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超絶フックでどこまでも/エギディウス”ミーンマシン”カバラウスカス

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アマチュア、プロ、一筋縄にはいきません。成功したトップアマも挫折したものも、どこまでその才能を修正し磨いていくかにかかっています。超プロ向きとおもわれた、超絶フック野郎は夢を実現できるでしょうか。

NABFウェルター級王者、リトアニアのエギディウス”ミーンマシン”カバラウスカス(20勝16KO)は世界初挑戦に向けて、11月16日にアレックス・サウセドVSモーリス・フーカーのWBOスーパーライト級王座戦の前座で試合を予定しています。相手はニカラグアのロベルト・アリアザ(17勝13KO)です。

カバラウスカス
「この試合に勝って、世界王座という最終目標に近づきます。アリアザは危険な相手で油断はできません。アクション満載の試合になるでしょう。そして必ず勝ちます。」

リトアニアのカバラウスカスは2008年~2012年の間に約300戦ものアマチュアキャリア、オリンピック代表を経て2013年にプロになりました。元世界王者のデビッド・アバネシャン、ファン・カルロス・アブレウらに勝って全勝をキープしています。

ニカラグアの28歳、ロベルト・アリアザはサミー・バレンティンに開始20秒のKO勝利を含む2018年は2勝をあげています。バレンティンとの試合でWBOインターコンチネンタル王座を獲得しています。カバラウスカスに勝てば世界挑戦の道が開けるでしょう。

ミーンマシーンというのは、「男根」かとおもったけど、そうじゃなく、無敵の奴とか情け容赦なく強いというような意味があるようです。カバラウスカスはデビュー当時は超絶フッカーでパンチも恐ろしいほど強く、化け物かとおもいましたが、最近レベルがあがると冴えないです。ファン・カルロス・アブレウというのがとても奇妙でやりにくい選手でしたが、爆裂フックは空回り、流血にも悩まされて、負けや引き分けでもおかしくない凡戦でした。

五輪組の成功と挫折、村田の完敗を受けて、今までややトップアマチュア偏重であった自分の見方も変わってきました。

やはり、複雑多様なプロに合うスタイル、修正、努力が必要です。396勝1敗の帝王、ロマチェンコですら、不運な1敗を経てスタイルを模索し続け今があります。カザフスタンやウズベキスタンからメダリストが続々とプロになっていますが、彼らの格下との試合をみても、やっぱりアマチュアでは下であったろう、テレンス・クロフォードやエロール・スペンスの方が強い、成長、キャリアが違うと感じてしまいます。

カバラウスカスは超絶フックのパンチャーなので、そんなトップアマの中でもプロ向きと注目していましたが、やっぱりこの超パワーに対抗する難解な選手はたくさんいるようです。30歳、無敗で世界は近づきましたが、今一度昔の勢いと成長をうまく昇華させていかないと世界は厳しい、ましてやクロフォードやスペンスは遠いと感じます。

対する、アリアザ、昔から一応チェックはしていました。

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ニカラグアのウェルター級はあまり聞かないのでノーマークでしたが、あれから全勝、米国でも結果を出しています。ここ2戦は強豪に勝っています。(その一試合がわずか20秒KOというもの)その戦績とパワーは間違いなさそうです。

しかし、ボクシングスタイルは極めてオーソドックスで、右パンチャー型で奥の深いものではなさそうなので、カバラウスカスとは噛み合いそうである。そして回転力はカバラウスカスにある。

昔は、GGGよりGGGっぽい。超絶恐怖のミーンマシーン、カバラウスカスこそ世界王者になると確信しておりましたが、今は、同じトップランクでも、最速ホルモン男のアレクサンダー・ベスプーチンなどに目移りしていますが、それでも、こういうパワフルなフッカーが、今の黒人を中心にしたトップにどこまで通用するか、特にクロフォードとカバラウスカスの試合などは究極のスタイルマッチなので、世界挑戦まで見届けたい、そしてミーンマシーンのKO勝利を期待したい。

これから続く、ロシア圏のトップアマのためにも、カバラウスカスがどこまでいけるかは目が離せません。

ジェイソン・ステイサムがボクサーだったらこんな感じだろう・・・勝手な妄想です。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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