ゲナディ・ゴロフキンVSカーティス・スティーブンスその他

ケンナジーなのかゲナディなのかわかりませんが、故郷を離れても多数の試合をこなす、裏P4PのGGGの9度目の防衛戦。全部ノックアウトです。

アマチュアの実績と超プロ向きなスタイル、豪腕にしてタフ、カザフスタンという国のボクシングの強さを体現しているゴロフキン、攻撃型ボクサーでは今や世界ナンバーワンの評価ではないでしょうか?
対する地元の挑戦者は負けも多いがハードパンチャーで怖い顔のスティーブンス。
見所は総合力はゴロフキンだがスティーブンスの強打を食っても平気なのか?一発の波乱があるのではないか?くらいだったとおもいます。

それでもやはり、ゴロフキンの打っても打たれてもスティーブンスを上回る屈強さが際立つ内容でギブアップのTKO勝利。

しっかり見てませんので内容には触れることができませんがスティーブンスが頑張ったのでゴロフキンの全貌がかなりわかるような感じだったようです。
ゴロフキン、華麗さはありませんが人間として動物として?常人とはかけはなれた屈強さを感じる鉄人です。
彼のような資質の持ち主に打倒メイウェザー、打倒ディフェンス全盛ボクシングに夢を抱くのは必然です。

アマでもほとんど、負けてないんだよなぁ。ホームで試合が出来ずとも試合内容で皆を納得させる本物のスターです。
本人は未だ表ではナンバーワン評価のセルジオ・マルチネス戦を求めているようですが、人気も知名度もないがコンプリートボクサーのマット・コロボフとの指名戦の話もあったりで・・・
マニア的にはコロボフ戦見たいですがミーハー的には早くビッグマッチやらせてあげたいです。

[youtube]http://youtu.be/-K4UT1aNYKc[/youtube]

その他、注目の試合あり。

ジョバンニ・セグラVSエルナン・マルケス
[youtube]http://youtu.be/kOWDoUGCN_w[/youtube]

元王者同士のサバイバル戦。最終回、最後のノックアウトでセグラの勝利。
すごいなぁ、こんな厳しいノンタイトルやってる世界で日本人が王者でいられるわけないとおもってしまいます。
こういう試合を生観戦したいなぁ。
三段論法的ですが八重樫VSソーサ戦、やっぱりソーサが断然有利だとおもっちゃいました。
[youtube]http://youtu.be/o3G2BRGdQgU[/youtube] セグラはソーサに破れ後退してしまいましたが、ジョナサン・ゴンザレスとマルケスを破り、再浮上してきました。
王者より強い元王者といえそうです。
ジョナサン・ゴンザレス、めちゃいい選手ですよ。

八重樫の勝機は相性と戦略しかないでしょう。スピード差でなんとかのりきってくれ。

マゴメド・アブドスアラモフVSマイク・ペレス

ヘビー級プロスペクトで紹介した無敗同士の対戦。アブドスアラモフは全部KO勝利でした。
結果は小さなペレスのユナニマス。
今のスーパーヘビー級時代ではちょっと厳しい体格のペレスですが、なんか負けない、上手さ、柔軟さが備わった選手です。
これも豪華な無敗同士のサバイバルマッチでした。

色々感慨深いものがある週末でした。
クリチコ王朝、メイウェザースタイル、もう飽きたのでぶっ倒して勝つ拳闘の復活を願ってまた来週。

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