ビッグマウスで無敗の2階級王者、アンドラーデが迎え撃つは無名の格下キーラー。ルイス・アリアスを破りチャンスを手にした。17勝5KO2敗という戦績ではあまり期待できないが、キーラーの発言には同意する。
キーラー
「アンドラーデはミドル級のエリートを気取っているが、誰一人として大物と戦っていない。そんなの妄想だ。俺が全ての立場をいただくよ。」
速さで攪乱するアンドラーデをしっかり捕まえて捉えれば誰にでも勝機はあるが極めてやりにくいのだ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | R | |
アンドラーデ | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 80 |
キラー | 8 | 8 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 70 |
途中でユーチューバーみたいな試合があったので、忘れかけていた。
展開は大体読める。キラー頑張れ
1R
いきなり開始3秒くらいでキラーダウン、左か。
キラーは少し効いているのかバランスがバラバラになっている。
それでも効いたダウンではなかったようで持ち直す。
キラーのスピードも踏み込みもスウェーもなかなかいいが
ガードが低くヒヤヒヤするディフェンス。
アンドラーデ10-8
2R
スリップみたいにキラーが倒れる。
アンドラーデが上半身だけ出して腰が低いから戦いにくい。
アンドラーデが当て逃げのように腰を引いてパンチを振り回してくるが
大きな左フックがモロに当たりキラーが倒れる。
これは効いたし、実力に差がありそうな展開。
アンドラーデ10-8
3R
あれをモロに食うようだとキラーは厳しい。
それでいてガードが低い。
まだアンドラーデのやりにくさに慣れていない。
3ラウンドにしてキラーには逆転の一発しかないだろう。
ポイント取るのも難しいだろうし。
KO率低いから玉砕しかないか。
アンドラーデがKO出来そうなので意外とパンチが当たる距離にいるからチャンスだが
キラーはワンテンポ遅れている。
あれだけ優勢で倒せないのがアンドラーデの鬼ごっこファイト
アンドラーデ10-9
4R
少しづつファイトらしい展開になってきた。
アンドラーデは相変わらず、威嚇、当て逃げなので
キラーはタイミングを図るだけじゃなくプレスしなければならないが、その気配はない。
アンドラーデ10-9
5R
アンドラーデにカウンターを当てるのは難しいので、プレスして距離を潰す必要があるとおもうが
キラーにプレスするスタイルはない。当て勘、反射神経勝負をしている。
アンドラーデは猿のような構えから手を出すだけ。
なんだかんだ、拮抗したペース争い。
アンドラーデ10-9
6R
アンドラーデはこのスタイルを益々極めてきたな。
組み立てはなく一発当てたら襲い掛かるだけなので退屈だ。
キラーは反応勝負をしているが遅れている
アンドラーデ10-9
7R
塩試合製造機と化したアンドラーデにビッグファイトの需要はあるのか。
キラーはスウェーとかしてる場合じゃないとおもうがほぼ下を向いているアンドラーデを攻め込めない。
アンドラーデ10-9
一生懸命やってる両者には悪いが退屈だ。
8R
キラーは玉砕、あるいは肉を切らせて骨を断つ、突貫ファイトにきりかえるべきだ。
このままでは2度ダウンの果ての判定負けだ。手を置くようなヒットしかできない。
アンドラーデは下を向いて雑に振り回すだけなのでこの回はキラーかなとおもったが
最後にロープに詰めて強打を当てた?のでやはり
アンドラーデ10-9
9R
あー中止にならずにアンドラーデとビリージョーは戦ってどちらか一人になって欲しかったな。
キラーに強打があれば少しは期待できるが、パワーレスなテクニシャン系のようだ。
それではアンドラーデの変則とスピードに反応できない。
アンドラーデの大振りな左フックのようなアッパーのようなパンチを浴びグロッキー。
大振りのパンチに反応しきれなくなり、顔を度々跳ね上げて
レフリーストップ。
実力差は仕方がないが、キラー陣営にアンドラーデ対策を全く感じなかった。
無策の無謀、いつもの自分のファイトで通用するとおもっていたのだろう。
アンドラーデには極端な対策が必要だ。