WBSS準決勝、ここを勝ち抜いた者同士の決戦の地はは2018年5月サウジアラビアのジッダです。
1月27日 ラトビア、リガ
オレクサンドル・ウシクVSマイリス・ブリエディス
また、ブリエディスの地元、リガになった。とても貴重な事だとおもう。共に無敗でKO率高い同士の対戦だが、ウシクは五輪金のトップアマ王者のサウスポー。体格とスキルが出場者の中でも抜けているとおもわれ、ダントツの第一シードである。たぶん、この男はKOしない事には誰も勝てないだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=5I8W1E44-nY
ブリエディスのヘビー級を失神させるパワーと意外な柔軟性、クレバーさを一番に応援しているがサウスポーが苦手、技術的底、幅はあまりない前戦をみせたので、ウシクを倒すことだけが勝機であろう。
https://www.youtube.com/watch?v=jRwN1l0i6KI
ウシク
「どこで戦っても気にしません。10000人以上のファンの前で2人の無敗王者の美しく、面白い試合を期待してください。」
ブリエディス
「再び、地元ファンの前で戦えることに感謝します。今はウシク戦に集中し、素晴らしいショーをおみせします。」
2月3日 ロシア、ソチ
ムラト・ガシエフVSヨニール・ドルティコス
開催地が中立とはいきませんが、選手にゆかりある地元なのが素晴らしいです。共に全勝で高いKO率を誇る同士。
第二のGGGと言われるガシエフの方がオーラがありオッズ有利だろう。ヴウォダルチクをボディ一閃で沈めた楽勝で怖さ、やばさが際立った。
https://www.youtube.com/watch?v=XScGzLkzTkE
対するドルティコスは、慎重とか退屈という言葉が一切ない。攻めて、相手を切り崩してぶっ倒していくエキサイティングな選手。ヴウォダルチクのように貝になることなどない。
https://www.youtube.com/watch?v=luzGIlQJF6Y&t=719s
[st-card id=10601 ] [st-card id=10052 ]ガシエフ
「場所はどこでもいいけど、ソチという美しい街で試合が出来て光栄です。ドルティコスは危険で素晴らしいファイターです。彼に対して自分のスキルをテストできるのは楽しみです。世界のボクシングファンのために偉大なショーをおみせします。
ドルティコス
「試合地は関係ありません。ガシエフを倒すために懸命に戦うだけです。私こそムハンマド・トロフィーにふさわしい。ガシエフとロシア、世界中に"KOドクター"が何であるのかを思い知らせてみせます。」
スケジュール通り、興行も試合内容も期待を裏切らないで進行しています。これが次世代のボクシングに必要な要素であるとすらおもわせます。
正直な予想は
ウシクとガシエフが勝ち上がり、ウシクが貫録の完封で優勝ですが、
それだとつまらないので、一番人気が低いであろう超大穴を応援します。
ブリエディスとドルティコスがKOで勝ち上がり
最後はKOでドルティコスの勝利・・・
無敗の超強打者、五輪金のハイテクがいる中で、皆過剰に神経質、一発を警戒しなければならないだろうが、そんなことをしてもヴウォダルチクのように無様に散るだけなのだ。
そんな猛者の中でもドルティコスはイケイケドンドン攻める事で試合を作る。試合を常にアクティブにしてくれる本能のファイターなので、好感が持てる。
得意なパンチは惜しげもなく放つ、そんな彼のボクシングはいつも楽しい。