まだ抜け殻状態ですので、記録と雑感程度に
ホルヘ・リナレスVSアンソニー・クローラ
https://youtu.be/5--5PxNujd0
統一戦だが、ライト級ナンバーワンを問うようなレベルではない気がします。
でもすごい会場と盛り上がり、山中がウォーレンじゃなくハスキンスを意識するのもわかるかも。
リナレスが同胞バロッソの自滅を自戒とし、着実な勝利をあげましたが結構危ない戦術でした。
積極性と地元差別でクローラに手が挙がっても不思議じゃない大人しい戦い方をしましたが、結果は公平に出ました。
パワー、耐久力などでライト級では不安を残すリナレスですが
同時に井上尚弥のように試合中の故障も多く、才能はあるのに苦境が待ち構えているような不安があります。
本当にやばいのはイースターやフラナガン、まさにリナレスの天敵といえそうな頑丈さが目立つズラチカニンだといえそうです。
それでも、逆境を糧に英国で2連勝、日本を離れ着実にたくましくなっていますね。
ドニー・ニエテスVSエドガル・ソーサ
希望するエストラーダに振られても方針をかえずフライ級に転向
転向初戦としては骨のある相手を選びましたが、まずは階級に慣れる、確かめるため、無理をしなかった?
技術で一方的ですがニエテスのユナニマス判定でした。
フライの名優がみな階級を上げてしまい、井岡から井上の土俵がメインになりました。
それを愉快にも不快にもおもっているヒトが大勢いるかとはおもいますが、ならばフライはいっそのことニエテスとカシメロで盛り上げてくれとおもいます。
どちらも不気味な実力者です。
そして一番小柄で不人気そうなニエテスが僕の一番のお気に入りです。
少なくともエストラーダより上手くないですか?
ロマゴンにも通用するでしょう。
アルツール・ビラヌエバVSファン・ヒメネス
両者なかなかの実力者同志。白熱の打撃戦ですが、大振りで隙の多いヒメネスに完璧なカウンターを決め完全決着。
ビラヌエバ、誰に負けたんだっけ?ああ、マクジョー・アローヨか。
これで30勝1敗
いいキャリアを積んでいますね。
アメリカでフィリピンの興行、勢いもあるし実際いい選手がたくさんいるし・・・
フィリピンボクシング面白いです。
マーク・マグサヨVSラミーロ・ロブレス
ダウンを2度奪うも大差判定でマグサヨ
いい映像がないのでよくわからないが、今のマグサヨにとっては12ラウンドやるのはいいことだろう。
才能、スタイル、風貌をみてもこの男こそ、才能の宝庫フィリピンの中でもピカイチだと確信しているが、なかなかイケメン的でもあるので、絶対遊んじゃうだろうな。
毎回髪形や髪色に凝ってる井上尚弥にも言えることだが。
ジョニー・ゴンザレスVS山元浩嗣
なぜかジョニゴンだけは定期的に日本人と消化試合をしてくれる。
西岡や長谷川への想いが強いんだろうか?
最後はジャブにも見えるがフックだよね、強烈だ。
タイトル失いベテランと化した今のジョニゴンだから、皆チャンスとチャレンジしていくが、今回の山元は敗戦多いだけじゃなくKO率が低かったので厳しいだろうなと感じていた。
やはり海外で番狂わせを起こす可能性があるのは一発のあるやつだけです。
タイの大平に期待できないが比嘉が結果を出すのと同じ。
比嘉はかませじゃなく立派なホープですが。
荒川仁人VS塚田祐介
単なる勝利ではなく、格の違い、次につながる試合をみせてくれた荒川。
もう一通り経験したので、これから仕切り直すのは大変だとおもうが、やるべき出直しと試合間隔を守り、きっちり消化していくのは好感が持てる。
もう一度世界の舞台へ出て欲しい。
ハビエル・フォルトゥナVSマーリン・カブレラ
フォルトゥナの復帰戦
同国の22戦無敗ホープを一蹴。
やっぱりKO狙っていく戦い方がいいな、フォルトゥナは。
痛恨の敗戦を経ても元気にリスキーなサバイバル戦。
うらやましいしたくましい。
内山はやっぱり試合間隔空きすぎだし、温存されすぎだ。