WBAフェザー級王者の逆転男、リー・ウッドが同国のSフェザー級王者、ジョー・コルディナ戦に進むため王座を返上
1位と2位に王座決定戦の指令が出ました。
オタベク・ホルマトフ対レイモンド・フォード
ここでも紹介している1位ホルマトフはアマチュア上がりのウズベキスタンでその風貌からニックネームはブルース・リーだそうだ。ここまで11勝10KOと高いKO率で無敗の快進撃、ガーボンタ・デービスのスパーリングパートナーとしてもレベルが高かったそうだ。
しかしアマでは堤駿斗にSD負けという記録もある。
対するレイモンド・フォードはアメリカのトップアマ出身
プロはここまで14勝7KO1分
ジェフ・ラミドが全米3度の王者という触れ込みだが、このフォードにはことごとく負けていた。フォード自信もゴールデングローブ金の実績を誇るが五輪への道は閉ざされた。
直近では元世界王者のジェシー・マグダレノに圧勝している。
これぞ実力者、上位ランカーによる王座決定戦となる。対立王者に何の遜色もない本格派が誕生するだろう。個人的には王者のリー・ウッドより両者ともに強いとおもう。
みんな井上尚弥のフェザー級戴冠は当然のように言うが、このあたりになるとみんな井上よりデカいし若い。
そのあたりの事実をどう乗り越えていくかだ。
ヘクター・ルイス・ガルシアVSラモント・ローチ
WBASフェザー級は王者と指名挑戦者の戦い。王者ヘクター・ルイス・ガルシアは一階級上げてタンクに挑み、KO負けも王座ははく奪されていない。ポイントでは競っていた戦いだったが、タンクの一撃で目が見えなくなってしまったとか・・・
パワーは普通だがなかなか総合力が高く、前王者のグティエレスや有望株だったクリス・コルバートには差をつけて勝っている。
対するラモント・ローチはレイモンド・フォードと間違えそうな存在だが23勝9KO1敗1分のトップコンテンダー。筋の良いトップアマチュア上がりだが前王者、ジャメル・へリングあたりにはっきりと負けておりKO率も高くなく、実力は並といったところか。
しかし普通に1位と2位の決定戦
王者と1位の指名試合
みんなランキング相応の実力者というのはすがすがしいもので久しぶりのような気がします。
日本だと落ち目や格下のランカーとやって世界前哨戦とか言っちゃいます。
そこで負けちゃうこともよくあります。
亀3とやったアフリカンとか
世代交代で呼ばれたドヘニーとか
踏み台のはずだったはず・・・
世界挑戦するのなら上位ランカーや勢いのある実力者と戦って権利を勝ちとって欲しいものです。
そういえばウェルター級、指名試合放棄とのことで
IBF王座をクロフォードがはく奪され、ジャロン・エニスが昇格するそうです。
クロフォードの強さに異論はまったくないですが、エニスをスルーするのが次点です。
なので私のPFP1位は井上尚弥なのです。