不倒神話の終わり/エマニュエル・ナバレッテVSリアム・ウィルソン

本日現地はフライデーナイトか、あまり注目されていなかった世界戦ですが、貴重なものがみれました。

本来、相手はオスカー・バルデスでしたが、ハーブティーがないと自信がないのか、辞退してしまい、オーストラリアのウィルソンになりました。

ウィルソンはここまで11勝7KO1敗

清水に勝った、ジョー・ノイナイに負けるもリベンジしています。

共に長身でパンチの軌道が長い両者、ウィルソンはナバレッテより大きいか。

4回にウィルソンの左フックがさく裂しナバレッテが効いた。はじめてみる光景、そこからの追撃で「バケロ」がついにダウン。プロ初めてではないでしょうか。

ダメージも深刻な致命的なダウンでしたが、カウントやその後の対応が長く、なんとか生き延びた。これは問題となるだろう。

そこから徐々に回復したナバレッテが執拗な攻撃で逆転し9回にレフリーストップでノックアウト勝利。

タフで頑丈さが売りだったナバレッテが効いてダウンしたシーンはちょっとした驚きでした。素晴らしい角度とタイミングのパンチでしたので、誰でも効いてしまうパンチではありますが。あれだけ効いていたので、あと一歩でウィルソンのアップセットでした。再開に時間がかかり過ぎ、しかしナバレッテの回復力もたいしたものです。

これで、ナバレッテはWBO Sフェザー級王者となり、3階級制覇、戦績を37-1 (31KO)としました。立派な王者です。

この階級ではじめて、ナバレッテの体格の利というものがなくなったような気がします。変則で執拗なスタイルが際立っていますが、パワーも体格も驚異的とはいえない階級かもしれません。

フェザー級がまたスカスカになりました。

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