Lヘビーの井上尚弥?/ドミトリー・ビボル

これは、私の印象です。フランプトンの事をミニカネロと言っちゃうアホの戯言です。井上でさえ、ミニマイキーのようだ・・・なんて、浅はかな。

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元スーパーミドル級王者カール・フロッチは現WBALヘビー級王者、ドミトリー・ビボルの大ファンです。ビボルは2017年に躍進した新勢力で、多くの識者によってライジングスターであるとみなされています。

2017年はShowtimeとHBOでの中継を含む4試合をこなしました。

今年、彼は指名挑戦者スリラン・バレラを迎えて3月3日試合予定です。この試合では、対抗王者のセルゲイ・コバレフも防衛戦を予定しているので、両者が勝てば年内の統一戦の実現の可能性もあります。

アンドレ・ウォードの突然の引退により、Lヘビー級は一気に加速しました。フロッチはWBAのビボルの台頭こそが、ウォードが引退を早め、決意させた一因であると信じています。ハードな相手と戦ってきたフロッチでさえ、ビボルのような獰猛な選手とは戦いたくないと認めています。

フロッチ
「ビボルはグレートなボクサーになるだろう。冷静で落ち着いた佇まいを持ち、決して傲慢でも無神経でもない。とてもリラックスしている。ボクシングは緻密で攻撃的で破壊的です。ベテランのセルゲイ・コバレフと戦ってみて欲しい。その試合でビボルのすごさが確認できるだろう。

ビボルこそ、アンドレ・ウォードを引退に追い込んだ理由であるとおもう。あまり言いたくないですが、ビボルには戦ったらヤバイぞという何かを感じます。」

個人的に興味深い記事であったのでピックアップしました。

ライトヘビー、ロシア3強はジャンケンポン(勝ったり負けたり)のレベルであるとおもっています。ここまで強打者揃いだと耐久力はあまり意味をなさない気がします。

一発で全てを終わらせる上に匠の技術を持つコバレフ
戦車、熊のように恐ろしいだけでなく堅牢な技巧も併せ持つベテルビエフ
教科書のような俊才、華のある風貌、若さ、速さ、十分な破壊力のビボル

その中でも「怖い」選手が好みな自分はベテルビエフを推していますが、ビボルも捨てがたいのです。
先輩に比べると一撃ではなくコンビネーション型ですが。

とにかく、一番速いです。軽量級でも速いだろうコンビネーションと身のこなし。ライバルの化け物先輩さえいなければ文句なく最高といえる教科書のようにきれいなスタイル

これは、個人の印象だと、Lヘビー級の井上尚弥なのです。
誰がみてもわかりやすい、速いの・上手いの・強いの・3拍子揃ったエリートボクシングです。

なので、井上がシーサケットやエストラーダ、テテやバーネットを軽く倒す空想が描けるのと同様、ビボルもそれをやってのける能力があるかもしれない気がするのです。

時間も大きなアドバンテージです。ライバルの化け物先輩ロシア人王者に比べ、はるかに若いので、伸びしろやピークもアドバンテージがあります。

こういう、オーソドックスすぎるけど、教科書のように文句のないスタイルと十分な強打を持つ井上的なボクサー、みてわかりやすいボクシングが単純に一番強いかもしれないという妄想もまたあります。

マニアの妄想に過ぎませんが、名王者がそう評価しているなら聞き逃せません。
フロッチがウォードに完敗した一番の理由は両者のスピード差でした。
それ以外の猛者にフロッチは負けませんでした。

かつてユーリも言ってました。

「強打者なんて怖くない。見えるパンチは食わねばいいだけだし、来るのがわかっていればダメージも殺せる。怖いのは見えないパンチ、つまりスピードです。」

なので、ビボルの活躍に井上を重ねてみてしまうのです。
皆さんも是非そういう視点でこのLヘビー3強の結末を想像してみてください。

そういう視点でみると、テテも誰も彼も、井上のスピード次元ではないので、11秒殺のテテの強打は別に怖くない、圧勝してしまう気もするのです。

妄想ではなく実現してくれりゃ一番。

まずは

ビボルVSバレラ

今年最初のスタートとしてはかなりいいマッチメイクといえそうです。

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