2部に比べたら選手層が厚いとはいえぬ重量級。GGGやコバレフの時代は終わりを迎えつつありますが、次世代も今のその他王者が継いでいくのでしょうか、それじゃつまらない、新星を見届けたい。
ミドル級
やはり、ジャモール・チャーロに魅力を感じる。カネロはこの階級をどうしていくのか。
村田、ソーンダース、GGGらはどうしていくのだろう?活性化、新旧交代を願いたい。
一番悲しかったのは村田もキトロフも挫折してしまったこと。ロンドン組が冴えなかった階級。
カミル・ゼレメタ Kamil Szeremeta
18勝4KO
ポーランド、無敗だがKO率が足りない。
ジェイソン・クイグリー Jason Quigley
15勝11KO
村田がこっちにしていたらどうだっただろう?10月8日に試合をしたが判定。
復活後やや冴えない。
ヤマグチ・ファルカオ Yamaguchi Falcao
16勝7KO
ブラジルのぐっさん。
リングの職人的な器用なファイトはするものの、サイズ、パワーが不足気味。
エスキバ・ファルカオ Esquivia Falcao
22勝15KO
ヤマグチと同じ課題を感じる。動きはいい。迫力がない。
ファルカンなのかファルカオなのか誰か教えてください。
ついでにロブソン・コンセイソンなのかコンセイシオなのかも・・・
マーク・ヘフロン Mark Heffron
21勝17KO
英国のトップアマでジュニアの頃から成長と共に階級を上げてきた。
アレクサンダー・ベスプーチンに負けという記録などがある。
デビッド・パポット David Papot
22勝3KO
スベン・オットケみたいな戦績と風貌のフランス人
キャサン・バイサングロフ Khasan Baysangurov
17勝7KO
ロシアには強いのがいそうだがKO率が魅力減
パトリス・ボルニー Patrice Volny
12勝8KO
カナダの有望株でデカい
ジャック・クルカイ Jack Culcay
25勝13KO3敗
雑草の元アマチュア世界王者。小さく、大事な試合で負けるも完敗はない。
執念で世界戦にこぎつけるか。エクアドルだもんね。
ロブ・ブラント Rob Brant
24勝16KO1敗
村田戦はホンモノの証明か
ブランドン・アダムス Brandon Adams
21勝13KO2敗
負けもあるが、最近の勝利がキトロフ、エリック・ウォーカー、モズリーJrだ。
アルテム・チェボタレフ Artem Chebotarev
6勝4KO
ロシアのリオ五輪代表、エスキバに勝ったり、クイグリーに負けた過去がある。
ザニベク・アリムハヌリ Janibek Alimkhanuly
4勝1KO
まだランク入りしてないがトップランクと契約
元アマチュア王者。GGGの後継者。
デビュー戦は派手だったがその後アレレで苦戦気味。
前試合ではデボン・アレクサンダーの兄を下した。
スーパーミドル級
アジズベック・アブドュゴフォロフ Azizbek Abdugofurov
12勝4KO
あれです、97試合目のシリモンコンを4戦目あたりで下したウズベキスタン人
マレーシア拠点で頑張っているが判定が多くなった。
ウラジミール・シスキン Vladimir Shishkin
8勝5KO
ロシアのトップアマだとおもうが、前戦、モハメディ戦を見る限り特別なものはない。
マット・コロボフ Matt Korobov
28勝14KO1敗
無冠の帝王、12月22日に久々の試合が予定されているが相手はTBAとなっており決まるだろうか。
不遇のキャリアだが、待っていればチャンスは来るかもしれない。
有望なランカーが少ないから。年齢との勝負。でも高齢じゃなかったらきっとミドル級が適正です。
ビンセント・フェイゲンブッツ Vincent Feigenbutz
29勝26KO2敗
はっきりとTKO負けもあるがまだ23歳と若くパワーもある。
クリス・ユーバンク・ジュニア Chris Eubank Jr.
27勝21KO2敗
WBSSでは消化不良だったが、動きを見る限りやはりナンバーワンの素材じゃないかな。
スーパーミドルだと少し小さいのがキズ。一番速いだろう。
エリック・バジンヤン Erik Bazinyan
21勝16KO
カナダの若き有望な選手。風貌もいい。
カレブ・プラント Caleb Plant
17勝10KO
米国内トップアマ、アマでは敗戦も多いがかなりのテクニシャン。
1月13日にウズカテギに挑戦する。
ロハン・マードック Rohan Murdock
23勝17KO1敗
オーストラリアの26歳で敗戦あるも遠い過去のもの。
なかなかやりそう。
ジェシー・ハート Jesse Hart
25勝21KO1敗
王者になる力はあるとおもうが
全ては12月14日のヒルベルト・ラミレスとの再戦にかかっている。
191センチあるが、これとカネロが同じ階級なのか。
俳優のような名前。
パトリック・ロホール Patrick Rokohl
16勝12KO
ドイツ、まだ雑魚戦ばかりだがKO率もいい。
ビジェンダ・シン Vijender Singh
10勝7KO
本場インド発、平井堅より平井堅。
まだランク入りしてないが、トップランクと契約して躍進を誓う。
ライトヘビー級
スティーブンソン、コバレフが陥落で勢力図が大きく変わってしまいました。
ベテルビエフには多く試合をして存在感を示してもらわねばなりません。
ミドル級同様、金のホープ、イゴール・メコンツェフも消えかけたのが悲しいです。
グヴォジクやウシクに勝っている強打者でしたがプロの水が合わなかった?
オレクサンドル・グヴォジク Oleksandr Gvozdyk
16勝13KO
ライトヘビー級新時代をこじ開けた。WBC新王者。
総合力は階級一番では?
しかし、スティーブンソンが心配でたまらない。
マーカス・ブラウン Marcus Browne
22勝16KO
王者候補だが、自身の素行もあってなかなか決まらない。
決まらないならバドゥ・ジャックとエリミネーターをやろうという話がある。
ウマール・サラモフ Umar Salamov
23勝17KO1敗
フーパーに惜敗するも、ロシアの新時代の有望株。
めちゃ強い印象だったがその後よくみると線が細かった。
ジョシュア・ブアッティ Joshua Buatsi
8勝6KO
ガーナ発英国のリオ五輪銅メダリスト。
正直に王者候補
チャールズ・フォスター Charles Foster
17勝8KO
米国発のややローカル臭がただようが、無敗のサウスポー
アンソニー・ヤーデ Anthony Yarde
17勝16KO
もう世界戦をしてもいいのではないか、超合金のような肉体の野獣。
[st-card id=43733 ]孟繁龍 Meng Fanlong
14勝9KO
ロンドン五輪中国代表、銅メダルをとるヤマグチに17-17のスプリット負け。
淡々としてるが、テクニカルでプロでもアマでも結果を出している。
偽物ではない。
ダミアン・フーパー Damien Hooper
14勝9KO1敗
オーストラリアのロンドン五輪代表でかなりのトップアマ
ロンドンではマーカス・ブラウンに勝ち、金のメコンツェフに敗れた。
ウマール・サラモフに勝って存在感を示すも1敗となった格下との試合で
打たれ脆さが目立った。
トレバー・マクンビー Trevor McCumby
25勝19KO
ローカル臭漂うが米国のホープでずっと勝ち続けている。
クルーザー級
ムラト・ガシエフ Murat Gassiev
26勝18KO1敗
WBSS準優勝、シーズン2には出なかった。
鬼人のようなパワーファイトをするがKO率はそれほどでもない。
どこを修正して再起するのだろう。まだ25歳
アーセン・ゴウラミリアン Arsen Goulamirian
24勝16KO
WBA暫定だかを獲ったとおもうけど、観たランキングからは消えていた。
剛力っぽい風貌のフランス在住アルメニア人
ユーリ・カシンスキー Yury Kashinsky
17勝16KO
無名の頃から注目していた石の拳。こっちをWBSSシーズン2で観たかった。
GGGのような優しい風貌だがパンチは強烈。
ただしそんなにアマ歴はないのか、まだ未熟な面もみえる。でも若くない。32歳
イムール・スゼロ Imre Szello
22勝14KO
ハンガリーのトップアマでもう35歳
ベテルビエフとやった過去もある。
欧州のアマとしての実績が豊富だ。
イブス・ンガブ Yves Ngabu
19勝14KO
アフリカのマカブ兄弟かとおもわせつつ
ベルギーの30歳。ルーツはアフリカだろう。
次のミッキー・ニールセン戦が正念場。
アレクセイ・エゴノフ Alexey Egorov
6勝5KO
ロシアのトップアマ。
国内では五輪金のエフゲニー・ティシェンコに勝てなかった。
男性ホルモン豊富なマッチョ。
ロシアンマフィアですと言ったら信じる。
ローレンス・オコーリー Lawrence Okolie
10勝7KO
リオ五輪英国代表。
プロモーターがエディ・ハーンでマネージャーがジョシュアという至宝。
アーサー・マン Artur Mann
15勝8KO
カザフスタン生まれのドイツ拠点。
前戦で世界ランカーのアレクセイ・ズボフを破った。
アグレッシブにファイトするが飛びぬけたものは感じなかった。
ジェイ・オペタイア Jai Opetaia
16勝13KO
オーストラリアのトップアマでロンドン五輪代表。
風貌から、サモアとかフィジーとかの民族性を感じる。
ディラン・プラソヴィック Dilan Prasovic
10勝8KO
詳しい来歴はわからないが、モンテネグロのボクサーというのが貴重。
エフゲニー・ティシェンコ Evgeny Tishchenko
3勝2KO
ランク入りしてません。
リオ金メダリストだが、不当判定によるものに近い。
線が細いのでクルーザーでやった方がいいかと。
ヘビー級
アジット・カバエル Agit Kabayel
18勝13KO
ドイツの無敗選手で、デリック・チソラも下したがMDなのでそのあたり。
アダム・コウナッキ Adam Kownacki
18勝14KO
ポーランド発米国、サバイバル戦を勝ち抜いている。TKO木下、アンディ・ルイズに似ている。
オスカー・リバス Oscar Rivas
25勝17KO
コロンビア発のタイソン的小型マッチョ。
26勝25KOだったMMAのファビオ・マルドナドをやはり大差で下し、ボクシングの面目を保った。
次がブライアント・ジェニングスで試金石。
セルゲイ・クズミン Sergey Kuzmin
14勝11KO
ロシアのトップアマで若干高齢でブヨブヨしてるが
一通り、エリートらに勝ってきた実績は怖い。
トレバー・ブライアン Trevor Bryan
20勝14KO
ドンキングがプロモートする、昭和のヘビー級選手のようなムードの選手だが
GJフローレスなどをTKOし無敗を維持している。
米国ではかなり有望なヘビー級
ジャレル・ミラー Jarrell Miller
23勝20KO1分
世界戦が近そうだが、ビッグ3(ジョシュア、ワイルダー、フューリー)の誰が受けてくれるだろう。
デブだが一貫性のある戦い方が出来、ボディワークも柔軟なのでひょっとする。
あとは耐久力だけだ。
オット・ワーリン Otto Wallin
20勝13KO
スウェーデンの197センチ。スカンジナビア半島は巨人の宝庫だろうが
ヘビー級を席巻するボクサーは現れるだろうか。いつもいまひとつだ。
ジョー・ジョイス Joe Joyce
7勝7KO
リオ五輪銀メダルだがジョシュアより高齢の33歳。
米国デビューで派手なKO勝ちを続けているが、バタバタして年齢を少し感じてしまう。
フィリプ・フルゴビッチ Filip Hrgovic
6勝5KO
リオ五輪銅メダリスト。クロアチア。
若く、ジョイスよりチャンスは少ないが有望だとおもう。
ボクシングがやや硬いかな。
ムラデン・ミルジャス Mladen Miljas
9勝9KO
カナダの198センチ、来歴不明だが、今のところ100%レコード
トム・シュワルツ Tom Schwarz
23勝15KO
ドイツの197センチ。ドイツ国内ではトップヘビー級を実証している。
あとは世界ランカーとの戦いだ。
この写真だと女子プロレスみたいだ。
張志磊 Zhilei Zhang
20勝16KO
ビッグ3(ジョシュア、ワイルダー、フューリー)以外なら王者になっちゃうかもしれない。
年齢との勝負だが、他に有望なランカーもいないので2019年に勝負したい。35歳
藤本京太郎 Kyotaro Fujimoto
20勝12KO1敗
もう32歳なのだな。玉砕戦に出てもいいのでは?なんでヘビー級なんだろうというくらいのサイズ。
クルーザー級でも大柄とはいえない。
タイロン・スポーン Tyrone Spong
12勝12KO
スリナム→オランダ→米国。
キックの名選手だとおもうが、ボクシングも強い。しかし年齢とサイズがヘビー級では厳しい。
ジュニア・ファ Junior Fa
15勝8KO
ジョセフ・パーカーのようなニュージーランドの巨人。
実際アマではパーカーに勝っている。
アリ・エレン・デミレゼン Ali Eren Demirezen
10勝10KO
トルコ発ドイツ拠点。
ひげマフィアみたいな風貌だが、立派なリオ五輪トルコ代表。
初戦でフルゴビッチに敗れた。
軍曹と言えば信じる。
イズ・ウゴノウ Izuagbe Ugonoh
18勝15KO1敗
巨人サイズのブレアジールに逆転負けしただけでは見限れない。
ヘビー級でクールなスピードボクシングができる俊才。
が、最近はナイジェリアのエフェ・アジャグバという選手がウゴノウっぽさを
引き継いでいる。
ヘビー級は、ランク入りもしていますが
五輪組、トップアマチュアが即戦力だとおもいますので
こちらもどうぞ
やや無理やり選出した感じですが、目を見張る選手はいなかった。
全階級そうですが、根はミーハーな自分は
井上尚弥
チャーロ兄弟
エロール・スペンス
みたいな、キレッキレの衝撃ノックアウトを目撃したいし
そういう稲妻のようなファイトができる選手を求めているのだとおもいます。
そういうのを感じさせる重量級はいまさらですが
クリス・ユーバンク・ジュニア
イズ・ウゴノウ
でしょうか
その他の注目、応援したい選手は
ザニベク・アリムハヌリ
マット・コロボフ
ムラト・ガシエフ
ユーリ・カシンスキー
またまたロシア系になってしまいました。
2019年もこんな余計な知識を入れて、ボクシングを楽しみましょう。
END