15日(日本時間16日)海外マニア垂涎のカード
マティアスVSパロが先行しており、パロが自在に打っているがマティアスは何でもない感じ。
パロは力まず手数と足で翻弄しているのがイイ感じだが、いつものマティアス劇場になってきた。
ここでタンクに切り替える。
ジャーボンティー・デービスVSフランク・マーティン
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
タンク | 9 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 67 |
マーティン | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 66 |
マーティンがすごく上手く戦い、タンクの攻勢や打ち終わりを徹底して狙う作戦が功を奏していたが、あまりにコーナーに下がりすぎ、タンクのパワーを警戒しすぎていたために、タンクのプレッシャーや強震に耐え切れず、左の打ちおろしをモロに食い大の字。
もうちょっとリング中央で打ち合わないとだめだ。
こんなに下がるとディフェンスの名手でも食らってしまう。
シャクールもこうなると負けちゃうかも。
タンクは歓声からして今アメリカで一番人気がありそう。
マティアスVSパロは判定
115-112
115-112
116-111
パロ
マティアスは単調なだけに捕まえきれないと厳しい。
きれいな顔で最後まで生き延びたパロがポイントを拾った。
裏P4Pのトップかもしれないタンク(デービス)久々の試合。ライアン・ガルシアの暴走で試合せずとも評価を上げた怪獣モンチッチ久々の試合はトップコンテンダーのフランク・マーティンです。いい組み合わせです。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/d3ff9c1cd1ff51616c03d34a5471a6d69c01273b
この記事はおかしくないかな、シャクールはマーティンで構わなかったはずだ。マーティンサイドがリスクと報酬を天秤にかけて試合を放棄したんじゃなかったか・・・
シャクールよりはパンチが強いけど、好戦的で勝機は見いだせそうなタンクという見立てか、好勝負にはなりそうだが、一瞬の爆発力、パワーでタンク有利だろう。マーティンが勝つには一発も食わない、タンクを上回るスピードとスキルをみせるしかない。それが出来そうなレベルとも難しいともいえるハイレベルなマーティンだ。
シャクールはそんなマーティンに僅差で敗れたアルテム・ハルチュニャン相手の防衛戦だとか。
サブリエル・マティアスVSリアム・パロ
試合外の話題とかを除き、純粋に面白い、試合が楽しみな存在がサブリエル・マティアスだ。
スタスタ歩いてブロッキングして相手のパワーを査定し、査定終了したらボコボコと殴り合って相手を削ってノーマスしてしまう。さすがにこの単調なスタイルでは限界なんじゃないかとおもいつつ、どんな猛者も同じやり方で攻略してしまう。20勝20KO1敗のスラッガー。今回も同じか
リアム・パロ25勝14KO、無敗のトップコンテンダーはかなり戦績のいいランカー相手のサバイバルを全部勝ち抜き、堂々の指名挑戦権を得た。特に前戦はアメリカの黒人プロスペクト、モンタナ・ラブをノックアウトするという完璧な筋書きを演じている。
マティアスが正面衝突、正直に強い、パンチが強くて打たれても強いというわかりやすい王者なので、パロが勝つには彼の潜在能力にかかっている。未だ無敗で強者に勝ち続けているパロという選手にジェフ・フェネクやティム・チューのようなフィジカルパワーが宿っているなら、単調ともいえるマティアスを上回ることが出来るかもしれない。
ジェフ・ホーンやジョージ・カンボソスのように、オージーは長続きはしないがアップセットを起こす何かがある。
まぁ、正直に打ち合う面白い試合にはなるだろう。