
3月9日WBOスーパーライト級タイトルマッチ。1月18日(日本時間19日)のホルヘ・リナレスVSパブロ・セサール・カノの勝者はホセ・ラミレスVSホセ・セペダの勝者、WBCスーパーライト級王者に挑戦できる手筈だが、モーリス・フッカーからもリナレスにラブコールが寄せられている。岡田VSベルトランの勝者はどこへ行く・・・
この試合はエディ・ハーンのマッチルームUSA、DAZNで放映とのことだが、熾烈なメディアプラットフォーム競争に勝つべく、魅力的な選手、コンテンツの取り合いが発生し試合が多く組まれている気がする。気のせいか・・・
ミッケル・レスピエレ
Mikkel LesPierre
20勝9KO1分
”スリックミック”と呼ばれるこの挑戦者は現USNBC WBCとWBC FECARBOXジュニアウェルター級王者だそうだ。知らん。
トリニダードトバゴで生まれ、6歳の時に米国に移住、ニューヨークブルックリンのイーストフラットブッシュで育った。友人の紹介ではじめたボクシングでは36勝13敗という成績を収めた。とても素早く滑らかなスタイル故に”スリックミック”というニックネームがついた。
マンハッタンのマウントシナイ病院のデータスペシャリストとして、フルタイムで勤務しながら世界ランキングを獲得したという。
少ないアマ歴ながらも多くのローカルタイトルに絡んでいるのでなかなか中身のある実力者だろう。
なるほどスリックで柔軟な身のこなしでいかにも黒人的なボクシングだ。
しかし既に33歳で世界ランク15位以内にはいなかったとおもう。
昨年、元王者のデジャン・ズラチカニンが45-1というオッズでメキシコのロベルト・ラミレスに敗れた試合の興行にレスピエレは出ておりそこで注目されたという。
トリニダードドバゴの病院勤務、フッカーにとっても簡単な相手ではなさそうだ。
色々なボクサー、色々なスーパーライト級がいるなぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=rjMNU3e0y-A