
最近はプロもアマも関係なくホンモノだけを求めてます。
日本ではほとんど誰も知らない、村田に最後に勝った男として
五輪も不当判定がなければ金の最右翼だったと知られている
イェフゲン・キトロフ
がアマチュアに見切りをつけてプロ転向しました。
無名のプロモート会社からの地味なデビューですが、追いかけていきたいです。
12月18日に予定されているデビュー戦、相手は誰になるのかな。
このキトロフ、ゴロフキンやコヴァレフなどロシア系剛腕が注目あびる昨今、同じような力強さを前面に感じさせるボクサーです。
バクーで行われた世界選手権決勝は24-22という結果で村田を下していますが、内容はキトロフの完勝です。
2ラウンドにはスタンディングダウンも奪っています。
ヘッドギアつきの試合ですが、この試合、キトロフのモンスターぶりはもちろんのこと、村田がどういう選手なのかも非常によくわかるいい試合です。
村田の連打、ブロック、タフネス、執念も素晴らしいですが強打の雨あられ、キトロフはその上をいきます。
ボクマガ12月号にちょっとだけ彼のインタビューが出ていましたが
自分が負けたからには村田に勝って欲しかったと素敵なコメントをしていました。
ロマチェンコのことも
「まず絶対的に強いし紳士だ」
と評していました。
ボクシング歴は浅く、17、8歳頃からだそうですが、その前からファイトしてきたから何も問題なかった!
そうであります。
生活拠点をアメリカに移し、プロモートも未知数
様々な障壁が今後立ちはだかるでしょうが、未来のチャンピオン有力候補、第二のGGG
再び村田と拳を交えることを期待しております。
話は逸れて、俺の贔屓のディミトリー・ピログさん。
王座はく奪されちゃいましたが早く帰ってきてよ。
何でも強敵ゴロフキンとの対戦が決まり、薪割りトレーニングしてたら背中を負傷したとのこと。
剛腕相手にパワーを磨く
その気持ちよくわかります。背中じゃ大変だろうな。
もう直って帰ってくるぜとコメントしてましたがそれからも時間が経つよ。