特に付け加えることは何もない。だからそのまま紹介する。そんな事はわかっているのだが、海外ではこのようにおもわれているという例。
26歳バンタム級、井上尚弥の才能についての話題は議論が尽きない。
その才能はプロになってただちに証明された。わずか8勝で世界ライトフライ級王者になり、2階級を超えて長期王者のオマル・ナルバエスをノックアウトした。
この才能は偶然の産物ではない。「モンスター」と呼ばれる井上はスピードとパワーの稀有な融合だ。彼を観た者は、他と違う異次元のパワーにすぐ気づくはずだ。日本のオールドファンはファイティング原田以来の(それすら超える)日本が生んだ最高傑作かもしれないと騒いでいる。
今週土曜日、井上はWBSSの準決勝でIBF王者のエマニュエル・ロドリゲスと対戦する。勝者は決勝でノニト・ドネアと対決する。
井上に賭けても儲からない。
井上は既にP4Pで議論されるファイターだ。何をP4Pとして評価、議論されるのかは難しいが、それに値するパフォーマンスを発揮していると言うには十分だ。井上は間違いなく素晴らしい才能だが、トップ評価を下すにはまだ謎で足りない部分がある。ロドリゲスとの対戦がその重要な分岐点となる。エマニュエル・ロドリゲスは井上尚弥の真のテストにふさわしい相手だ。
今まで井上が戦ってきた相手にこれ以上を求めることはできない。ライトフライ級を戴冠した時のエイドリアン・エルナンデスは井上よりはるかに小柄なベテランで過去に敗北もあり、決して一流の王者とはいえなかった。
ナルバエスは偉大なキャリアを誇る2階級王者ではあったが既に39歳のベテランだった。ドネアにも何もできず完封された。元世界王者の河野公平、ジェイミー・マクドネル、ファン・カルロス・パヤノに対する勝利は確かに素晴らしかったが、確実に勝算の高い相手と言えた。
彼ら井上の対戦相手は皆、ピークを過ぎていた。本当の評価を定めるには若くフレッシュな相手との対戦が不可欠でおのれを誇示するライバルが必要だ。
ロドリゲスはたしかに現在最も困難なテストだが、彼もまた井上以上の実績があるとは言い難い新米王者に過ぎない。それでも同世代の無敗の世界王者と海外で戦うだけで井上にとっては過去最大の試練となるだろう。
言い方を変えれば、エマニュエル・ロドリゲスしかいない。ライアン・バーネットもゾラニ・テテも予測不可能な負傷でトーナメントから消えてしまったのだ。しかしWBC王者、ノルディン・ウバーリや元王者のルイス・ネリー、バーネットもまだそこにいる。皆ピークといえる年代だ。
井上がスーパーバンタム級にステップアップする前にそれらの試合が可能なはずだ。
ネットワークやプロモーションの関係で試合実現には様々な障害があるが、今週末の井上の試合をスタートに彼らのベストを問うファイト、議論は人々に深い関心を与えている
可もなく不可もなく、想像通りの内容です。
自分がエマニュエル・ロドリゲスだったら、笑っちゃうくらい悔しくて、こうやって煽る記事、私の記事もロドリゲスのモチベーションを鼓舞するだけ。だから今だけは両者を褒めたり称えたりしない。
グッドラック・・・
突出感があり素晴らしいとおもうが、今の井上尚弥はまるでエロール・スペンスJrのような無双感です。
軽量級の歴史を変えてくれ。