年末の展望。
たぶんTV観戦ですが全部はみないな、きっと。
29日は気になるけども、変なアイドルや歌手との抱き合わせなら行かないな。
心配なのは井上のタレント化。その兆候は随所にみられる。
井上尚弥(大橋)VS.ワーリト・パレナス(フィリピン)
パレナスはウォーズ・カツマタで日本人には全勝の選手。
普通の日本人とはパワー、圧力が違う。柴犬と土佐犬のごとき差を感じる。
ただし実は脆さもある。ハードパンチャーにして打たれ脆い。
しかし今回の相手ばかりは究極のシェパードのような井上だ。
パレナスが弱いわけではないが打倒ロマゴンを目指すなら余裕で勝って当然の相手、苦戦すらありえない。
井上としては久々の試合でサマートレック戦のように試合を長引かせたり相手に打たせて確認したり、余裕こいた試合運びをしないほうがいい。
一発食えば効く。そして相手の狙いもそこだけだ。
ハビエル・メンドサ(メキシコ)VS.八重樫東(大橋)
一番注目しているのがこのメンドサ、怪物なのかそうでもないか?
元一回級上の王者である八重樫をとても警戒してる様子。
頭から突進してくる変則左ファイターなので、目が腫れ易い八重樫にはしんどい相手だ。
引退をかけた試合だろう八重樫がどんな引き出しで勝負するのか。
燃え尽きる試合をしたいだろうが木村悠のような冷静さが大事な相手だ。
細野悟(大橋)VS.下田昭文(帝拳)
この二人の長所が合わさればかなり強いボクサーになるなぁ。
パワーとガッツの細野
キレとスピードの下田
強さがうまさを飲み込むと信じて細野を推すが自信はない。
内山高志(ワタナベ)VS.オリバー・フローレス(ニカラグア)
井上と同じく一発だけ注意すれば問題ない相手のはず。
バッティングや怪我など事故的要素に注意したい。
田口良一(ワタナベ)VS.ルイス・デラ・ロサ(コロンビア)
これほど興味のない世界戦も珍しい。
日本タイトルマッチ未満の試合ではないだろうか?
井岡一翔(井岡)VS.ファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)
また第一戦と同じような内容じゃないだろうか?
自分はレベコを応援するがKOしないと勝てないので無理か。
高山勝成(仲里)VS.ホセ・アルグメド(メキシコ)
これも日本タイトルマッチ未満の試合。
日本に復帰して高山の相手レベルがぐっと下がった。
田中恒成(畑中)VS.ビック・サルダール(フィリピン)
田中はキレもパワーもあるようにみえるが相手は結構耐える。
そこが井上と違うところかな?
判定かKOか、いずれにせよ高山の相手よりは強いだろう。