大森VSタパレス

敗因分析がほぼできているとおもうが、先日のリッキーと同じく初回が全て、もったいなかったな。

タパレスはキャリアもあり筋のいい世界ランカーだが、フィリピンの多くの選手と同じく大振り、KO率の割にはパワフル、しかし長引くとさほど技術的幅があるわけではないという典型的な選手だとおもうので、初回から相手の距離で過剰に打ち合ったのが墓穴であった。

初回のオーバーハンド、2ラウンドの大振りカウンター
全て典型的な小柄なフィリピン人特有のパンチと言っていい。

初回のフィリピン人は恐らくキビキビしてスピードもパワーも全開、一番強い状態だ。
尾川もそうだった。倒す気満々でスピードもキレもあった。

決定打に注意し、よく動き距離をキープしていれば相手の動きも読め、スピードも落ちる。

要は相手が一番強い時間帯にその土俵で戦ってしまったのが敗因だ。

[youtube]https://youtu.be/Kw5cavJV1tM[/youtube]

ただ、岩佐や和氣、赤穂と違い、世界挑戦前に本物の世界ランカーと試合したのは評価できる。
番狂わせではなく実力差、タパレスは普通に強くこの選手をしても河野の元暫定王者に負けているのだからいかに河野のベルトが危ういかがわかるというものだ。

まだまだこれからだ。

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