
矢吹正道、3月29日にIBFフライ級世界戦
こちらはライトフライ級王者、矢吹が王座を返上して臨む世界挑戦になります。
アンヘル・アヤラVS矢吹正道
アンヘル・アヤラ
https://boxrec.com/en/box-pro/871081
18勝8KO 24歳
大橋ジムと契約しているデーブ・アポリナリオに勝って新王者となった。アポリナリオも無敗でかなり期待された選手だったので、ちょっとアップセットだったのと、メキシカンVSフィリピン対決は「気持ち」でメキシカンの方が強い、ボディでフィリピン人が負けるという既視感のある内容でした。
さほど強くはみえないが、若くバランスのとれた無敗王者です。
対する矢吹は17勝16KO4敗と戦績は悪いですが、中身がすごい。
タノンサック・シムシー
シベナティ・ノンティンガ
に勝利で王者に返り咲き、 寺地拳四朗に勝って王者になったのもまぐれではない実力といえます。かねてより減量苦とのことで王座の防衛はせず階級アップで世界挑戦となりました。
若く無敗のメキシカンがステップアップとするのか、もはやベテランといえる矢吹が戴冠するのか、未知数は多いですが五分五分の戦いといえそうです。
力石政法VSエドゥアルド・ヌニェス
こちらは決定ではなく、王者のアンソニー・カカーチェが防衛戦をせず、リー・ウッドとの人気対決に向かうとのことで、上位から王者決定戦になるだろうとのことです。
エドゥアルド・ヌニェスというのが27勝27KO1敗という勝利は全KOのスラッガーです。
強打の力石にとっても、相手は前に出てくるのでやりやすいと言えそうだが、そのプレッシャーやパワーは前戦で逆転KOでサバイバルしたマグネシというイタリア人よりさらに上だろう。
KO勝負必死のエキサイティングな試合になるだろう。
そういえば日本側は兄弟だったっけ?
矢吹に力石
この兄弟にとって2025年は勝負の年になりました。応援します。