3月はロマゴンの戴冠という素晴らしい開幕だったが、その後は地味な興行が続く。コウナッキは次世代のヘビー級王者候補のポッチャリさん。次にブラザーみたいなアンディ・ルイスとのポッチャリ対決が噂されている。ヘレニウスはスウェーデン発の巨人として脅威の存在だったが本場に来たら高級カマセの立場に甘んじているベテラン。
今日はスコット・クイッグがジュノ・キャロルにストップ負けしたらしい。そっちが気になるな。
クイッグ減量放棄のつけでは?
1 | 2 | 3 | R | |
コウナッキ | 10 | 10 | 10 | 30 |
ヘレニウス | 9 | 9 | 9 | 27 |
https://twitter.com/i/status/1236496873461911553
1R
背は低いが体重、スピードで上回るコウナッキがグイグイアタックしていく。
しかし肉を切らせて骨を断つスタイルで被弾もする。
ヘレニウスの強打が炸裂するかコウナッキの若さとアタックを捌ききれなくなるか
コウナッキ10-9
2.3R
同じ展開だが、コウナッキが見せ場を作るシーンが増えている。
わかっていた展開なのでヘレニウスは根性をみせたい。
コウナッキ10-9
4R
被弾しながら責め立てるコウナッキだが、ヘレニウスの右をカウンター気味に被弾しスリップ。
しかし効いているような倒れ方で、やはり再開後に左でクリーンノックダウンを食らう。
再開も仕留めにかかるヘレニウスのラッシュを浴びてグロッキー。レフリーがストップ。
逆転でヘレニウスのTKO勝利
無敗のコウナッキ初黒星。
前戦のクリス・アレオラ戦から厳しい予兆はあった。
これも今年の大きなアップセットだろう。
やはり、被弾するスタイルでは限界があった。
効かされてしまう。
ぽっちゃり対決もお流れとなる敗北。
ヘレニウスがそのチャンスを掴んだ。
前座
エフェ・アジャグバVSラズバン・コジャヌ
一番ムードがあるアジャグバだが、最近のランカー対決をみてると限界を感じる。ボクシングが正直で遅い。コジャヌにいいパンチを入れても耐えられている。フィジカルで押されるシーンも目立つ。コジャヌはアジャグバよりデカイ。それでも自身はダメージを抑え、コジャヌを痛めつけて後半KO勝利。13勝11KOとした。