よく日本の伝統のとかいわれるフライ級が熱くなってきた。
でも過去一番のフライ級はユーリだとおもってる自分ですが。
一個上のSフライ級より魅力的な王者が揃っているし
(正直バンタム級よりも)
なにより八重樫の功労により、井上、井岡という日本人が
この階級をスルーできないからだ。
村中も期待できる。
で、現段階の格付け、個人的ランキングをして整理したい。
1位
ファン・フランシスコ・エストラーダ
ロマゴンに負けて上というのは理不尽だが、フライ級での実績はこちらが上。
VSロマゴン戦は技術差で負けたが体力やダメージでは互角以上にやりあった。
再戦するとして同じ結果が出るのか、より体重の適正が合いエストラーダが逆転するのか、
4-6でロマゴンかなとおもうがエストラーダの逆転の可能性に賭ける。
この人は強いがパワータイプよりスピード系に弱い気がする。
ファン・マヌエル・マルケスと同じだ。
統一王者なのでいつか井上が対戦できたらおいしい。
2位
ロマン・ゴンザレス
3階級目はまだ新米王者だが過去試合で既に最強を証明しているといえる。
しかし曲者がたくさんいるフライ級でいままでのように順調にいくかはまだ未知だ。
総合力が高くても一発で逆転するパンチャーが目白押し。
3位
ブライアン・ビロリア
何度も王座をとり何度も失う。
前半飛ばしすぎて後半スタミナがきれるからだ。
トップアマのテクニックとフライ級で一番キレるパンチを持つが
粘る選手にとても弱い。
能力はものすごく高いのに、負けパターンがある。
4位
アムナット・ルエンロエン
やっぱり井岡よりずっと強敵だったマック・ウィリアム・アローヨ。
これをなんとかギリギリ退けた。
この人のアウトボクシングとクリンチは非常にハイレベルで
判定まで逃げ切れれば勝ちそうなテクニシャン。
ただ、12ラウンドもたない日が来るような気がする。
5位
ファン・カルロス・レベコ
たぶん日本人のターゲット筆頭だろう。
小さくテクニック、パンチもあるが驚異的なところは何もない。
オマル・ナルバエスの劣化版のような印象を受ける。
在位は長く、甘く見ると想像以上に強いだろうが
井上のボクシングをみてると全て上に見える。
6位
ルイス・コンセプション
この人は正規王者になったことないんだな。暫定だけで。
これはきっと日本人のせいじゃないかな。
正規王者よりこの人の方が強かったが逃げた。
ディフェンスがザルでぶっ倒すことしか考えていないスタイルだが
上位の選手より日本人としてはやりたくない選手じゃないだろうか?
ルイス・コンセプションVS日本人
を切望している。
身体能力はピカ一だ。
7位
井上尚弥
まだフライ級じゃないけどやってくれるだろう。
もっと上位の実力がある。
しかし試されていない、過去の試合全部圧勝だから。
Lフライキングのドニー・ニエテスとやればよかったのに。
それにしても一発逆転で負ける以外
誰に対してもポイントリードはできそうな俊才だ。
しかしアマでは井上に2戦2勝の選手なんてのもいる。
初戦は完封負け、しかし2度目は大接戦。
確かな成長を感じるとともに
上には上がいるとも感じる。
そのキューバ人は井上に勝ってゾウジミンに負けた。
ゾウジミンはとりあえずプロではライトフライ級のようだ。
8位
村中優
こちらは無印からコツコツ力をつけてきた王道選手。
スピードもテクニックもあり動きの多彩なボクサーだ。
しかし今の世界フライ級ではパワー不足
昔だったら獲れたかもしれないポテンシャルだが。
パワー勝負しないとわりきった戦いでどこまでいけるか。
少し高山風なスタイルだ。
その他、ホープ君もたくさんいるだろう。
後でチェックしてみよう。
井岡は村中と同じくらいかなぁとおもうが
わずかなキャリアと相手の質、唯一本物と言えるアムナットにあの負け方だと順位はつけられない。
井上に2戦2勝の選手
[youtube]http://youtu.be/2gyjyDwIUbY[/youtube] [youtube]http://youtu.be/VK-KwgLyv2E[/youtube]未だアマチュアでWSBでヘッドギアなしに参戦してるが
キューバでこの階級だとプロ入りが難しいのだろうな。
強いのはたくさんいるということだ。
井上戦
[youtube]http://youtu.be/hab0dwc6VYI[/youtube]