
昨晩行われた世界戦、TBSだから色眼鏡で期待も緊張もなくぼんやり観戦
宮崎VSシルベストレ
シルベストレがいい選手で見た甲斐がありました。
宮崎が小さいからか体格もよくみえ、左利きのオーソドックスなのか、左がとても魅力的な選手でした。
瞬間スイッチとでもいうか、腰の入ったすばらしい左ボディを打ちます。
これは僕が大好きなディミトリー・ピログと同じです。
サウスポーにした方がいいんじゃないかというくらい立派なものでした。
しかしそれに比べ右の破壊力、的中率がやや甘いのと宮崎がフットワークを使ってからの詰めは甘かった。
しかし僕の印象では117-110くらいでシルベストレの勝利です。
TBSジャッジ買収盛んです。
これだとメキシコで何されても文句言えません。
シルベストレさんごめんなさい。
今後、日本で、特にTBSというTVで放映される試合はKOしないと勝てないと進言しておきます。
宮崎は小さく、太く、頑丈で気持ちも強いのが特徴でしょうがどんなファイトスタイルを目指しているのだろう?
ハードパンチのファイターが似合っているような気もしますが、序盤、中盤にダメージ貯めてフットワーク使ったりL字ブロック使ったり・・・
あまりかっこよくはないがそれなりに様になっているようで足使い出してからはシルベストレの攻めをよくかわしていました。
しかしあれだけだとポイントメイクとはいいがたく中途半端な印象。
シルベストレも初回でこのパンチなら耐えられると感じたそう。ハードパンチャーってほどでもないのかな。
今日ははっきりと負け試合。
今後、階級上げるそうで井岡が空けるかもしれない王座にまた決定戦のチャンスをもらうんだろうか?
ジムにも井岡にも頭が上がらない立場なのだろうがそれだとずっと井岡ジムの2番手扱い、井岡より活躍は許されない、捨て駒の扱いで終わってしまうぞ。
宮崎だけ強いのとやらされボコボコにされ、ジムのヒーロー井岡は厳選された相手にクールに勝利。
宮崎君、君の方が根性も男気もあるよ、普段は井岡よりずっと重たいんだろ!
東京に来て本当の世界の舞台へ羽ばたけよ。今のジムはやめちまえ。
井岡VSクワンタイ
確かな実力がありながらすっかり作られたヒーローという印象。
オシャレさんなのかもしれませんがクワンタイの方がエスパー伊藤、ジョー小泉似のハンサムですね。
勝てる相手に順当に勝ったという内容。
パンチもコンパクトで変なくせもない、いい完成度だとおもいますが、KO連発できるほどのパワーも強いパンチに耐えるタフネスも実はないのではとおもいます。
タイ人の倒れ方、諦め方、さわやかな負けっぷりが???です。ちょうど中盤から後半でいいタイミングです。
ロマゴンと言わず、エストラーダあたりともやらないだろう。
小さくまとまったナルシストボクシングという印象です。井上の方が遥かにスケールの大きさがあります。
相手を選んで試合するならずっと勝てるでしょう、しかし王者、ランカーともにビッグネーム、真の強豪を避け、手厚い加護の元、ずっと日本で、TBSでやっていく選手なんだろうなぁという印象です。興味がありません。
完全に裸の王様です。
実は宮崎の方が強いんじゃないか?
今日一番いいボクサーはヘスス・シルベストレだった。
そんな感想です。