直前のレジェンドインタビューで、ウィンキー・ライトが年齢によるわずかな反応の衰えが一気にスペシャルなものを普通に変えてしまうと言っていた。サーマンのミット打ちは跳ね返っていたがパッキャオのそれはスピードがあるだけで跳ね返っていなかった。(つまり軽いとも)
この試合で気になるのはパッキャオにダメージなく試合を終えて欲しいこと。
サーマンは最近ブランクやヘタレぶりをみせているが、ウェルター級で鼻差だけリードしてきた実績があること。
それでも直近の試合のコンディションで真面目にパッキャオを支持したい。
強い時のサーマンが相手であったとしてもだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
サーマン | 8 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 9 | 10 | 10 | 112 |
パッキャオ | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 10 | 9 | 9 | 115 |
パッキャオは控室でガウンを着ながら食事している。
今食うんですか?
スペンスとポーターがそろい踏み。豪華。ゲスト解説はワイルダー
テオフィモもスペンスも坊主の方が似合う。
パッキャオの人気はすさまじい。
ウェルター級最強を問う試合ではないが偉大だ。
サーマンも大きな方ではないのだが、アマではアンドラーデがライバルだった立派なウェルターなのだ。パッキャオに比べればデカい。
ボディが鍵かもよ、パッキャオ40KOなるか。28回目の世界戦。
パッキャオは必ず初回からいく。
https://twitter.com/i/status/1152805484644057088
1R
サーマンの体格と圧を前に苦労しているパッキャオ
サーマンの右ストレートがいい。
しかし踏み込んで接近戦になるとパッキャオの回転力が速い。
初回終盤、パッキャオの踏み込んだ右フックでサーマンダウン
効いたものじゃないがビューティフルダウン。
さすがや。
パッキャオ10-8
2R
心理的にパッキャオが有利になったのではないか。
サーマンのパワー、圧力の方が強いが
パッキャオの方がパンチの回転力があり
ダウンを奪った右フックのタイミングがいい。
終盤には左も浅く当てる。
パッキャオがノッテいる。
マルケスにやられた逆転カウンターみたいのが怖いが、それ以外はパッキャオ
パッキャオ10-9
3R
パッキャオがロープに下がるも打ってこいと誘っている。
やはり回転力とタイミング、特に右フックが効いている。
圧力はサーマンだが試合を支配しているのはパッキャオ
パッキャオ10-9
4R
サーマンがプレスをかけて打っていくが
打ち返すパッキャオのボディやコンビネーションが鋭い。
体格差、パワー差、距離がいかんともしがたいが、動いてコツコツパンチを当ててるのはパッキャオ.
少し当たりが浅いか。
サーマンのボディも当たるが威力はどの程度か
パッキャオ10-9
5R
もうサーマンに戦前の余裕はないだろう。
前には出るが手が出てるのはパッキャオか。
少しサーマンの圧力とパワーにパッキャオ被弾が増えた。
ロープに詰まるとパッキャオ分が悪いが
リング中央ではパッキャオのファイトの方が多彩で躍動感がある。
サーマンは勝負をかける時かもしれない。
かなり効いているようにみえる。
前半サーマンのパワーがよかったが、後半パッキャオにやられた。
サーマン鼻血
パッキャオ10-9
6R
パッキャオは少し狙いにいったか
サーマンの攻勢と回復を許してしまう回になった。
しかしサーマンはもう懸命
サーマン10-9
7R
ゴングと同時にサーマンが仕掛ける。
パッキャオは爆発のタイミングを狙っているようだ。
パッキャオ少し疲れ効いたかスピードが落ち
サーマンのボクシングが機能しだした。
最後にパッキャオの反撃もあったが
サーマンのクリーンヒットが上回った。
そろそろダウンシーンがありそうな気配。
サーマン10-9
8R
互角の打ち合いになってきた。
最後にサーマンの軽い右が2発ほどパッキャオを捉えたが
全体としてはパッキャオのコンビネーションが上回った。
パッキャオ10-9
9R
パッキャオが疲れて踏み込めなくなってきており
サーマンのボクシングの方が機能している。
打たれると打ち返すパッキャオだが全体的には
サーマン10-9
10R
必ず序盤サーマンが飛ばすようになってきた。
パッキャオはスピードとタイミングを失い
サーマンが仕掛けてきた時に打ち返していく展開。
サーマンはサウスポーになったりしてやりすごしているが
パッキャオのボディがかなり効いたよう。
倒れそうにもみえる。
しかし攻守は入れ替わる。
ボディでサーマンを効かせ見せ場を作った
パッキャオ10-9
サーマンはボディで倒れるんじゃないかな。
.@MannyPacquiao with a massive body shot in the 10th!
— FOX Sports: PBC (@PBConFOX) July 21, 2019
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11R
パッキャオは回転力とボディで仕留めたい。
サーマンはダメージをごまかしながら攻勢を強めたい。
サーマンのボディがキツそうなのはもうバレている。
サーマンは疲れているが頑張って攻め、いい右ストレートを当てた。
サーマン10-9
12R
もう最後か
パッキャオがポイントリードしているとおもうがわからない。
ここを明確にとった方の印象がいい。
両者意地をみせるもパッキャオの方が積極性で上回ったか
しかしサーマンの右の方がクリーンにヒットした
サーマン10-9
ダウンも奪ったし僅差でパッキャオじゃないかな。
効いたシーンもみせなかったし
しかしサーマンの体格とパワー、スキルはパッキャオがコントロールするには厄介で
年齢によるスタミナ、スピードの劣化もあり後半はサーマンだった。
ギリギリパッキャオだとおもう。
114-113サーマン
115-112パッキャオ
115-112パッキャオ
2-1でパッキャオ
恐るべし巨星
サーマンも祝福
初回のダウンが効いた。
パッキャオは来年試合する
サーマンはリマッチ希望
ヨルデニス・ウガスVSオマール・フェゲロア
ウガスの方がウェルターとしての実績も実力も上だとおもうが、ここまで無敗のフェゲロア家流ボクシングがどこまで通用するのか。相変わらず身体が緩そうにみえるフェゲロアだが独自のあっち向いてホイパンチとスイッチ、クロスアームで攻めていく。が、ウガスの右ストレートをガードしきれずダウン。その後も右を食う。頬がもう腫れている。フィゲロア家流ボクシングが嫌いじゃないが、弟君のように体格やフィジカルが伴って通用する奥義だとおもう。ウェルターでは何もかもが足りず、泥試合提供型になってしまっている。フィゲロアが粘っているが、何をしてもウガスを効かすことは出来ずといった展開。ウェルターじゃないんだ。判定まで粘ったフェゲロア家元流の拳闘術は流石だった。
Watch the RD1 knockdown by @YordenisUgas again. We're half way through the fight with a lot more action to come. #FigueroaUgas #PBConFOXPPV
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) July 21, 2019
ORDER #PacThurman NOW 📺: https://t.co/RZ2n3xjBEn pic.twitter.com/pgZ89bKFpr
セルゲイ・リピネッツVSジャヤール・インソン
インソンはモリナの代役だがよく代役が務まったな。フィリピンから来たのかな。日本王者に勝っているので侮れないがその上のレベルでは負けている。パッキャオにいいバトンが渡せるか、フィリピン人は不気味。インソンの方がウェルター級として体格がいいが、隙のあるフォーム。リピネッツの突進をフットワークで避けているが恐る恐る。2回、リピネッツの左フックカウンター一発でダウン。元気に立ったが元々代役で実力差があるとみたレフリーは早めにストップ。ノックアウトだけがリピネッツのウェルター級での活路だろう。スキルでは生き残れない。
カレブ・プラントVSマイク・リー
プラントはスーパーミドルにしては小さくパワーレスに感じるが。軽量級より速いのではないかというほどしなやかで天才肌のボクシングを魅せる。特に序盤はキレており、初回、いきなりの左フックでリーからダウンを奪う。
リーは学業、ビジネスでもエリートな人気者のようだが、筋肉質で重そうなパワーを感じるがボクシングは努力型でガードを固めてどっしり構える。プラントの速さについていけない。3回プラントの右、その後左フックで連続ダウン。最後は開き直って攻勢に出るもまたプラントの左一発に沈む。レフリーが止めるもスッと立ち上がったリーはまだまだ出来ると怒っている。
プラントの完璧でビューティフルなノックアウト勝利。
前半のスピード、キレとタイミング、スキルは素晴らしいが、相手は元気に立ってくるのでパンチが強いという事ではないのかもしれない。後半疲れた時のスタミナ、耐久力が未知数な以外は完璧だった。カネロより強いかもしれない。
[st-card id=76268 ] [st-card id=78430 ]#ANDSTILL‼️ @SweetHandsPlant reigns 👑 as IBF Super Middleweight champ. 🥊💥🏆 #PlantLee #PBConFOX pic.twitter.com/GBqn9ROXXx
— Premier Boxing Champions (@premierboxing) July 21, 2019