スマートに肉弾戦・リヤドの宿題/井上尚弥VSニック・ボール

こちらの記事でも触れましたが、井上尚弥がリヤドシーズンと30億もの契約をした
2025年にはリヤドシーズンに参戦予定
トゥルキ・アル・シェイクは井上尚弥VSニック・ボールを待望している

とのことなので、井上VS中谷のSバンタム級決戦ではなくフェザー級で井上尚弥VSニック・ボールが優先されるのではないかというのが私の考えですが、トップランクとの契約もあるのでどうなるんだろう?

そういえば、ボクシングバイブルらしい「Ring Magazine」もサウジアラビアに買収され、一時停止、そして新たにリニューアルされました。

https://ringmagazine.com/

トップランク最高経営責任者ボブ・アラムはもう93歳ですし、時代やお金の勢いに呑み込まれそうです。トゥルキ・アル・シェイクが全てを奪っていくのではないでしょうか?

WBSSなど何をやってもお金の問題でとん挫してきたボクシング、唸るオイルマネーには敵いません。

トゥルキ・アル・シェイクという人は単純にボクシングファンで、ファンが観たいとおもう試合を組もうとしているので、マニアからすれば別にかまいません。

オレクサンドル・ウシクVSモーゼス・イタウマ

なるカードも組みたいそうです。
私も観てみたい。

イタウマって負けたことがないんじゃないかな。

そういう現実を踏まえ、2025年に

井上尚弥VSニック・ボール

が実現するのではないかなとおもいますが、フェザー級転向初戦がニック・ボールでは少々重荷ですね、いや井上ほどのスーパースターになると調整試合など不要なのかもしれません。クロフォードもSウェルター初戦がマドリモフでしたし・・・

そもそも

井上VS中谷

だって今は階級が違います。中谷はSバンタム級ではありません。そう考えるとこの試合がすぐに実現するとはおもえない。中谷の転級初戦が井上戦であれば別ですが。

ぐだぐだ書きましたが

井上尚弥VSニック・ボール

を現実的に考えてみよう

身長185センチのラファエル・エスピノサという王者がいる一方でニック・ボール157センチ、極端に小さく、そのぶんビルドアップされたマイク・タイソンのような体形です。ニック・ボール(肉球)と言いたくなるような分厚いファイターです。

誰がやってもただでは済まない、体力的にしんどい、打たれ強くてしつこそうなパワーファイトを仕掛けてきますが、王者レベルが相手だと判定、圧倒的に倒しきることは出来ていません。アグレッシブ、リングジェネラルシップで競り勝っている印象です。

スタイルは単調なので、狂暴でパワフルだけど自身のパンチも当たる、接近戦対策だけすればいい、185センチのラファエル・エスピノサに比べれば怖い王者とはおもえません。

しかしこの体躯ですから当日体重は激重かもしれません。

井上尚弥ならば的確にパンチを当てて圧勝するだろうという予想ですが、フェザー初戦でこれはちょっと厄介な相手です。

3月1日にTJドヘニーと防衛戦を予定しているので、まずはどんな試合になるか

でしょう。

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