12月9日、意外と近いです。テビン”アメリカンアイドル”ファーマーVS尾川堅一
ファーマーの記事です。
ファーマーはここ5年で18連勝していますが、今年7月29日に事件に巻き込まれました。ご近所トラブルの仲裁で右手を銃で撃たれました。彼の兄弟は顔を打たれました。しかし幸いな事に重傷を負うことなく翌週には左パンチをメインにトレーニングを再開しました。
ファーマー
「12月9日の試合はとてもありがたい事です。4月にイワン・レドカッチと戦い、2ラウンドに上腕二頭筋を痛めました。7月は銃で撃たれました。しかし回復し年末に世界戦です。本当に感謝します。家族とともにラスベガスで試合を迎えられる事も含め、災難を超え良い年末になりそうです。」ファーマーは7勝4敗1分というひどい状態からチャンスを掴んだユニークなキャリアのボクサーです。
ファーマー
「自分のキャリアを真剣に考える必要がありました。昔から技術はあったけど覚悟が足りませんでした。自分と同じ状況のボクサーにはいつもこの話をしています。」ファーマーは、ルー・ディベラと2014年から組んでいます。
ファーマー
「ルーはプロモーターとしてだけでなく人として素晴らしいです。私たちはいつも同じ本の上を歩いていました。勝ち続けてくれ、そうすれば大きなチャンスを与える、彼はそう言い続けてくれました。」尾川に対してのメッセージ
「より強く、勝利するのは私です。誰も私を打ち負かす事はできません。」
非常に対称的なスタイルの対戦なので、互いの戦術は明らかだろう。ものすごく冷静に分析し、慎重に取り組んでいるのか、尾川を楽観視しているのか?
雑誌で読んだ尾川も、試合の決定に感謝するとともに
「俺のボクシングに左右に動くというものはない。ファーマーの試合をみるとクリーンヒットしても相手は平気で打ち返している。きっとスピードを優先するあまり拳を握っていないのでしょう。パワーがない。12ラウンド逃げ切れるとはおもえない。」
と、ケンカ勝負で必ず捕まえると宣言していました。
ゲームになるのかケンカになるのか、尾川がどれだけ大暴れできるかでしょう。
不利は否めないがパワーレスなテクニシャンなので対策は立てやすい。
お見合いしたり、怯える必要は何もない。
死ぬほど走ってスタミナ強化でしょう。
が、
「スピードもパワーも俺の方が上」
と書いてあって、いやいやスピードは3倍くらいファーマーが速いよって・・・
尾川に勝機は十分あります。
ノックアウト勝ち限定です。
冷静に予想すると8-2でファーマーです。
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