これは行き過ぎた挑戦なのか?予想される消耗戦にどちらがうまく対処するのか。
両者をよく知らない方へ解説すると、この両者がSフライ級の2トップ、世界のビッグネームであり、田中恒成に勝った井岡一翔が対戦を目指す大物対抗王者である。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
エストラーダ | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 115 |
ロマゴン | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 113 |
DAZNは遅い。困る。
シーサケットはわからない、強いていうならロマゴン
井岡は知的に分析し,ややロマゴン
と言ってました。
ディフェンス力がわずかにロマゴンだそうです。
しかしどちらも、エストラーダと戦いたいようだ。
個人的には今はロマゴンの心境。
1R
見た目はエストラーダが若く
ロマゴンは老けた印象。
ロマゴンがゆったり立ち上がるも
エストラーダが元気に手を出し突き放していく。
距離を作りたいエストラーダと
じわじわ中に入りたいロマゴン
やや
エストラーダ10-9
2R
スッと中に入っていくロマゴンらしさは健在だが
エストラーダがどんどん手を出してペースを奪っていく。
エストラーダがいいパンチを入れると、ロマゴンも負けじと打ち返し
はやくも炎の打ち合い。
エストラーダの方が元気だが、
ロマゴンの方がタイミングのいいパンチが多かったようにおもう。
フルアクション
ロマゴン10-9
3R
俄然エストラーダペースかとおもいきやしっかり取り戻すロマゴン
共に上手いがシーサケットのような恐ろしいパワーがないから出来る芸当か。
エストラーダが打ち合い先行するも、ロマゴンがそれ以上に逆襲していく。
さすが、特別な王者のメイン、
互角
ややメリハリのあった
エストラーダか
エストラーダ10-9
4R
エストラーダがコンビネーションを打つも
前にプレスをかけていくのはロマゴン。
スタミナ勝負となりそうだ。
ロマゴンの流れるような攻撃は健在。
エストラーダがクリーンヒットを打つも
ロマゴンも同じようなヒットを返していく。
難しいなぁ。
どちらもコピーのように見どころを交換しあう
エストラーダ10-9
5R
正直ポイント差はない。
このようなファイトをしているとどっちが苦しいかとおもうと
ロマゴンの方が苦しそうだというだけ。
しかしロマゴンはこういうファイトをいつもやってきた。
すごいカウンターを食わない限りは大丈夫かな。
エストラーダはチャンスの後にピンチがある。
打った後にわずかに隙ができる。
ロマゴン10-9
6R
エストラーダの手数が止まらず
ロマゴンがガードばかりになる。
ほぼガードしてるが、エストラーダの方がスタミナはありそうだ。
とおもったらロマゴンが逆襲していく。
前半エストラーダ
後半ロマゴン
うーん、実力伯仲。
いい角度でパンチを入れてるのはロマゴンか
エストラーダ10-9
7R
白熱したペース争いはもう7ラウンド。
攻めながら守るロマゴンと
攻守わけるエストラーダ。
ダウンしそうなタイミングのパンチが互いに交錯している。
どっちが効いているだろう。
ややエストラーダが元気にみえるが
エストラーダ10-9
8R
どちらも止まらないが、エストラーダが攻守、緩急つけるのに対し
ロマゴンは流れるように断続的に手を出し続ける。
ロマゴンが少しディフェンスケアするようになり、ヒットの効率がよくなった。
ロマゴン10-9
9R
美しく拮抗した試合。
最高のライバル関係だ。
お互いの攻撃が見切られ、ヒットやアクションが減ったが
その中にあってはロマゴンのパンチがコツコツ捉えている。
ロマゴン10-9
10R
エストラーダの方が一発の威力はありそうで
ヒット数でロマゴンか
エストラーダのヒットはロマゴンのガードの上というパターンが増えてきた。
足も動き手も出るエストラーダだが、ヒットと上手さではロマゴンか
うーん、手数は
エストラーダ10-9
11R
エストラーダの方が速いかな
ロマゴンも必ず打ち返し、いいのを当てるが。
互角の打ち合いも、ややエストラーダが元気にみえる
エストラーダ10-9
LAST
すごい手数の打ち合いももう両者慣れてしまった感じ。
手数はエストラーダ、タイミングがいいのはロマゴン
最後はエストラーダ、ダウンするでしょというほど頭を揺らすパンチが
あたっているも耐える。
ロマゴン10-9
私の採点はエストラーダになったが
逆でも引き分けでも全くおかしくない。
引き分けが妥当だろう。
115-113 ゴンザレス
117-111 エストラーダ
115-113 エストラーダ
軽量級、極上のライバル関係がここに誕生したが
両者ともにSフライのレジェンドであり、バンタムではない。
ロマゴンは負けでも尊厳も評価も失っていない。
デビッド・ベナビデスVSロナルド・エリス
エリスは、マット・コロボフがまた負傷したことで勝利しチャンスを手にした。
これは挑戦者決定戦だそうです。
エリスがかなり頑張っているが
巨神兵のようなベナビデスがのそのそ歩きながら殴る。
初回はエリスだが、徐々にベナビデスのリンチモードっぽくなりつつある。
プレッシャーを受けながらもエリスの防御や反撃の方が効果的かもしれない。
それでもいじめのようなベナビデスの執拗なタコ殴りにエリスは大変。
ディフェンスも打たれ強さも相当なものだ。
ベナビデスはひたすら殴り屋のような無慈悲なファイトで
エリスも驚異的なタフネスで耐えているが
これはカネロ様と嚙み合わないとおもわれる。
ヒーローが無慈悲ないじめっ子に殴られる図はよろしくなく
恐らくカネロ様のサンドバッグに甘んじるんじゃないだろうか
11Rでサンドバッグなエリスをレフリーがストップ。
驚異的なタフネスだった。
ベナビデスは強いが、ただ強い、エグイという感じで優雅さ、華やかさが何もないので、難しい。
1 | 2 | 3 | 4 | R | |
京口 | 10 | 9 | 10 | 10 | 39 |
ベガ | 9 | 10 | 9 | 9 | 37 |
メインクラスが軽量級なのは珍しいからKOでアピールしたい。
ベガは147センチみたいだが、ある意味、何かに強みがあってやりにくいファイターではあるだろう。
ディアマンテさんのアナウンスで京口が聞けるとは・・・
ベガはまだ20歳だが、彼にとってはWBAとリングマガジンベルトをかけた晴れ舞台でもある。
京口はMadBoyというニックネームになっている。
1R
京口は若干様子見だがベガが初回から力んでいる。
京口の左アッパー、ボディがいい。
ガードもしっかりしている。
ベガはオーバーハンドを強く打つが
京口のボディが苦しくなっていくだろう。
京口10-9
2R
小さなベガがクラウチングスタイルで下がらず
こちらもボディを打っていく。闘志、パワーはなかなかありそうだ。
迎え撃つ京口もいいアッパー、ボディを返していくが
やや下がらされている。
それでもこれは京口の得意な距離のファイトだろう。
小さなベガにはこれしかないファイトであり
右も当たり、盛り返した。
京口は突き放した方がいいかもしれない。
ベガ10-9
3R
ベガの強みはわかった。
超接近戦の打ち合いだ。
京口がスキルで圧倒できるか、巻き込まれるか。
このラウンドは京口が距離をキープしコントロールしたが
強いパンチが交錯する打ち合いは結局接近戦
京口10-9
4R
この体格でこの位置にいるベガはやはり強みがある。
頑丈で屈強だ。今のところ効いた様子もない。過去KO負けはない。
これを倒すのはなかなか難しいかもしれない。
アウトボックスでは京口だがダメージを与えるほどのパンチは出ない。
会場は京口有利でもなさそうだ。
コントロールしているのは京口
接近戦の強みはベガ
京口10-9
5R
打ち合いで的確なのは京口
ベガが突然、どこかを痛がり、棄権サイン
それをみてレフリーが試合をストップ。
どうやらベガは右手骨折か腱を切ったよう。
結果的には京口のTKO勝利となった。
ちょっと煮え切らない幕切れ、採点は互角だったようだが
京口の方が余裕、幅はあった。
結果オーライ。
ディアマンテさん、日本語交えて京口勝利コール。
京口の試合が早く終わったのでスレイマン・ディオプ・シソコの試合をやってる。フランスのオリンピックメダリストの天才肌です。余裕で見切ってますが、自身のパンチはなかなか当たらない。7回レフリーストップでシソコの圧勝も、アフリカ、セネガルのファイターらしく素材はいいがまだ未完成という感じ。
土曜日(日本時間日曜日)、WBCスーパーフライ級タイトルホルダーのファン・フランシスコ・エストラーダは、テキサス州ダラスのアメリカン・エアラインズ・センターで、WBAタイトルホルダーのローマン・ゴンザレスと再戦することになった。
この待望の統一戦は、DAZNでライブ中継される。
リング誌でパウンドフォーパウンド8位に格付けされているエストラーダは、2012年11月にゴンザレス(UD12)に敗れたものの、ブライアン・ビロリア(SD12)からWBAとWBOのフライ級王座を獲得して復活した。
5度の防衛を果たした後、エストラーダはスーパーフライ級への転向のために王座を退いた。シーサケット・ソー・ルンビサイに敗れた後(MD12)、再戦ではパンチの強いタイ人をアウトボックスし、WBCスーパーフライ級のタイトルを獲得した。その後、2020年10月にはカルロス・クアドラスをストップする(TKO11)など、2度のタイトル防衛を果たしている。
ゴンザレスは、ストロー級、ライトフライ級、フライ級でタイトルを併合した後、もう一階級ジャンプした。2016年、「チョコラティート」は、自分のアイドルであり師匠である故アレクシス・アルゲロを超えて、4階級制覇の世界チャンピオンになることを目指して、スーパーフライ級にステップアップし、偉大な存在になることを敢えて目指した。ゴンザレスは、体格の良いクアドラスをUD12で下し、WBCタイトルを獲得した。
その後、2020年2月にカリ・ヤファイを9ラウンドでストップしてWBAタイトルを獲得し、ソー・ルンビサイへの2度の敗北を過去のものとした。2020年10月にイスラエル・ゴンザレス(UD12)を相手にタイトル防衛に成功している。
ゴンザレス(50勝2敗、41ノックアウト)は、もう1度、不屈の努力を呼び起こすことができるか?エストラーダ(41勝3敗28KO)は、ゴンザレスのオールアクションスタイルをボクシングスキルで相殺したり、撃ち合いに引き込まれたりするのか?ゴンザレスは数年前には良い時代を過ごしたように見えたものの、キャリアを復活させてきた。しかし、これは行き過ぎた挑戦なのか?予想される消耗戦にどちらがうまく対処するのか。
オンラインギャンブルのWilliam Hillでは、エストラーダが8/13(-163)、ゴンザレスが13/10(+130)、引き分けが16/1(+1600)となっている。
井上尚弥以外の軽量級でビッグマネーを生み出す2人の統一戦が迫ってきました。
2012年のライトフライ級時代の対戦は、ロマゴンが絶対的な存在であり、絶対王者に最も肉薄したものの、わずかに、しかしはっきりとロマゴンが判定で勝利した。しかし2021年、9年の時を経て、2階級上の両者では、若く充実のエストラーダがオッズで有利とされている。
かつては両者共に、無尽蔵の打ち合い、馬力、体力勝負の中で、ロマゴンの方が断続的な攻撃の美しさと切れ味があったが、30歳を過ぎピークを越えた今、より充実し体力があるのはエストラーダの方だろう。エストラーダはこの敗北以来、緩急つけた熟練のテクニシャンに成長した。
エストラーダは万能型だが、体格もパワーもSフライ級では突き抜けたものはない。ボクシングの幅、適応力、折れぬ気持ちで難攻不落だが、決して無敵ではない。打ち合ってダウンもする。特にペースメイクが上手くいかない、序盤にダウンしたり劣勢だと、それを取り戻そうとがむしゃらに打ち合ってくる。
ロマゴンもまた、エストラーダ以上の総合力の高い芸術的なファイトをするが、Sフライではフィジカルが足りず、暴風のようなコンビネーションで打ち合っても相手は耐えて打ち返してくる。とてもエネルギーが必要なタフファイトになる。
カギは、ロマゴンの無尽蔵のタフネス、精神力がどこまでピークに近いかだ。あるいは、長いキャリアで培った技術の引き出しでエストラーダを翻弄できるかどうか。待望の緑のベルトを獲得し、階級最強、統一を目指す充実のエストラーダに、やや枯れた感が残るロマゴンがどこまでピークに近いファイトで迫れるかがカギとなる。
予想はエストラーダ、希望はロマゴン
いずれにせよ、実力伯仲、肉薄した総力戦になりそうだ。
京口紘人VSアクセル・アラゴン・ベガ
前座に日本の京口がマッチルームからアメリカデビュー戦となるが、相手は14勝8KO3敗1分のメキシカン、顔見せの格下だ。
ベガは身長146センチ、リーチ147センチとある。
ミニマムの選手であり、相手レベルも低い。元王者のウィルフレド・メンデスには2度負けている。
まだ20歳という若さが警戒要素だ。
はじめてのアメリカデビュー、失敗が許されない状況ではあるが、ここは圧勝しなければならない相手だ。
京口にはもっと果たさねばならない目標があるはずだ。
ライトフライ級は4団体統一くらいしないと一切目立たない。
そのための仕切り直し、スタート地点ともいえる。
その他、海外ではマニア注目の試合も多いが、結果だけを黙して待つ。
3月10日
ブランドン・リーVSサミュエル・ティー
3月12日
シーサケット・ソー・ルンビサイVSクワンタイ・シスモーゼン
3月13日
デビッド・ベナビデスvsロナルド・エリス
3月18日
アルベルト・マチャドvsエンジェル・フィエロ
3月20日
アルツール・ベテルビエフvsアダム・デインズ
ヴァージル・オルティスvsモーリス・フッカー
4月3日
カール・フランプトンvsジャメル・ヘリング
5月8日
カネロアルバレスvsビリージョーソーンダース
5月22日
ホセ・ラミレスvsジョシュ・テイラー