクシングなのでパワフルなスタイルは望めないでしょう。バッティングとスピードが特徴的な不人気ボクサースタイルになってしまいそうです。
ただ、メイウェザーもそうだが、負けそうで負けない、顔面を腫らしたりしない、そうとうに難攻不落な位置にいることは確かです。
完全に崩すのは難しいボクサーです。
ゲンナジー・ゴロブキンVS石田順裕
近づいてきました。
縦のサイズは石田の方が大きいが怪力、剛腕なゴロブキン、コンスタンチン・ジューのようなパワーでミドルを席巻しています。
誰と戦っても倒されない、石田のディフェンス、インサイドワークに期待します。とにかくジャブ、ストレートをつきまくり打ち合いに巻き込まれないことだとおもいます。
が、しかしレパード玉熊然り、日本人の長身選手は以外とコツコツショートが上手いんだよなぁ。石田も上手い。
しかしゴロブキンだけは過去最高のパンチャーでしょう。スタミナ切れを誘いたいが・・・
帝拳勢の試合
山中VSツニャカオ
強い相手です。WBA王者より断然強いです。だから相手にされない。速さ、上手さはツニャカオが上かもしれない。
負けは長期政権となったポンサクレック、ロリーに負傷負け。
パワー、体力に押されるとヘタってしまうちょっとフィリピンぽさを感じるところもある。
出てきた頃はノニト・ドネア並のフィリピンの天才の系譜をおもわせた。が、もうベテランの年齢、やっと2回目の世界戦、長かったね。
しかし山中の方が芯が強い、バンタムとしての風格、鉄壁さを持っているような気がする。
ポイントゲームの判定になればツニャカオ、KO勝負で山中と予想する。
三浦VSディアス
粟生の仇、ディアスはややおいしい王者だ。
ただ、粟生と同じ過ちを犯しそうでもある。ディアスのジャブ、いきなりの右ストレートを食うようだったら勝てないだろう。
内山戦の反省を生かし細かいパンチを被弾しない三浦に期待したい。
しかし三浦はテクニシャンというより左一発のボクサーだ。その一発狙いなボクシングになるような気がする
五十嵐VS八重樫
八重樫の方がずっといいボクサーに見えてしまう。パワーもスピードも。
しかしアマチュアでは五十嵐の全勝だそうだ。
身長差がかなりある。八重樫がクイックなファイター寄りに攻めて、ストレート系で五十嵐が迎え撃つ、そんな試合になるだろう。
八重樫が井岡戦のように軽い被弾をしまくって顔面腫らす、やや大味なボクシングにならなきゃいいけど。
八重樫KOか判定なら策がはまった五十嵐のポイントアウトと予想する。
ただこの試合は日本王座並だ。勝った方が世界へ羽ばたいて欲しい。