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ゴールデンボーイの挫折に賭ける/バージル・オルティスVSアントニオ・オロスコ

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今週末も色々と試合があるでしょうがトップランクデビューのカール・フランプトンは直前の怪我で離脱。メインはこのカードかな、少し寂しい夏真っ盛り、だからレジェンドシリーズばかり書いている気がする。しかしこの試合は個人的にはなかなか楽しみなのだ。

体格差はかなりあるなぁ。

バージル・オルティス

13勝13KO

最近BOXRECが少しリニューアルされて完璧ではないが選手のアマチュアレコードが追加された。全レコードではなく最近のものだけなので、直近の試合、となるとハイレベルな大会、相手となるのでトッププロスペクトでも負けが多くて興味深い。

ゴールデンボーイ期待のパーフェクトレコード、バージル・オルティスでさえ、記録されている戦績は5勝2敗だ。アマではライアン・ガルシアにどうしても勝てなかったようで、プロでもそういう壁にぶちあたるだろうか。ガルシアとはスピードが違う。ライト級~ウェルター級あたりをさまよっているがまだ若く、体格もいいので今回の試合はウェルター級契約のようだ。

魅力はとにかく剛拳な事、大きな体でプレスをかけてコンビネーションを3発くらい当てれば相手は倒れてしまう。数々の猛者と戦ってKO負けが一度もないマウリシオ・エレーラを圧倒しはじめてノックアウトした。欠点としてはメキシコ系らしくスピード、リズムが一定でそんなに速くない。パワーはすごいが、スキルに特筆すべき脅威はないこと。まだ21歳

アントニオ・オロスコ

28勝17KO1敗

もう31歳なのだな。ウンベルト・ソトに変わってメキシコトップを走るライト級になりそうなところで減量失敗などで世界に羽ばたききれないプロスペクトの一角。唯一の敗戦はスーパーライト級2冠王者となったホセ・カルロス・ラミレスに挑戦し健闘するも明確に敗れた。
ダウンも何度か食い完全な実力負けだったが、並のランカーではないスキルと闘志をみせつけた。この試合でファンになった。オロスコには世界王者になってもらいたいな。かなりハイレベルな挑戦者だった。

しかし毎回減量苦のわりには小さい。身長170センチはバージル・オルティスより8センチも低い。ウェルター級の器じゃない。

若き強打者オルティスがその勢いのままにオロスコを攻略してしまうか、オロスコが大きな試練となって立ちはだかるか。勝てば両者に世界挑戦のチャンスがグッと近づくだろう。

個人的にはスピードもキャリアもスキルもオロスコの方が上、滑らかで好みだ。プロらしさ、ベテランらしい狡猾さも感じる。しかし時代はオルティス、オッズもこっちだろう。全KO、しかも圧勝ばかりのインパクトはすごい。

オロスコの場合、コンディションのよさが絶対条件だが、よく動いてオルティスに的を絞らせない、リズムとハイペースで攪乱できるような動きができれば勝てない相手じゃないはずだ。プレッシャーに耐えきれず、足をとめた打ち合いになってしまうとオルティスの強打が火を噴くだろう。

完璧レコードのオルティス有利な試合だろうが、オロスコの判定勝ちに賭けてみる。
170センチくらいの小さなメキシカンに強い伝統があることを信じて。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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