日本時間明日。この試合は今後のベルチェルの活躍のためのスタートとしてまずは地元民の心を掴むための試合だろう。相手候補が誰でも、急造でも実現させたかったようだ。
とはいえ、相手は49戦目で戦績のいいアフリカンとなった。しかもピンチヒッターの割には準備ができている様子。かつてのパッキャオのように、ピンチヒッターからの飛躍はあるのか?
ベルチェルト
「相手が誰であろうが準備は整っています。アウクがアップセットを起こそうと意欲的なのはいい事です。もっと大きな夢を実現するための意欲が湧きます。」アウク
「急遽決まった試合なので私は準備できていないだろうとおもっている事でしょうが大きな間違いです。ベルチェルトをノックアウトしてパーティーを壊してみせましょう。そして美しいカンクンのビーチを楽しんで帰ります。私はただのパンチャーではなく素早いカウンターパンチャーです。アフリカ人は条件が厳しい中、常に勇敢に戦ってきました。このような機会を無駄にはしません。こんな機会を与えてくれた関係者には感謝します。」お互い、引き下がらない同士、エキサイティングな試合が予想されます。ミゲル・ベルチェルトの輝かしい未来の幕開けです。しかしガーナのボクサーの偉大な歴史も無視できません。彼はそのチャンスを得たのです。土曜の夜、どちらの手が挙がるでしょうか。
自身が言うように、マクスウェルのカウンターパンチによるノックアウトが起きない限り、ベルチェルトが有利だろう。多彩な左を武器に好戦的で驚異的なKO率を誇るベルチェルトは三浦戦では打ち合い以外も強いところをみせた。
マクスウェルはキャリア豊富で戦績もKO率も高くKO負けもないが、凡庸な戦績の相手ばかりである。世界ランカーには負けている。地元民に派手なKOを魅せたいベルチェルトは好戦的にKOを狙ってくるはずだ。そこにカウンター一発を合わせることだけがマクスウェルの勝機となるだろう。
応援してるのはもちろん、アウェーのマクスウェルだ。
明日はこれだけと寂しい週末になりそうです。