リアルディール/ウェルター級トーナメント

WBSSではないですし、トップ選手ではなくその下に位置するランカー同士のトーナメントですがただ待っていてもチャンスは訪れない選手にとって、こういうのは非常に意義のあるものだとおもいます。やはりWBSSの影響か?

ベストになるにはベストに勝たねばならない。
ボクシングの本質に近い戦いであるとおもいます。

出場予定選手

フェリックス・ディアス(ドミニカ)
19勝9KO2敗

クリス・バン・ヘールデン(南ア)
25勝12KO2敗1分

フレドリック・ローソン(ガーナ→アメリカ)
26勝21KO1敗

ラジャブ・ブタエフ(ロシア)
8勝6KO

ブラッド・ソロモン(アメリカ)
27勝9KO1敗

ティモ・シュワルツコプフ(コソボ→ドイツ)
18勝10KO1敗

デリック・クエバス(プエルトリコ)
16勝13KO1分

バイシャンボ・ナシユウラ(ウルムチ→中国)
13勝6KO1敗1分

さらに負傷などの補欠要因としては

マウリシオ・ピントール(メキシコ)
20勝13KO3敗1分
ルぺ・ピントールの甥っ子

パディー・ギャラガー(イギリス)
13勝8KO3敗

セルゲイ・ラブコビッチ(ロシア)
7勝6KO

フランシスコ・サンタナ(アメリカ)
24勝12KO6敗1分

がセットされています。

よくぞ集まったというくらい多国籍です。
ここで勝ち抜いたものが暫定王者、あるいは筆頭挑戦者、世界未満とはいえ、一定の格付けをされて然るべき。長い、長い戦いになるだろう。元世界挑戦者や、その手前でたった一度挫折した者、無敗でもなかなかチャンスに恵まれないボクサーにとっての夢の舞台。

個人的注目は、トップアマでWSBでも活躍した、ラジャブ・ブタエフ(アマ304-12、東京五輪に出るかもしれないとか)アマではアンドラーデも破ったブラッド・ソロモン(もう引退したかとおもった。ポノマレフにSD負け)

ですが、誰が勝ち抜くかは全く読めません。

ナシユウラの唯一の敗北は接戦でしたが日本の内藤律樹です。大柄な彼はウェルター級で勝負するんだな。彼がどこまでやれるかもみものです。観戦できるかわかりませんが、こういう真剣ファイトを期待し応援したいとおもいます。

このトーナメントの仕掛け人は”リアルディール”イベンダーホリフィールド。彼はどちらかというと日の当たらない、挫折あるボクサーを支援しています。

ホリフィールド
「この大会は世界の才能豊かでハングリーな男たちのチャンスです。初戦の組み合わせはファンの投票で決めます。見たい試合を選ぶ絶好の機会です。」

こういうトーナメントに、挫折した天才たちはチャンスを賭すしかない。
彼にも機会を・・・

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