楽しみであるとともにある種怖い、心臓に悪いなぁというような試合の数々。
まぁこういうところまで到達したんだから本人には望むところ、これが本来のボクシングなのですが。
石田VSポール・ウィリアムス
ある意味世界王者より怖いポール・ウィリアムス。確実にチャベスJrより高い壁である。
カークランド戦の石田が一皮向けたニュー石田であったのなら大いに期待ができるが、単純に2年前くらいの両者を比較したらウィリアムスの圧勝しか予想できない。
ウィリアムスが過去の人になっちゃうか最近の不出来を払しょくするようなコンディションで来るのかが注目。
ここで石田が勝ったら世界王者と同格の評価でいいだろう。
マニー・パッキャオVSティモシー・ブラッドリー
まだ決まってないかもしれないが。マニアの中ではパワーもキャリアも格が違うとパッキャオを押す声と以外とこういう若くて速い選手にこそ苦戦するんじゃないかという見方があるだろう。
自分も両方の気持ちが混ざる。
ブラッドリーがビッグネームのパッキャオに呑まれなければ勝ってしまうんではないだろうか。
ネームバリューも実績も断然上のパッキャオだが、じゃぁマルケスとブラッドリーがやったら普通にブラッドリーが判定勝ちしそうな気もするし・・・
けれどここでブラッドリーが勝ってしまうことは興行的には痛すぎだし。
パワーこそないものの実はこの男(ブラッドリー)が一番やっかいなのでは?とおもってたカードが実現するのかな?
パッキャオはよくぞ選んだなぁ。ハイリスクローリターンなこの相手を。
西岡VSドネア
ドネアの拳の怪我、プロモーターの暗躍により次にすんなり決まるような気がしない。
もしそうなった時は西岡は普通の防衛戦で試合勘を養った方がいいとおもう。
大きくて消極的なベチェカは嫌だけど。
この試合の前にリコンドゥVSサーシャが行われ、勝敗はともかく世界をあっと言わせるようなハイレベルな試合が実現したらSバンタムは激アツだ。
アルセはいらないとおもうが、ギリギリ実績あり激闘製造機なので介入してきてもよしではあるが勝ち目が薄いこの輪に入ってこないだろう。ドネアとのビッグマネーだけが目当てか。