それでも我らウェルター級新時代/ジャロン・エニス、ベスプーチン、ブタエフ、オルティス、そしてガブリエル・マエストレ
Alexander Besputin and Radzhab Butaev Weigh In ahead of their fight for the vacant WBA World title at the Casino de Monte Carlo, Monaco on Tomorrow night. 29th November 2019 Picture By Mark Robinson.

良いニュースも悪いニュースも・・・彼らはパッキャオにもスペンスにもクロフォードにも絡んでいけない。けれどそれでもネクストジェネレーションなんだ。

ジャロン・エニス

https://www.youtube.com/watch?v=rl6sMLQ9T3g

キャメロン・ダンキンはかつてテレンス・クロフォードの共同マネージャーをしていたので、彼の偉大さを熟知している。

それでも、現在パウンドフォーパウンドの一角と言われるクロフォードですら、今抱えている異能の天才が打ち負かすと確信している。

ダンキンはテレンス・クロフォードが、ジャロン・エニスの挑戦を受けることは期待していない。エニスは現在WBOの13位で、王者にとってはハイリスク、ローリターンな男に過ぎない。

ダンキン
「エニスはクロフォードと同じくらい優れた才能です。しかしクロフォードにはエニスのようなスピードもパワーも身長もない。そのスケールに留まり、エニスほどのIQもない。確かにクロフォードはスマートなファイターですが、誤解を恐れずいえばエニスの一方的な勝利で終わるとおもいます。それくらいエニスは恐ろしいファイターなのです。」

クロフォードがダンキンのもとを去ったから、ダンキンはこんな発言をするのだろう。

それでも、先日、バフティヤル・ユーボフを簡単にKOしたエニスに対する評価、期待値はかなり高いと言える。

フィラデルフィアのジャロン・エニス25勝23KOは、ボクシング界全体でも最有力のプロスペクトとみなされているが、ウェルター級で対戦相手を探すのが大変だ。それでも、2015年のゴールデングローブ王者は来年初頭までに世界挑戦するため、今後も積極的に試合をしていくつもりだ。

ダンキン
「ランキングトップ10、トップ15、彼らはみんなエニスと戦いたくない。だから、今出来ることは対戦可能な相手を探し、勝ち続けていくこと。世界中にエニスの才能を魅せ続けていくことだけです。彼がこれまで契約した選手で最高のファイターです。35人の世界王者と仕事をしてきましたが、ジャロンが一番です。」

アレクサンダー・ベスプーチン

2019年に新王者に輝いたWBAウェルター級王者、アレクサンダー・ベスプーチンは今年最初の薬物検査の失格者になった。昨年11月30日、モナコで行われたラジャブ・ブタエフ戦後に禁止物質リガンドロール(LGD-4033)の陽性反応が出た。

リガンドロールは世界アンチドーピング機関(WADA)や米国アンチドーピング機関(USADA)など、多くの禁止物質リストに載っている。このサプリメントは、「老化に伴う筋肉の消耗と衰弱に対する治療薬」として使用される選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)に分類されるが、食品医薬品局(FDA)によって承認されていない。WADAでの使用も許可されていない、全てのアスリートに対して禁止されているものだ。

ベスプーチンの立場は今危機にさらされている。

ベスプーチンとブタエフの試合は元々10月にフィラデルフィアで開催予定だったが、マネージャのエギス・クリマスは、薬物のランダム検査などを含む契約条件をクリアすることができず、マッチルームのエディ・ハーンが入札しモナコ開催に至った経緯がある。

対するラジャブ・ブタエフ擁するヴァデム・コルニコフ(マネージャー)は薬物のランダム検査の提唱者であり、彼の抱えるファイターは定期的に自主的なアンチドーピング機関の検査を受けている。当然、ブタエフ陣営は、ベスプーチンに対してランダムドラッグテストを要求してきたが、ブタエフ自身の言葉によるとその要求は拒否されたという。

ブタエフ
「この知らせを聞いても何も驚くことはない。だから、アスリートとしても人としてもベスプーチンを尊敬できなかったんだ。彼と彼のチームが薬物の使用を否定している間もずっと、私のチームはVADAテストを主張し、費用さえこちらで負担すると言いましたが、彼らはとても消極的でした。

最終的に、VADAテストを行うことになりましたが、彼らはテストから2週間逃げました。(ヤク抜き)大変不名誉なことであり、ボクシングに対して敬意を欠く行為です。私は再戦を要求したい。フェアな条件であれば自信があります。」

ベスプーチンは再検査に臨む構えで、禁止薬物は食事によって意図せず摂取されたものだと主張する。

ベスプーチン
「弁護士とこの問題について取り組んでいます。私は禁止薬物など使ったことはない。だから今とても戸惑っています。一体どこからそんなモノが出てきたのか。ショックですが、心には一点の曇りもありません。」

タイトルが空位になれば、ラジャブ・ブタエフは依然として挑戦者の最前列に残る。

現在、指名挑戦者の位置にはキューバのヨルデニス・ウガスがランクしている。興味深いことに、ベスプーチンの負傷により、2月1日にマイク・ダラスと暫定タイトルマッチを予定している。

その下にはダニー・ガルシア、マイキー・ガルシアがランクされている。
そして、ベネズエラの天才、ガブリエル・マエストレが、まだ2戦2勝ながら4位にランクされている。彼は昨年7月にプロになったばかりだ。長くアマチュア、WSBで活躍してきたマエストレは既に33歳、昨年12月にはディエゴ・チャベスを4回KOしている。

しかしベスプーチンの薬物問題が解決するまで、どれもが役に立たない情報だ。

ただの最新ニュースだが、ジャロン・エニスは楽しみなネクストジェネレーションですね。
少々被弾し強引な面もあったが、問題なく勝てる相手だったからこそであり、一流王者をしてもタフなバフティヤル・ユーボフをあんなに圧倒できるだろうか。

そして、アレクサンダー・ベスプーチン・・・好きな選手だし信じたいがやっぱりか・・・
穿った目でみれば、男性ホルモン過剰な違和感は感じていたのだ・・・

このような事態であれば、ルイス・ネリVS山中慎介のような再戦じゃなく、ベスプーチンの王座を剥奪し、あの試合はノーコンテストにしてくれ。ベスプーチンのファイト以上に敗者、ブタエフの怪物性に惚れた私にとって、痛恨の1敗は帳消しにして欲しい。

そしてロシア人同士で何度も戦わず、PBCに向かえばいい。

ラジャブ・ブタエフVSヨルデニス・ウガス

でいいじゃないか。

ウガスも強い。だからこそこの試合でブタエフの真価が問われることになる。
なんなら、バージル・オルティスJr(15勝15KO)でもいいんだ。

そして知らなかった

ガブリエル・マエストレ Gabriel Maestre 33歳

https://www.youtube.com/watch?v=T0r1RdF-dOU

プロデビューで20戦無敗の相手、2戦目でディエゴ・チャベスと猛烈な勢いで世界を目指している。ロンドン、リオ、2度の五輪代表。メダルには届かなかったが世界選手権銅メダル、その他数々のタイトル。

無理だとおもうが、楽しみな存在ではある。

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