夜に備えて整理。
一押しのバロッソさんは強打者らしいわかりやすさで散りました。
もうチャンスないやろなぁ。
アンソニー・クロラVSイスマエル・バロッソ
いかにも強いとわかる強打で最初から飛ばすバロッソ。
クロラはブロックを固めて我慢の時間が続く
5ラウンドあたり、強振でスタミナの落ちかけたバロッソにクロラ反撃
顔面にもボディにもいいタイミングのパンチが出始める。
ペースは完全にクロラ。最後はボディで終了。
英国で勝つにはKOしかないし、そういうスタイルのバロッソだったが
わかりやすい負け方でこれは自滅だな。
クロラは過去、敗戦も多い選手ですが、最近は耐えてボディが勝ちパターンになりつつあるな。
英国ライト級タレント豊富でうらやましいです。
マウリシオ・ヘレーラVSフランキー・ゴメス
ライブを変えたら途中からやっていた。
ヘレーラがボクシングをさせてもらえない感じになっている。
ゴメスはまるでスパーリングのように自由奔放にボクシングをしてる感じだ。
スイッチを多用し左右関係なく手が出るし、押しては引いて相手をイライラさせることに長けた天才肌のボクシング。
しかしヘレーラくらいの実力者だとこんな遊びのボクシングでは倒れやしない。
ほぼフルマークの完璧な内容でゴメスの圧勝だが、理詰めに倒すボクシングではないので欠伸が出るな。
判定限定ならクロフォードをも攻略するかもしれないほど型のない自在なボクシングでした。
デビット・レミューVSグレン・タピア
レミューが飛ばしタピアは様子見なのかとおもったら、いつまでたってもタピアのエンジンがあがらず
たまに出すパンチもスローで威力もない。レミューのパンチをさばききれてるわけでもない。
タピア何したいんだ、一応大型ホープだろとおもってたらダウン食い、続行の意思を示すもセコンドが棄権。
本人はえらく怒っていたが勝てる要素がなにもないままの展開だったので仕方ない。
続行しても無駄にダメージを増やすだけだったろう。
村田はこのタピアなら勝てるんじゃないでしょうか?
レミューが相手だったら燃えますが。
アミール・カーンVSサウル・アルバレス
予想通りの展開。
カーンは忠実に教えを守り、スピードと手打ちパンチでポイントを稼ぐ。
常に横に動いて的を絞らせない。
対するカネロは重厚なプレッシャーをかけつつビッグパンチをあわせにくがすばしっこいカーンをとらえきれない。
ペースとしてはカーンでいい感じになりかけてはいたが、やはり相当ビビッていて逃げ腰でパンチは軽く、カネロにダメージは与えられていない。
そして中盤、もうカネロを見切ったという安心感が出たか、カネロも少し仕切りなおしでややペースが落ち着いてきたかとおもったところに
カネロの右スイングがモロにカーンのアゴにドンピシャ。
一撃失神KOでの決着となりました。
これは未来永劫使われ続けるKOシーンだな。
パッキャオにKOされたハットンの次に引き継がれる貴重なビデオとなりそうです。
夢でみたような展開と結果でした。
最後まで逃げ切るか、ダメージを与えるジャブやパンチを打っておかないとやはりカネロは危険だな。
パワーのあるところを存分に見せつけたのでもうミドルでゴロフキンとやってもいいんじゃないでしょうか?
誰もゴロフキンには勝てないとおもいつつ、可能性があるのはやはりカネロでもあるんで
気をよくしたカネロはゴロフキンをリングに呼んでいつでもやってやると豪語してましたが果たして・・・
やはり、歴史は繰り返すというか、長年みてきたファンによる予想は内容、結果とも期待を裏切らないという証明か?
彼が負けるとしたらこういう展開というお手本のような試合の数々でした。