"BUD"isBack テレンス・クロフォードVSジャロン・エニス

井上かクロフォードか論争で沸いているようですが、個人的にはどうでも良い。井上自身もそうなのではないか、ただもっと強い自分をみせたい、それだけ・・・。一ファンはそれで幸せ。

692
テレンス・クロフォードVSジャロン・エニス

テレンス・クロフォードが昨年7月にエロル・スペンス・ジュニアに勝利して以来、5か月ぶりにジムに戻ってきた。

エルビス・プレスリーのような新しい髪型をした36歳のウェルター級統一王者クロフォード(40勝31KO)はSNSに「Back to business as usual(いつも通りのビジネスに戻る!)」と投稿し、彼が注目している試合が控えている可能性を示唆した。カネロ・アルバレスとの大金ファイトを実現させるというクロフォードの夢は叶わないままかもしれない。

エロール・スペンスがクロフォードのキャリア初のメガファイトを祝福したのは素晴らしいことだが、願わくば、これが、ネブラスカ州オマハ出身のクロフォードを甘やかし、メガファイトが無限に続くと思わせていないことを祈りたい。

クロフォードが短期的に手にする可能性が最も高い試合は、無敗のIBFウェルター級チャンピオン、ジャロン・エニスである。彼は、フロイド・メイウェザーJr.がオスカー・デ・ラ・ホーヤをスーパースターになるための道具として利用したように、テレンスを踏み台にする相手だと多くのファンが感じている。

クロフォードは、負けることを恐れてブーツとの対戦を鼻にかけ、低報酬の試合を受けることになるのだろうか?クロフォードは松明を手に、スペンスのようにカネロが祝福してくれるのを待っているわけではない。カネロはすでに昨年5月、ジャーメル・チャーロという小柄な男を倒しているが、彼を倒した後、ファンからの評価はゼロだった。

クロフォードはビジネスに集中している。

ダニー・ガルシア
「クロフォードが怖がっているとは絶対に思わない。彼にとってはビジネスなのだから、金銭的に納得がいくかどうかだ。彼は36歳だ。40勝0敗で、2つの階級で素晴らしいキャリアを持っている。彼はおそらくジャロン・エニスがその座を獲得したときに、自分が経験してきたキャリアやレベルを飛ばしていると感じているのだろう。」

ダニー・ガルシアは、クロフォードが最大のチャンスであるにもかかわらず、ブーツ(31勝28KO)との対戦に興味を示さない理由について語った。

ガルシア
「ボクシングではすべてが理にかなっていなければならないが、クロフォードにとっては(ジャロン・エニスとの対戦は)理にかなっていないと感じているのだろう。みんな何百万ドルももらいたいんだ。だからこのような試合をするのは難しくなっているんだ。」

ただ突出して強いだけでは足りず、同時期にライバルがいてこそ熱狂でき、伝説となる。

パッキャオにはメキシコの3人や階級を超えたありえないライバルとの邂逅があり、デラホーヤやメイウェザーもタイミングが微妙とはいえ可能な限りの相手と試合をこなしてきた。

カネロも同様、もう相手を選んでいる状況ではなくなってきた。デビッド・モレルやクリスチャン・エンビリなど、下からの突き上げも無視できない。

井上尚弥は可能な限りの相手を圧倒し続けているが、強すぎてライバルがいないというのが指摘されているし、たしかに大物はいない。身長185センチのラファエル・エスピノサを倒したところで相手はまだ無名の新米王者だ。

井上尚弥とP4Pナンバーワンの座を争う、テレンス・クロフォードがメイウェザーに比べて地味で不人気なのは性格にもよるが、そういうライバルストーリーが欠如しているからだ。試合内容はメイウェザーより素晴らしいというのは個人的な意見だ。

エロール・スペンスだけがそんなクロフォードに唯一の栄冠をもたらしたライバル、ビッグネームといえる。

しかし厄介なことに、もう一人のスーパースター候補が台頭してきた。

ジャロン・エニス
32戦 31勝 (28KO) 無敗 1無効試合

キャリアは豊富といえるが、26歳と若く、エニス自身の全貌も弱点もまだわからない。しかし試合をみるたびに、この男はスペシャルだと感じずにはいられない。ここまで全ての試合で相手を見切り、余裕で勝っている。只者ではない特別な才能だ。アマでなぜかアントワン・ラッセルだけに負けているのも面白い。その他は全勝なんじゃないかな。

この記事は

メイウェザー=エニス
デラホーヤ=クロフォード

という構図で書かれている。

クロフォードはエニスを引き受けることはあるのだろうか?

こういう事実が目の前にある限り、個人的には井上尚弥がP4Pのナンバーワンなのだ。
同じ時代、年齢は10歳以上離れているが、ライバルに恵まれるというのはラッキーだ。

是非

テレンス・クロフォードVSジャロン・エニス

の実現を願う。

お金がネックなら、サウジアラビアに打診すればいかが?

井上がフルトンで2冠、タパレスで2冠というのなら、クロフォードもインドンゴで2冠だ。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
9
いいね
いいね
23
ハハハ
ハハハ
6
うーん
うーん
4
がっかり
がっかり
0
最低
最低
0
コメント一覧
  1. 「クロフォードにとってエニスはリスクが高く、クロフォードがエニスを避けている」という意見は安直だと思う。
    クロフォードだって長年ビッグマッチを渇望してきて30代後半になってようやくそのチャンスを手にした。
    実力的には30歳前後でウェルター統一できる実力はあったにもかかわらず。

    クロフォードにとって、(その実力はあるかもしれないが)階段を3段飛ばしで駆け上がってウェルター統一王者の自分と対戦しようとするエニスの要求を受け入れる理由がない。

    それに彼はもうピークアウトしているかもしれないし、あと数戦以内に衰えが顕著になる可能性も高い。そんな残り少ない貴重な時間の中で、ようやくドル箱スターになった今、稼げない上に自分の名誉を与えてくれるわけでもないルーキーに一方的にチャンスを与える義理はないし、それを「避けている」と表現するのは違和感しかない。

    リスク云々を言うなら、ずっとその時戦える最高と戦い続けてきてようやくこの座を手にしたクロフォードにそれはあまりにも酷だと思う。

    1
    0
    • しかしアンケートの結果が物語っています。
      ファンが注目する試合なのでファイトマネーは上がっていくのではないか?
      エニスは安いと決めつけてはいけないです。

      それこそサウジアラビアに打診してはいかが?

      0
      0
    • こういうのは、クロフォード個人以上に陣営の意向が大きいのではないですかね?
      自分は決められた試合をやるだけ、という選手沢山いますからね。
      陣営が、その選手の引退までの合計の儲けを最大にする様に考えてマッチメイクしようとするから?
      エニス戦についてはファイトマネーはそう望めないが、リスクは最も高い。最も高い、というのは相対的にということで、クロフォード個人がエニスを恐れている、という意味では、誰も言ってないと思うが。

      この辺に関しては、一人の選手の儲けが最大になる様にマッチメークする、のでは無くビッグファイトをバンバンとやって、全体を活性化する方向に進めば、パイが大きなって結局一番儲けられると思うけど。

      0
      0
  2. エニスvsクロフォードは2回流れてるらしい。
    エニスはクロフォートへの指名挑戦権を持っていたのに、クロフォードが手放したベルトを得たことで、指名挑戦権をなくしてしまった。そしてクロフォードは高額なファイトマネーを求めてカネロ戦を熱望中。エニスではファイトマネーが低すぎるのでやりたくないらしい。
    アメリカ人ボクサーとファンは試合をやらない理由を見つけるのが上手

    0
    0
  3. 直訳で、読みづらいのは置いといて。

    クロフォードは年齢から考えれば、年に何回もピークを作れないキャリア終盤に差し掛かっているので、勝敗や強さは2の次でビッグマッチを優先するでしょう。
    ファンからすれば、ドーピング野郎よりもエニスやオルティスを見たいと思うけど。

    0
    2
  4. クロフォードは強いけど不思議と対戦を避けられる選手ではないです。メイウェザーも大金とパワーレスでやりたくないという選手はいなかったですが。怖さがないんですかね。

    1
    0
  5. キャリア最高の勝利が階級下のリピネッツなんて選手とクロフォードがやりたがるわけない。
    エニスもせめてウェルター級の元王者を倒さないと話にならんでしょう。

    5
    0
    • エニスとやってやるという選手がおらず相手選びが大変らしいですよ。キース・サーマンがやると言ってましたが消えそうです。次はウガスに勝ったマリオ・バリオスが有力です。

      3
      0
  6. 金が安いからやらない

    つまり

    安いわりにはリスクが高い

    と感じているのは間違いないね。

    3
    1
  7. クロフォードが5ヶ月もジムワークをしていないことが、気にりました。
    管理人さんが書かれた、井上か持っているある飽くなき向上心の様なものが無いかも知れません。年齢も大いに関係すると思いますけど。
    とすると、エニス戦は無さそうに思えます。
    エニスと戦って完勝しても、クロフォード凄い、とはならず、エニスはそこまで凄くは無かったね、となるでしょうから。
    エニスは現実的な対戦者ではリスクは最も高いけど、リターンはさほど大きくない。なので、やるかどうかは、ファイトマネー次第か。

    井上については、ベテルビエフのパンチの技術を少しでも取り入れたらさらに凄くなるんじゃないか、と妄想中。

    1
    7
  8. 正直エニスにスペシャルなものを感じない
    強いことは間違いないが、せいぜいスペンスと同レベルだろう
    クロフォードとやったら何もできず破壊される

    5
    6
  9. スパーしたことあるか、ないにしても人の噂で互いのヤバさ、強さの情報はインプット済みかと。

    0
    1
  10. エニスは上手いだけじゃなく、破壊的なので、KOされる心配もあり怖いですよね。メイウェザーはパワーレスで怖さがなかった。KOされると痛いですもんね。エニスはやりたいと言い、クロフォードは逃げる。これはアカンですね。

    2
    2
  11. エニスの映像みてて、見切りとか反応は那須川に似ている。こんなパワーがあれば那須川もエニスっぽい。

    2
    11
コメントを残す

※相手に対し失礼だとおもわれるコメントは削除される場合がございます。

おすすめの記事