長谷川穂積の復帰戦が近づいてきています。相手は無名だが無敗のメキシコのホープだとか。
事前情報なさすぎて不気味です。今日のマリオなんちゃらよりは骨がありそうですが。
こやつがカルロス・クアドラスみたいのだったらやばいなぁ。それはないとおもうけどちょっとみたクアドラス、彼も王者級だったなぁ。マリオなんちゃらより強いから日本でなかなかチャンスはないだろう。
なんでも勝っても負けても、ボクシングを楽しめたか、納得できる試合になるか、という気分で今後を決める、内容如何では引退もあるなんて報道を目にしましたが、まだ30歳、西岡のようにまだまだ強くなる余地があり、人生をボクシングに捧げたものとしてとことんやりきって欲しいのだ。
ダルチニアンを見よ、かつて無敗の怪物王者だったころから幾年月、骨格不相応のバンタムに上げてからは苦難の道のりを歩んでいます。
毎試合強豪相手、勝ったり負けたり、微妙な試合も負けになっちゃったりと黒星目立つ昨今ですが常に強気で闘志は衰えていません。
本当のファンはこういうところを見ています。
モレノには残念ながら負けましたが、記録だけすごいアルセにもバンタムスーパー4覇者であるマレスにも(実質)勝っているじゃないか。
ミハレスも粉砕したし、彼は未だバンタムの中で人気絶大、評価もゆるぎない漢なのであります。
もうタイトルとか無敗とかってあまり意味をなしません。熱く、リアルなボクシングをする姿勢だけがボクシングファンの心を掴むのです。
リナレスVSデマルコみたく終盤まで勝ってても、能力上でも負けることって多々あります。
フェルナンド・モンティエル、長谷川戦後にドネアとの超ビッグマッチに敗れてからなんと強気な再起ロード。
テラサスによもや取りこぼししてしまいましたが彼もダルチニアンや長谷川同様階級の壁にぶちあたりそれを克服せんと奮闘しています。
ファン・カルロス・ブルゴス、ジョニー・ゴンザレスの活躍は長谷川戦あってこそだ。
明暗分けたが長谷川との試練を経て成長し今日を迎えている。
パッキャオやバレロに影響されたようなスタイルで結果こそついてこなかったが、自分のボクシングをとことん追求して欲しい。
日本では防衛記録の重圧やマスコミの煽りで心労も多いことだろうがそんなものに惑わされず強豪ひしめく周辺階級で再び存在感示して欲しいとおもいます。
勝ち負けだけの結果に囚われず、チャレンジし続ける姿勢、そういうものに人は感動するのだ。
今は無冠だが長谷川が未だ最も優れた日本人ボクサーであることは共通認識だ。山中も粟生も納得だろう。
西岡も復帰を望んでいるだろう。
リアル復活でもっともっと大きく飛翔して欲しい。(息子の名前こんな感じだっけ)
みんなわかってますからね。
待ってますよ。