不完全ガイド:アフリカ

たぶん、すごいボクサーはいるだろうが、国別だと2、3人だけという苦しい現実が見えてきたので、地域という大きな括りも取り入れた。アフリカ、未知なる野性を感じるが環境の未整備か、アマではメダルは難しい。そして逸材は既に先進国へ移籍していたりするだろうから、網羅はできないが・・・

マティセに敗れたアジョセ・オルセグンというナイジェリアのボクサーが印象に残ってるが、その後もう一敗した後キャリア止まっている。

Julius Indongo
ジュリアス・インドンゴ
21勝11KO
super lightweight
ナミビア

未知数という意味で世界王者も入れてしまった34歳と高齢で次が鬼アウェーのスコットランドでリッキー・バーンズ。
ここが試金石だろう。
トロヤノフスキー戦の初回KOは完璧だった。トロヤノフスキーのリズム、タイミングまで含め完璧なものだった。序盤飛ばすという陣営の策も見事だったようにおもう。
どこに行ってもアウェー、引っ張りだこ王者だとおもうが、是非バーンズを攻略して欲しい。

https://youtu.be/Cg4HUUssp3U

Xolisani Ndongeni
スリサニ・ンドンゲニ
22勝11KO
lightweight
南アフリカ

インドンゴに戦績も似ており、ミステリアスだ。映像だとフラフラしており、弱そうにみえる方がンドンゲニだが、リーチも足もあり捉えどころなくやりにくそうなのも彼だ。パワーは怖いとおもえない。

Isaac Dogboe
アイザック・ドグボエ
16勝10KO
super bantamweight
ガーナ

ロンドン五輪で清水に9-10で敗れた人。
157センチのフェザー級とある。もうちょっと大きくみえる。ガードが堅いファイター寄りの選手だがスイッチヒッターで器用そうだ。しかしスピードがなく変則かな
マグダレノへの挑戦権があるみたいだが、スポンサー獲得が必須なようだ。応援したいが勝つまでは難しそうか。

https://youtu.be/3-Ub3pEVlso

Thomas Oosthuizen
トーマス・オースシュイゼン
26勝15KO2分
light heavyweight
南アフリカ

193センチのサウスポー
南アでは屈指なんだろうが、世界のLヘビーだと厳しすぎる。通用しそうなのはジャブだけ。

Azinga Fuzile
アジンガ・フジール
6勝3KO
featherweight
南アフリカ

まだ6勝なのに高ランク
映像がなくわかりません。
ゴールデンボーイと言われているらしい。

Sakaria Lukas
サカリア・ルーカス
18勝13KO
featherweight
ナミビア

音のない試合映像しかなく、顔も勝敗も判別つかず。身体能力が高そうで長い手で大振りに打つ。(両者そうだったから)素材はよさそうだが、ローカルクラスか。

Larry Ekundayo
ラリー・エクンダヨ
12勝3KO
welterweight
ナイジェリア

アマ125戦110勝
英国でやってるので期待値高いアマホープだろう。スピードも技術もあるが、やや手打ちなのか、KO率が物足りない。激戦区だからなぁ。

Walter Kautondokwa
ウォルーター・カウトンドクア
13勝12KO
middleweight
ナミビア

これもミット打ち映像しかなくわからない。KO率は高いなぁ。

Rafael Mensah
ラファエル・メンサー
28勝22KO
super featherweight
ガーナ

名前聞いたことあるなぁ。たぶん内山の相手探しで見かけた選手だろう。いい戦績です。でも試合は全部ガーナなんだな。赤いトランクスの方だろう。挑戦レベルの実力のあるサウスポーだとおもうが戴冠までは・・・

Patrick Mukala
パトリック・ムクラ
7勝6KO
super middleweight
南アフリカ

活動は南アだが、コンゴのボクサーのよう。コンゴは3人しか登録がない。サウスポーだとおもう。頑張って欲しい。

Duke Micah
デューク・ミカー
19勝17KO
bantamweight
ガーナ

ロンドン五輪2回戦でマイケル・コンランに負けている。ガーナはクオーティーの母国でKO率が高い気がする。しっかり倒すボクシングなのだろうか?しっかり打ち抜くので速いとはいえないが、基礎もセンスもアフリカンでは高次元。

https://youtu.be/3QWgSsIr7To

Thulani Mbenge
スラニ・ムベンゲ
9勝9KO
welterweight
南アフリカ

アマ93勝20敗8分
アマの試合しかないけど筋はよさそう。コモンウェルスゲーム金メダルらしい。

https://youtu.be/L-HM87EBTtU

きちんとした映像がないものが多く、駆け足では把握しきれなかった。
トップアマあがりが席巻する今のプロボクシングでは厳しいレベルが多い印象なので、それだけにリチャード・コミーあたりにはベルトを巻いて欲しいなとおもう。

気になったのはやはりアマあがりの

デューク・ミカー
スラニ・ムベンゲ

くらいかな。

清水とはりあったドグボエも頑張って欲しい。

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コメント一覧
  1. アフリカ勢は身体能力が高く、なんていうか日本人とはやらないタイプの相手が多いのが魅力ですね。世界王者として公認するかは別として、積極的にマイナーなアフリカ人が保持してることの多いIBO王座もついでに狙う感じで、日本人ボクサーにはアフリカ勢ともっと絡んでも炊いたいです。あまりやらないタイプで苦労するでしょうが、高山みたい得るものも多いと思いますので。

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  2. 竜馬さん

    戦績だけなら立派な挑戦資格だとおもいますが
    全部ガーナだし、映像見るとパッとしない気がしました。
    ただそれはコラレスも同じ。

    コラレスは30万ドルくらいのロマチェンコ戦を蹴ったそうですが
    日本の伊藤とか、尾川の標的になるんじゃないですかね。
    内山以外とやってその真価を見定めたいです。

    内山のボディでピヨって靴ひも作戦とかやってたんで、怪物級に強いボクサーとはおもえません。

    ジューさん

    逸材はいるでしょうね。
    棄権っぽい終わり方ですがカシメロやテテを破ったムサレーンは何処に消えたのか?
    小堀に勝ったモーゼスも素質はよかったなぁ。
    無敗で引退(その後復帰?)したハリー・サイモンとかもいたなぁ。

    バーンズはグラズコーだと5割増しで負けない選手になりますね。

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  3. アフリカはIT時代の今でも謎につつまれてますよね。昔はブライアンミッチェルやクォーティ、ネルソンなど名王者を輩出してたんですが最近は音沙汰なしですね。最近だとテテとインドンコ、ムサレーンくらいでしょうか。この地域はIBOが幅を利かせてるので、強豪とのマッチメークも少ないので、評価しにくいですよね。ただ時折、インドンコのような選手が出てくるのでチェックしておきたいですね。アパルトヘイトの影響で自国で防衛戦ができず12連続防衛をすべてアウェーで果たしたミッチェルのような名王者をアフリカからもう一度見たいですね。同じ階級の内山選手は自国での11連続防衛。日本人選手やっぱり恵まれてます。バーンズの統一選個人的にはちょっと汚ねえぞと(笑)

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  4. ラファエル・メンサー
    不完全ガイドSフェザー級でも紹介してましたね。
    WBAだけ3位にランクされてます。
    試合動画が一つぐらいしかない上、28戦もしていながら未だに外に出ていない未知数の選手ですが、彼がコラレスに挑戦したらいい勝負になるのでは。
    コラレスをあまり高く評価してないのもありますが。

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