昨日はガンボアや中年の星、佐々木基樹の敗戦などがあり、やや鬱気分で今日の展望などはしませんでした。あまり関心がないだけかもしれません。「地球上のいかなる人間も時の流れには逆らえない。力ここまで」佐々木の言葉を借りれば、年齢じゃないですが、いくらチャベスの息子といえど、スター、カネロが主役な時の流れには逆らえないのでしょうか?
ガンボアは調整不足を感じました。貯金で勝てるだろ的な緩い仕上がりにみえました。若さ全開のボクシングなので、年を重ねるとイケイケスタイルは厳しくなります。そんなタイミングで雑草の曲者、カスティリャノスは嫌なムードはありました。
本当はチャベスの息子がカネロだったら最高だったんでしょうが、今日、全てをひっくり返せるかな?
露払い、オマール・チャベスVSラモン・アルバレスはオマールの完勝でしたけど・・・
予想を書きたいが、チャベスJrのボクシングが思い出せないんだよなぁ。体格がいいんで、プレスしてカネロを追い込むような戦い方しか活路がないとおもうがカネロもファイタースタイルは得意でボディ巧者だもんなぁ。
体格の差がどうでるかが鍵でしょう。
これはミドル級の試合という事でいいんでしょうか?ベルトは何かかかっているのでしょうか?
実況
これが本当にそんなに偉大な試合なのか
チャベスJrが一流とも強いとも感じた事は一度もない。
血統と体力と本気度に期待するけど。
カネロVSチャベスJr
1R
優劣つけられない。
探り合いなのでリーチのあるチャベスの距離
多く手をだした
カネロ10-9
2R
チャベスが一瞬カネロをロープに詰めたがカネロが戻す。ややカネロのプレスが強いか
左ボディで
カネロ10-9
3R
やはり体格差の肉弾戦しかチャベスに活路はなさそうだ。
お見合いからのパンチの応酬ではカネロの方が隙が無い。
カネロ10-9
4R
背もリーチもチャベスの方があるが中間距離では成す術がない感じ。
重厚なカネロの正直なプレスが力強い。
カネロ10-9
5R
これは噛み合ってない試合なのかな。
重厚で隙のないカネロにチャベスは特に何もできないが
カネロも深追いしきれない。ジリジリプレスをかけてはいる。
カネロ10-9
6R
カネロが余裕をみせてるのかロープにつまりチャベスを誘うが
そこにしか今日のチャベスに活路はなさそう。
階級下のカネロの方がパワフルにみえるのが残念
カネロ10-9
7R
頭をくっつけた打ち合いだけがチャベスの活路でいい面もみれたが
カネロがあえて余裕で受けているだけにもみえる。
カネロはコーナーに座りもせずたぶん余裕なんだろう。
KOも狙わないのかもしれないが
カネロ10-9
8R
カネロはスパーリング気分か、やや横着なボクシングで乗り切ろうとしてそう。
チャベスは頭をくっつけた打ち合いしかない。体力はあるが芸がない。
カネロ10-9
9R
無理をしないでチャベスの土俵でも受けて勝つつもりっぽいカネロだが
チャベスを倒す事もなくGGGには勝てないぞと言われるぞ。
チャベスも必死に頑張っているがカネロが本気を出してないようにしかみえない。
チャベスには右ストレートとかはないのかな?
カネロ10-9
10R
このままユナニマスでカネロか
熱戦と言えるのかもしれないが自分には凡戦
カネロ10-9
11R
偉大なチャベスの息子を傷つけすぎないスパーリングのようにみえる。
これで何億も稼ぐのだからカネロにとってはGGG戦までのボーナスにしかみえない
稼げるうちに稼いでおくと。
偏見だけど。
カネロ10-9
12R
チャベスはよく頑張ったんだろうが、カネロに対してもその他に対しても
何が武器でどう勝とうとしてるのか、まるでみえないボクシングであった。
彼は何が強いボクサーなのか、わからない。
カネロは終始スパーリングであった。
カネロ10-9
これで観客、メキシコ国民は満足なのか?名前だけじゃないか。
カネロの盤石さが印象的でしたが、こういうボクシングは前時代的だ。
チャーロやアンドラーデとなかなかやらない理由もなんとなくわかる。
ただのボーナスステージでしょう。
だから実力者なのに好きになれんよ。
豊作の多かった今年のワーストだ。
レミューVSレイエス
またスラッガーのレミューか。
マティセのミドル版
1R
元気に攻めるレミューのラウンド。
レイエスは冷静に対処もやや遅いかな
レミュー10-9
2R
レイエスがよく足を使い対抗してるがレミューに動かされている感じ。
レミューは相変わらずだがレイエスの懐の深さにまだ届いていない。
レイエスカット
レミュー10-9
3R
レミューの左のビッグパンチが何度も入ってKOタイムかとおもわれたが
レイエスは耐えている。大柄で懐深くて打たれ強そうだが
スピードがないので逆転は厳しいか
レミュー10-9
4R
レミューのパンチでレイエスのマウスピースがふっとんだ。
レミューのペースだが、レイエスもいいものを持ってるな。
遅いけどパワーもあり耐久力はたぶんレミューより上
おまけで
レイエス10-9
5R
4Rのレイエスの右で少しレミューが大人しくなった。
レイエスは少しダメージを回復できただろう。
スローだけど打ち下ろしの右は可能性がある。
レイエス10-9
6R
この回も攻勢はレミューだが有効打はレイエス。
レイエスの出血も止まってきた。
地味にレイエスペースになってきたといえる。
レミューは再び爆裂するだろうが
レイエス10-9
7R
この回はレミューの左フックが効いてレイエスは凌ぐだけとなった。
レイエスにクイックネスがあれば逆転できそうだけど
前半のダメージとスローぶりで厳しそう。
レミュー10-9
8R
ほぼブロックされてるがレイエスのボディや連打でレミューは結構きつそうだ。
クリーンヒットはレミューの方が多いけど体力はレイエスの方がある。
ゴング後の加撃でレイエスに減点
9-9
9R
互角にみえるがレミューの方が見栄えがいいかな。
レミュー10-9
最後、レミューがラッシュするのか
10R
レミューのすごい左が入ったがレイエスは倒れず逆に激しく抵抗。
すっかりレイエスを応援してしまったが、有効打や流血などでレミューの勝ちだろう。
10-9レイエス
マティセと似た感想で序盤のレミューは怖さ満点だが中盤から目減りする。
レミューのユナニマスだが点差ほどの差はなかった。
レイエスがSミドル並の体格と耐久力でレミューはパワフルで速いがミドルの選手。
頑丈さはレイエスが上だった。
カネロVSチャベスでもそういう差がみれるかな。
マティセVSテイラー
1R
坊主でひげでタトゥーだらけのマティセ。風貌はマフィアそのもの。
最後にマティセの強打でテイラーがよろけた。
マティセ10-9
2R
マティセ早くもKO狙いでパンチが大きい。迫力、見せ場はマティセだがテイラーは察してよく守っている。
テイラーにパワーがあると墓穴を掘りそうだがマティセペース
マティセ10-9
3R
やっぱり飛ばしすぎのマティセにテイラーの反撃がはじまったが
そこにマティセの右がズドンでダウン。
テイラーは再びマティセの強打に警戒し仕切り直し。
マティセ10-8
4R
細かな技術ではテイラーの方が上かもしれないが
攻めの姿勢とパワーでマティセが押しているようにみえる。
マティセ10-9
5R
スキルに差はなくテイラーの方がいいくらいだが、攻勢、パワー差が顕著。強引にロープにつめての左でテイラーをノックアウト。時間をかけて再起し、風貌も変えて、以前よりは丁寧に柔らかく戦うようになったと感じるマティセだったが、やっぱり彼は生粋のスラッガーであり、KOが魅力の選手。
7ラウンドくらいまでが強くて、その後は色々目減りするとおもう。KO勝ちかその他は全て負けるかのようなスタイル。
ジョセフ・ディアスVSマヌエル・アビラ
両者、世界戦をするにふさわしいキャリアですが、本場は険しいですね。
無敗ホープ同士のサバイバル戦
1R
ちゃんと見たらほぼ終わっていたのでノーコメント
リングサイドのデラホーヤ人気の方が目立つ
2R
オーソドックスのアビラの方が積極的で右がいい。
ディアスはまだ様子見だが後半少し見せ場も
アビラ10-9
3R
ディアスの正確性が上回ったか。
互角の両者だが、よりビッグホープはロンドン代表のディアスだろう。
10-9ディアス
4R
格上の風格が漂うディアスだがアビラがキビキビ動きいい左フックを入れた。
ディアスが勝ちそうな雰囲気はあるがアビラ互角以上に対抗
アビラ10-9
5R
ディアスに攻めさせてカウンターを狙うかアビラ
このままでは展開を打開できないのでディアス側が仕掛けてきそうだ。
パワーはディアス優位かな
ディアス 10-9
6R
ディアスがプレスをかけていく展開
アビラもよく守り打ち返すがディフェンス勘もいいディアスには届かない。
ディアス10-9
7R
はっきりとした優劣はないけれどディアスが攻め、アビラは策がなくなってきた。
アビラが勝負をかけるしかなくなってきたか
実力伯仲です
ディアス10-9
8R
ディアスのスキルの前に成す術なくしつつあるアビラ、打ち終わり狙いくらいか。
逆転の目は十分あるが、このままではディアスペース
ディアス10-9
9R
よく動き守っているのでダメージはさほどでもないだろうが
隙のないディアスの前にアビラなす術なく完全なディアスペース
アビラは単発でなく連打で抵抗したい。
ディアス10-9
10R
ディアスペースは変わらず
ディアス10-9
ユナニマスでディアス
トップランカー同士のレベル高い試合だったが、総合力でディアスが上。
アビラは攻め手を失い単発になってしまった。
さすがのトップアマでディアスは王者と比較しても何らそん色ない完成度。けれどスケール感もフェザー級を抜けたものではなくまさに超優等生。
これに日本人が勝つ姿はちょっと想像できない。