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究極のトライアル/ジャモール・チャーロVSマット・コロボフ/ジャーメル・チャーロVSトニー・ハリソン

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ボクシング裏街道マニアにとってはたまらない試合。この記事では挑戦者に好意的です。
コロボフとハリソンには敗北の過去があるが、いずれもスコアでリードしながらの逆転KO負けだったとの事。実際、ハリソンVSハードはハードに好意的なスコアがついていましたが、私もハリソン有利ではないかと感じておりました。

同じ過ちを繰り返さなければ、挑戦者にも大いにチャンスはあるだろう。
しかしチャーロ兄弟の特徴というのが、キレッキレのスピードとパワー、速攻なのだ。それを克服したらホンモノ、大物王者だ。

チャーロ兄弟はボクシングの未来、宝であると認めつつ、挑戦者応援の立場で見届ける。

大声で勇敢で生意気で傲慢、チャーロ兄弟を説明するのにふさわしい言葉です。爆発的で自信に満ち溢れ、インパクトがあり、尊敬されている、これも言えます。どちらも同じ結論になります。

この試合に注目しましょう。

ジャモール・チャーロ(27-0, 21 KO)は元々ウィリー・モンロー(23-3、6 KO)相手に防衛戦をする予定だったが、モンローに禁止薬物反応が出たために代役としてマット・コロボフ(28-1、14 KO)が抜擢された。

急な変更ではあっても、コロボフはこの日のアンダーカードのためにトレーニングしていたので大きな問題にはならなかった。162ポンド契約の試合ではあったが、前日計量でコロボフは159.8を記録しクリアした。

記録的にはコロボフはジャモールにとって過去最強の相手と言えます。300勝12敗、セルゲイ・デレビヤンチェンコやオレクサンドル・ウシクらに勝っているコロボフはアマチュアの巨人でした。現IBFスーパーミドル級王者のホセ・ウズカテギにも勝利しています。コロボフの唯一の敗北は2014年のアンディ・リー戦でしたが、逆転の一発を食うまではスコアカードをリードしていました。それ以来、コロボフは4連勝中です。要するに、多くの点で当初予定されていたモンローよりも困難な相手といえます。

ジャモール・チャーロはこれまでのところ、素晴らしくみえます。しかし彼はミドル級王者としてまだ証明されていないと言われています。ミドル級のエリートらとの闘いがないためです。コロボフに勝っても、その疑問が解消される事はないでしょうが評価は益々高まることでしょう。

チャーロはこれまで5人の対戦相手のうち4人を1分足らずで倒しています。このような破壊的なノックアウトをコロボフ相手に追加できるでしょうか。

ジャーメル・チャーロ(31-0, 15 KO)は別団体の統一王者ジャレット・ハードとの対戦を目指している。それは間違いなく今のスーパーウェルター級で最高峰の戦いでしょう。しかしだからといって、対戦相手のトニー・ハリソンを甘くみているとしたら愚かなことです。

テクニック、パワー、リングIQ、トニー (27-2, 21 KO)は全てを持ったファイターです。

トニー・ハリソンの一番の問題は、スタミナであるといわれている。スコアカードでリードしながら、彼は2つの敗北共に9ラウンドで相手にストップされています。しかしこの試合に備え、その問題は解消されたと言います。

トニーが12ラウンドにわたって一貫したペースを保つことができるのであれば、王者にとってトラブルを引き起こすでしょう。

多くの人は、チャーロ兄弟にとって、コロボフもハリソンも簡単な相手、踏み台に過ぎないと判断していますが、両試合ともに事前予想以上に厳しい試合になります。チャーロ兄弟がこのまま勢いを加速させるとしたら、土曜日の夜は2つの大きなチャレンジを克服しなければならないでしょう。

サイドストーリーを知る者にとっては、挑戦者、コロボフやハリソンを応援せずにはいられないが、己の集大成を全力でぶつけ、それでも勝てないのであれば仕方ない。現実を認めるしかない。

チャーロ兄弟の電撃的なハードラッシュに捕まることなく、全てをぶつけてくれればそれで満足だ。王者も挑戦者も好きな私としては。

見届けよう。
この試合の中にこそ、ベストがいるかもしれない。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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