厦門の扉/木村翔VSフローイラン・サルダール

これは決まりなのでしょうか、7月27日に中国は厦門で行われるとありましたが、中国人じゃない同士ですが、木村はそこまで中国で人気があるのでしょうか?

昨年12月ぶりの試合なので年1か2に固定されそうな木村の試合ですが、統一の機運が強い昨今のボクシング界でも日本の小さなジムから出た王者の歩む道は依然としてこのようなものだろう。

厦門は台湾に近い福建省の都市ですが、香港やマカオに似てヨーロッパの情緒の漂う海辺の街です。日本料理屋も多く、調整に困るような場所ではない都会です。

https://www.youtube.com/watch?v=moDvh4mGelc

ミニマムの山中なる王者の相手もビッグ・サルダールであり、これは兄弟かな。

フローイランはマックウィリアム・アローヨにKOで破れ、井上拓真からダウン奪うも判定で負けました。パワーはあるが手数が足りない。テクニシャンともいえず、筋はいいがもったいない系に感じました。

ビッグの方もたしかミニマムで田中恒成と戦いダウンを奪うもボディで逆転KOされました。その後も1敗しているようです。

フィリピンのこのあたりの選手は筋はいいのだけど、怖いのは前半だけで徐々に落ちていく。トップアマほどの技量はないので万策つき、後半ジリ貧になっていく。ナチュラルパワーはあるがスタミナとボディに不安がある。という共通点がある気がします。

反則とはいえ、山中を一方的にボコったルイス・ネリもアーサー・ビラヌエバにダウンを食いました。ビラヌエバにもう少し積極性と覚悟が備わっていればひょっとしたらひょっとした試合にみえました。

ティファナでの試合だったのでこの時のネリの調整も自分有利にいいかげんだったものとおもわれます。

サルダールもビラヌエバも実に惜しい選手なんだよな。

それでも、木村自身まだなんともいえぬ王者なので、強敵であることには間違いなさそうです。勝機はスタミナとプレスでしょう。技術優位とは言えません。

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