ブルーチップライアン/バーネットVSドネア・テイラーVSマーティン
LAS VEGAS, NV - SEPTEMBER 15: Boxer Ryan Martin poses on the scale during his official weigh-in at MGM Grand Garden Arena on September 15, 2017 in Las Vegas, Nevada. Martin will face Francisco Rojo in a lightweight bout at T-Mobile Arena on September 16 in Las Vegas. (Photo by Ethan Miller/Getty Images)

ライアンがたまたま2人出るのでこんなタイトルにしましたが意味はありません。やはり今回もオッズ通りの結果になるのか、それともアップセットは起きるのか、起きる要素も十分な気がするが、ノックダウン、KOがみられるといいですね、レベル高いから難しいかな。

かつてバンタム級を制したマルチ階級制覇のノニト・ドネアがこの階級を去って7年が経過したが、今週スコットランドのグラスゴーで帰ってきます。

ドネアは暫定WBOフェザー級タイトルマッチでカール・フランプトンに4月21日に12回判定で敗れました。

ドネア
「バーネットとは会食をしました。試合前にとても敬意を示してくれた好青年ですが、私たちはリングで再会します。」

キャリアでは”フィリピーノフラッシュ”ドネアははるかに熟練したファイターだが、現在35歳です。バーネットは現在26歳で身体的には最盛期です。

ドネア
「私はバーネットを過小評価していません。彼はタフで、全力で向かってきます。彼は狡猾でもあります。しかし私はこの階級がフィットしており、破壊的なファイターに戻っています。26歳であっても、私の力は脅威でしょう。2階級下げて、バンタム級で私のパンチ力は破壊的です。

私は既に多くを成し遂げてきた、キャリアのあるビッグネームです。勝つことができるとわかっています。

ケニーは私の学習意欲を喚起した。素晴らしい仕事、信頼関係で結ばれています。学習には限界がありません。」

ケニー・アダムス
「彼は既に王者です。彼の業績に追加作業しているだけです。」

ライアン・バーネット
「相手が強いほど自分を引き出すことができるからドネアを指名した。人生で私が望んでいるものをドネアは全て手に入れている。だからこそ私の狂気の飢えをこの相手にぶつけるのです。」

米国の”ブルーチップ”ライアン・マーティンは地元の”タータントルネード”ジョシュ・テイラーを倒すことに自信を持っている。

カリフォルニア州ビッグベアで著名なアベル・サンチェスの元トレーニングを積んできたマーティンは語る。

マーティン
「テイラーの地元で戦うことは気にならない。私にとってはいつもと違うリングというだけです。このリングでベストを尽くす。スキルを披露し勝利を掴みます。テイラーはいいファイターですが圧倒的なものはありません。私の方が速く、運動神経がよく強いと信じています。スピードの違いが鍵になるでしょう。

スコットランドのファンの反応は私が慣れ親しんだものとは違うとおもいますが、それをふまえて、戦いに集中します。私はボクサーパンチャーです。エキサイティングに闘ってファンを楽しませるのが大好きです。私には失うものがありません。プレッシャーはテイラーにあるでしょう。」

トップアマとして150戦以上してきたテイラーは、スコットランドのエジンバラのプレストンパンツという地方の労働者階級で生まれ、タフな環境で育ちました。タータントルネードというニックネームはそこから由来している。

テイラー
「私には戦士の遺伝子が宿っています。他の誰かに対し、身体的にも精神的にもチャレンジすることが大好きです。私のスタイルはハンドスピード、タイミングに基づいています。ハードパンチもありますが、私はノックアウトアーティストではありません。ダウンもダメージも与えることができますが、誰も私のようなボクシングをすることはできないでしょう。」

テイラーはロンドンでトップコーチであるシェーン・マクギガンと共にこの試合を迎える。

テイラー
「家族、妻(彼女)、ホームのサポートから離れてトレーニングしてきました。それが原動力となるでしょう。シェーンは世界的なコーチで素晴らしい人です。彼が私をより高いレベルに引き上げてくれるでしょう。」

より高いレベルとはWBSSの頂点、モハメド・アリトロフィーです。

テイラー
「私は世界レベルで自分を証明してきた。プレッシャーはありません。ジムでのパフォーマンスは素晴らしく、土曜日はその素晴らしいパフォーマンスが発揮されるでしょう。ライアン・マーティンはやや無名のダークホースですが、彼の試合をみてきました。彼はいいファイターです。タフな試合になるでしょうが、勝利を確信しています。私にはこのトーナメントを勝ち抜く能力があります。」

ライアン・マーティン
「この大会で優勝したら素晴らしい業績になります。テネシー州の私の故郷にとって大変な名誉をもたらします。勝って地元でパレードをして、ケンタッキー州ルイビルのアリセンターに行って、私のヒーロー、モハメド・アリを表敬訪問したい。」

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近日中に出てくるとおもいますが、第一シードでメインビジュアルでもど真ん中、大会の顔に起用されるライアン・バーネットのコメントがいつも少ないですね。この試合の展望や妄想はもう書き尽くしましたが、ファンの意見ではドネアはもう過去の選手、引退した方がいい。という論調です。本当にリングにあがってみないとドネアの本当のコンディションはわかりません。

そして、優勝候補でもある、ジョシュ・テイラーの底力もこの試合で証明されるでしょう。万能派で欠点の少ないサウスポーなので、その引き出しの多さで勝利するだろうとおもいますが、ライアン・マーティンは、まさにダークホース的存在で、どこまでやるか予想できない面があります。実績、キャリアでは劣りますが、体格、スケールは一番かもしれません。無敗にしてニックネームは”ブルーチップ”ですからね。有望な選手にして無冠の新鋭、たしかにこの大会で失うものは一番少ないといえる選手かもしれません。伸び伸び大暴れしてください。

ギリギリまで追いかけ、煽り、本番を楽しみたいとおもいます。
この興行のキーマンは、ライアンですね。(当たり前)

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