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階級別 スーパーライト

テレンス・クロフォードVSジュリアス・インドンゴ

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いつまでもクヨクヨしてはいられない。タラレバもない。今週はこの試合こそがハイライトなのだ。ボクシングの世界戦においては

4団体世界スーパーライト級統一戦
いいですね、てっぺんを決める試合がスンナリと決まる本場

インドンゴってこんな顔だったけな?

WBC WBO統一王者
テレンス・クロフォード(米国)
31勝22KO
29歳

好きかといわれると憎たらしいほど上手いし勝ちに徹する選手でもあるんで微妙ですが、その能力の高さはピカイチです。

階級が違いますが

ロマチェンコ
マイキー
クロフォード

誰が一番強いのよ?という領域です。
いや、クロフォードは小さな選手じゃなくエロール・スペンスに向かうべきなのかもとか・・・
アマではマイキーに勝っています。マイキーがそこまで強いトップアマではなかったからですが。
たぶんパッキャオを破ったホーンも問題にしないでしょう。

スイッチヒッターですが右がベースかなとおもいますが、相手を査定する慎重な出だしから、査定が終了すると闘牛士モードに入りつつ、倒せる相手ならとっとと倒してしまいます。左右自在ですが右構えの方がKOの意思がある時に感じます。
眼、勘、スピード、防御、タイミング、左右自在、能力最上位なP4Pトップ候補です。
五輪金のディアスにノーマスさせた実力が証明済みです。

IBF WBAスーパー王者
ジュリアス・インドンゴ(ナミビア)
22勝11KO
34歳

こちらは一転、一夜にしてヒーローになったシンデレラおじさん。
昨年まで一度も母国ナミビアを出た事がないローカルボクサーでしたが、敵地ロシアで無敗王者トロヤノフスキーを初回で失神させ、次は古豪のバーンズに12ラウンド何もさせず勝ち2冠

防衛戦など一度もせず、恐らく生涯唯一のチャンス、連続王者と敵地で戦い圧倒的な差で勝ちぬいてきました。地元判定などどこ吹く風の圧勝ぶりでした。

この試合は実力伯仲で予想が難しいというより一種のスタイルウォーズであります。

万能型アスリートのクロフォードに対し、極端なインドンゴのボクシングがどのように機能するかだけが見どころです。

インドンゴのボクシングというのが、長身、ロングリーチから左右をビュンビュン振り回してくるので、これが厄介で皆近づく事ができません。
右はロングフック主体ですがこれも振り回してくるので対処が厄介。必ず左につなげてきます。脇が甘いという欠点もありません。
さらには高齢なのに運動量豊富で終始エンジンかかりっぱなし。足がある。
大振りなので実は精度は高くなさそうですが、パワーがのっているのでガードしたり下がったり、対処しないといけないのだけど、そのパンチも足も止まらないもんだから、守りに忙しくなってしまいます。

共通の対戦相手でもあるリッキー・バーンズにとってはインドンゴの方が何もできなかった完敗であったろうとおもいます。

ですが、インドンゴに小細工はなく、パンチは常に大振り、勘のいいクロフォードであればカウンターをとれるし、いやな距離も足も克服してしまうだろうとおもいます。そうなった時(インドンゴのスタイルが機能しなくなった時)は一方的な差になる可能性が大です。

2冠王者同士の対戦といっても完成度の高さは雲泥の差なので変な試合になるかもしれません。

けれど、もちろん応援するなら34歳のインドンゴです。

クロフォードのアマキャリアをみると、アグレッシブ系の選手に敗れた過去があるので、やっぱりお見合いの技術戦より、グイグイ来るタイプに穴があるとおもいます。グイグイ系のディアスも全く通じませんでしたが、それでもヤケクソ気味のフックなど少しはクロフォードを捉えるシーンがありました。
ディアスがファイターなのに対し、インドンゴは超積極的なアウトボクサーでタイプが異なります。

鍵は足で、どっちが追う、プレスをかける展開に持っていくか、インドンゴのハイペースな運動量と振り回しパンチの嵐をクロフォードがどう捌いて料理するのかです。
クロフォードが苦労してロープ際でガード一辺倒なんてシーンを見てみたいものです。インドンゴがバックギアだとこの人の良さは消えます。終始忙しくステップしながら左右の大砲を放ちクロフォードを近寄らせず休ませず、組み立てさせない事だけです。

インドンゴが勝ったり、見せ場を作ったりしたら、ボクシング技術論に風穴を開けることにもなりそうです。先天的な能力、素質に左右はされますが、総合力を高めるよりも秀でた特徴の一点突破の方が効果的、強いことになるかもしれないからです。

KO決着になるかはわかりませんが、忙しくて緊張感のある試合にはなりそうです。

日本人ボクサーも格下でキャリアを積むのではなく、日本にいないタイプや勢い、スピードなど、落ち目でなく今が旬か上り坂の選手と戦ってみてから上を目指すべきとおもいます。

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