インパクト抜群のアップセット
リアム・スミスはスミス兄弟の中で一番整ったボクサーだが、ウェルター~Sウェルターが適正にみえ、キャリア唯一のKO負けはカネロのボディに沈んだもの。ミドル級は明らかに大きすぎ、相手のユーバンクはSミドルから下げてきたボクサーだ。
クリス・ユーバンクJrは親父譲りの才能、スピードを持ったファイターだが、WBSSを取りこぼしてからは試合に恵まれず、村田の指名挑戦権があっても行使されることはなく、話題だけの試合、コナー・ベンとの試合は相手のドーピングでキャンセル。
体重も目標も宙ぶらりんな状況だったと言えそうだ。
それにしても、大きくて速いユーバンクが少し有利かなという展開で、この逆転ノックアウト劇。
軽いクラスのパンチでも、これだけ踏み込んで力の籠ったパンチを食らっては誰だってこうなる。
2022のKOオブザイヤーは
マイケル・コンランVSリー・ウッド
だったようだが、今年もいきなりインパクト抜群のKO劇がイギリスから生まれた。
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