メキシコの闇/オシャンキー・フォスターVSミゲル・ローマン

世界のドーピング問題同様、検査などいつも追手、イタチごっこ、馴れ合いだ。
この問題に対処しない限り、スポーツは終わる。

NBCスポーツネットワークのリング・シティ・ボクシング・シリーズの第1回目は、逆境と論争を乗り越えなければならなかったが、計画通りに進行する予定だ。

スーパーフェザー級10回戦でオシャンキー・フォスターと対戦するメキシコのミゲル・ローマンのレイジェスのグローブからパッドが取り外されていたことが発覚したため、メインイベントでは災難は回避された。フォスターのヘッドトレーナーであるボビー・ベントンが、水曜日の試合前の計量後に相手のグローブを検査した際に、この重大な問題を発見した。

ボビー・ベントン
「レイジェスのボクシンググローブかチーム・ローマンのどちらに問題があるのかは分からないが、送られてきたグローブにはパッドが全く入っていなかった。私はファイターが騙されることを許さない。ファイターの安全はいつも言われていることだが、いつも後回しにされている。」

この問題は、カリフォルニア州体育委員会(CSAC)の注意を引いた。委員会は、予防措置として、問題のグローブと予備のグローブを没収した。予備のグローブには違法な細工がされていないようにみえた。

ローマン (62-13、47KOs) は、問題が発見されたと同時に解決されたおかげで、試合がキャンセルされることはなくなったが、代わりにエバーラストのグローブを着用する。ヒューストンのフォスター(17-2, 12KOs)はこの問題を知った時、当然のことながら激昂していたが、リング上で、そしてフェアな戦いで問題を解決する予定だ。

ボビー・ベントン
「フォスターはこの戦いに前向きだ。」

ローマンに対する懲戒処分があるかどうかは不明だ。

リング・シティ・ボクシング・シリーズは、プロモーターに依存しないシリーズとして、アグレッシブで競争力のある試合をする新進気鋭の選手のための踏み台として企画されたもので、木曜日の夜9時からNBCSNで生放送される。ワイルドカードジムから、5週にわたって開催されるイベントの最初の試みとなる。

まさに、今日、今?開催されているかもしれない試合ですが、ミゲル・ローマン、お前もかという残念なニュースです。

三浦との激闘、ベルチェルトに及ばず、世界に届かないものの、オルランド・サリドを引退させた小さな実力者、歴戦のローマンが嫌いじゃなかったが、メキシコはいつの頃から?あるいは最初から?勝つためには手段を選ばないようになってきた。

薬物
体重超過
グローブへの細工

タフでマッチョでパワフルなメキシカンスタイルを素直に賞賛できない。

世界のドーピング問題同様、検査などいつも追手、イタチごっこ、馴れ合いだ。
厳格なルール作りより早く、違法行為は進化し蔓延する。

この問題に対処しない限り、スポーツは終わる。

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