敵陣に名匠あり/井上尚弥VSエマニュエル・ロドリゲス

5/19(日本時間)の決戦が終わるまで細かく追い続けていきます。小ネタですが、エマニュエル・ロドリゲスのメイントレーナーはフレディ・ローチらしい。

井上陣営とロドリゲス陣営の火花が散っている。

IBF王者のロドリゲスが新しいコーチのフレディ・ローチの元、ワークアウトを行っている場面を井上尚弥の父でありトレーナーの井上真吾が写真撮影していると彼を押しのけた。

井上真吾
「尚弥のワークを終えて、オープンなワークアウトなので、普通に写真をとり電話をしていただけなのですが、相手陣営のスタッフがやってきて、リングを降りろ、撮影はやめてどけと押しのけたのです。紳士的とはいえない態度でね。ワークアウトというのは2人の訓練されたファイターを観る場所です。リングの外まで敵対的である必要はない。」

両陣営の緊張感は高まったが、井上陣営はこの感情をリングに持ち込むつもりはない。

井上真吾
「こんな些細な事で感情的になる必要はない。ロドリゲスと尚弥の問題だ。」

リングマガジン2018年のトレーナーオブジイヤーを受賞した真吾氏は語った。

ロドリゲス陣営は井上尚弥のワークアウトをみなかったが、ロドリゲス自身はコンディションがよく、スコットランドでやるべき仕事について声明を出した。

井上が有利と考えているメディアやファンに対して

ロドリゲス
「何人かの口を黙らせないといけないね。全てのラウンドを支配してノックアウトでも判定でも勝ちに行くつもりだ。」

井上尚弥自身はこの騒動を目撃していないが、いいコンディションと目の前の仕事に集中している様子を滲ませた。

井上尚弥
「コンディションはバッチリです。試合が待ちきれません。ロドリゲスをノックアウトするつもりです。何ラウンドとはいいませんが、遅かれ早かれそれ(ノックアウトシーン)は訪れるでしょう。みんなそれを期待しているのをわかっていますから。」

順調にきているようでよかったです。
ロドリゲスはキューバで長期トレーニング後、プエルトリコを出ないと言ってましたが、極秘で米国で最終調整を行っていたようです。山の中で本人もそこがどこかわからないと言う話だったので、アベル・サンチェスのビッグベアかなとおもっていましたが、この記事を読むと、

renowned coach Freddie Roach

とあるので、有名なフレディ・ローチにトレーナーを変えたか新たに契約したのだろう。

イバン・バランチェクもペドロ・ディアスと仲良く映った写真をみかけますが、辞退のゴタゴタと共に今は解消、フレディ・ローチと新タッグを組んでいます。

井上の敵陣にフレディ・ローチあり、益々燃える展開です。

そっかぁ、ロドリゲスもバランチェクもフレディ・ローチかぁ。
だったら、ジョシュ・テイラーと井上尚弥をまとめて応援しようかな。

実際、反フレディ・ローチの選手がオッズ有利、大会の本命でしょうが、ジョシュ・テイラーに関しては、バランチェクにとっては大きなアンソニー・イーギットに過ぎないんではないかと少し疑っています。それについてはまた別で・・・

今週末は朝4時半と早いですが、日本人ボクシングファンにとって今年一番大事な日となります。
5月19日とWBSSの決勝

この日のために生きてきたんだ・・・
果たして起きれるのだろうか・・・

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コメント一覧
  1. なんか記事が間違いで、ローチはあくまでバランチェクのコーチで、マニーの新コーチはウィリアム・クルスでは?という気がしてきました。
    プレスカンファレンスの様子を見てたら、そう思いました。
    違いますか??

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  2. なんか記事が間違いで、ローチはあくまでバランチェクのコーチで、マニーの新コーチはウィリアム・クルスでは?という気がしてきました。
    プレスカンファレンスの様子を見てたら、そう思いました。
    違いますか??

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  3. モロニーと試合した時にいたロド側のトレーナーにローチに似た人がいて、こりゃ?と思ったらただのそっくりさんだった。もしテテが辞退していなかったらメイ父もセコンドとしてWBSS参戦だったのに残念。

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  4. ローチは相手選手の特徴を消すのが上手いが、それで自己選手の良さもボケてしまう傾向がある。 ヒットの少ないポイントゲームの接戦で終盤までもっていかれるとやばいかも。 ロドが集中力を切らした一瞬に痛打一閃、中盤KOを期待するが、どうなるか? 

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  5. ローチは果たして井上の弱点を見つけたのか、そしてどういう指示を与えるかですね。
    気になります。
    パッキャオが変わったように、これまでのロドリゲスが参考にならないとしたら、恐いです。
    単純に予想すれば、カウンターをアッパーで合わせてくると考えるのですが、井上も十分に警戒しているだろうし、井上が息づまる技術戦、フェイントの応酬になる気がします。
    まあ普通に戦力を比較すれば、まずフットワークを含めたあらゆるスピード、そしてパワーで井上が上回っているので、井上があっけなく圧倒して終わる可能性のほうが高いとは思いますが・・・

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  6. ロドリゲスはローチで、井上は真吾さんか…セコンド対決だけならKO敗けですね。

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  7. まさか新コーチがあのフレディー・ローチとはね。一瞬目が点になりました。
    真っ先に思い起こすのがパッキャオが完勝した東西の優対決、ハットン戦です。
    デビュー当時のパックマンは、策というより、とにかく真正面から打合いに行っていたのが、彼がついたハットン戦での戦略は見事でしたからね。出てくるハットンの低い左のガードに合わせて、徹底的に右フックをカウンターで合わせるというフレディーの作戦がまんまと功を奏した試合でした。
    そのフレディーローチがセコンドに付いてる映像を当日見たら、少しビビるかもです(汗)

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  8. あとはロドリゲスの意図的なウェートオーバーだけが心配です。
    相当神経質になってるみたいだし勝つためなら何をしてきてもおかしくない。
    という下衆な勘ぐりをしている時点で私も神経質な程ワクワクしています。

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  9. 余りにロドリゲスの近況情報が少なかったので井上vバトラーを覚悟してました…無事試合が実現しそうで良かった。

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  10. ロドリゲスも自信満々で最高ですね。
    陣営はピリピリしてるみたいですが。
    「全てのラウンドを支配してやる」なんて
    大袈裟に聞こえない選手です。

    また井上自身もいつもより更に
    究極仕上げに見えるのでお互い言い訳無用。
    こんなワクワクする試合は歴代でもないです。
    待ちきれない!

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