ギャンブルの街で

ほとんど引用になりますが、この気概が気に入ったので転載

オスカー・バルデスVS大沢宏晋

世界初挑戦が日本のボクサーがあこがれるラスベガスのリング、しかも世界6階級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の復帰戦のアンダーカードとあって、大沢は

「とても幸せ。一発、一発の当て合いの勝負。不利といわれるほど燃えますし、ギャンブルの街で思い切りギャンブルの戦いをやります」

と固い決意をみせた。

新王者とはいえ、アマキャリア含め強そうな相手なので、たしかにギャンブルだわい。

ヘルパーの仕事をしながらリングに立ち、ファイトマネーは世話をしている利用者のために使っているボランティア精神あふれる大沢。相手のバルデスは20勝18KO無敗で下馬評は不利とされているが

「好きに言ってもらってもいい。不利な試合ほど燃えて戦って勝って来たので、逆に励みにしたい。勝てばアメリカンドリームですが、偉い人間にはなりたくないし、普通の生活を送るのが一番と思っています」

と大沢には気負いはなく、自然体だ。

勝って同じことしたらリアル伊達直人だな。

イスラエル、メキシコでボクシングを続け、元世界4階級王者のファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)のサブトレーナーを務めた経験がある中島マネジャーは

「前王者のロマチェンコが相手なら、単なる記念挑戦に終わってしまうが、バルデスは初防衛だし、これまで一線級の相手の修羅場をくぐっていない。大沢にはジャブで足を使ったボクシングで戦うのではなく、勇気を持って強烈なパンチを交わし、カウンターでショートのワンツーを当てさせたい」

と勝機のポイントを示した。

ロマチェンコなら記念挑戦というのは正直だな。
ジャブで足を使ったボクシングでは世界を勝ち抜けない。岩佐や小原でもダメだった。
この戦略は正しいとおもう。

ただ、バルデスはアバロスやグラドビッチなどと戦い修羅場はくぐってます。
アマでは記念挑戦というロマチェンコともやってたり・・・
そこはプロキャリアで勝る大沢よりずっと濃い修羅場だとおもいます。

ジョナサン・グスマンに挑む小国も同じような事を言ってました。
下がったらダメと。

技術が通用するような相手じゃない時は、バシッと戦術決めてギャンブルしかないよな。

一発ぶちかまして欲しいものです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
What’s your Reaction?
最高
最高
0
いいね
いいね
0
ハハハ
ハハハ
0
うーん
うーん
0
がっかり
がっかり
0
最低
最低
0
おすすめの記事