昨晩は目覚まし鳴る前に起きて長谷川戦を堪能しました。
そわそわして眠れなかったのだ。
編集する時間があったのでしょう、いい放送でした。特に最後「おめでとう長谷川穂積」みたいなナレーションはよかった。
日本人の溜飲が下がるおもいの昨晩でしたが、ボクシング界においてはただの日本クオリティ。
こっちの試合の方が大きなお金と期待値に溢れた重要な試合でしょう。
WBO世界Sウェルター級タイトルマッチ
リアム・スミス(英国)VSサウル・アルバレス(メキシコ)
WBO世界クルーザー級タイトルマッチ
クリストフ・グロワツキ(ポーランド)VSオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)
これ、間違えそうですが挑戦者の方がある意味ビッグネームですね。
オッズも挑戦者有利なんじゃないでしょうか?カネロは今回挑戦者ですよ。
リアム・スミス(英国)VSサウル・アルバレス(メキシコ)
特例体重でミドルの王者になり、ビッグネームのコットやカーンに勝って大儲け。
負けてないのに返上して挑戦者と何がしたいのかさっぱりわからないカネロですが、ここまでやるとなると
GGGが怖い
の一言で片付きます。
だったらそう言えばいいのに、余計な挑発や強がり発言をするなよー。
それでもカネロはお金になるからいつも特別待遇。すぐに手ごろな王座に挑戦させてもらえます。
今回選んだ(間違いなくカネロが選んだ)リアム・スミス。
ボクシング兄弟で本当は弟さんのカラム・スミスが一押しなんですが、リアムさんもなかなかのものです。
ですので、アップセットを期待しております。
訂正:米国開催か、アーリントンって。
この兄弟はカラムしか熱心にみておりませんが、ボディ打ちが上手い。
白人なので黒人のような俊敏さがあるわけではないが左ボディからのアッパーとか日本人が真似できないパンチを得意にしております。
そしてかなり好戦的でエキサイティング。
カネロは最近の傾向からしても、最初はアウトボクシングで慎重にやっていくでしょう。
最後までそのスタイルで通すかもしれません。
打ち合い、ブルファイトは実は両者の新骨頂でもありますが、連打の中にアッパーやボディを交えてくるリアムは結構怖いとおもいます。
後はどっちが頑丈でパワフルかでしょう。
打ち合いになったら白熱するとおもいます。逃げてややカネロか。KOでリアムか。
このスタイルでKO率があまり高くないので、きっとカネロの方がパワフルなんでしょうが、アイドルは好きじゃないんでリアムを応援します。
クリストフ・グロワツキ(ポーランド)VSオレクサンデル・ウシク(ウクライナ)
クルーザー級で欧州勢ですから日本ではよほどのマニアしか知らない世界。
ウシクはロンドンヘビー級金メダリスト。プロ9戦全KO
アマの実績では格下のグロワツキですが、プロ向きで勇気もパワーもあるサウスポー
マルコ・フックの牙城を崩し未だ無敗の期待できる選手だ。
体格と技術はウシクだが、パワーはグロワツキの方がありそうだ。
判定でウシク、KOでグロワツキかな。
個人的には昨年の年間最優秀試合はグロワツキだ。
アマの名残を残すウシクより雑草根性のグロワツキを応援している。
ウシクは実績はエリートでも顔は狂気のモンスターみたいで怖いけど。
これもグロワツキのスタイルからしてエキサイティングな試合になるんじゃないかな。
ポーランド開催なのもポイントです。
まだ昨晩の余韻を引きずっているし、日本人と関係ない世界なので、ボンヤリ観戦できればとおもいますが、カネロの階級はたしか亀海VSカラスの契約体重と同じだっけ?と考えると果てしなく強烈な世界ですね。