
これは男の決断、厳しい、険しすぎる挑戦です。しかしこの勇気を称え応援せずにはいられない。やっと掴んだチャンスに3カ月もサウスポー対策をしてきたのだ。覚悟は決まっている。日本で辛い想いを重ねてきたウーゴ・ルイス、同情、共感も込めて応援させていただく。亀田に不快な勝利を献上し、長谷川の引退試合の花道を務めたウーゴ・ルイスが2月9日に勝負の時を迎えます。今年早くも2戦目を怪物と。
ほんの2週間前、ウーゴ・ルイスはWBA暫定フェザー級タイトルマッチをする予定だったが、王者ジャック・テポラの大幅な体重超過で対戦相手の変更を余儀なくされた。
ルイスは今、その代役を自ら引き受けることに決めた。
2月9日、ゲルボンタ・デービスVSアブナー・マレスはマレスが肘を負傷して辞退、その代理としてルイスが挑戦することになった。
ルイス
「私は元々テポラと戦うために、サウスポー対策を3カ月やってきたんだ。サウスポーのパンチャーテポラから右のボクサーアルベルト・ゲバラに変わって24時間以内で調整するのは困難でした。ボクシングは何が起きるのかわからないので、試合後すぐにジムに戻りました。(サウスポーである)ゲルボンタをノックアウトする準備は整っています。」試合間隔がほとんどないが、ルイスは一階級上げて、強力なスーパー王者ゲルボンタとの試合に合意し、Showtimeのボクシングカードを救済することになった。
ルイスの標的、ジャック・テポラは一階級上のゲルボンタ・デービスに変わった。
試合を終えたばかりではあるが、フェザー級を作ったばかりのルイスにとって体重の維持、微調整は楽になります。オズワルド・キシュレ(ルイスのプロモーター)
「ウーゴはゲバラ戦後、月曜日にはジムに戻っていました。彼は準備ができています。」ゲルボンタにとっては、2018年よりもアクティブに試合をしていきたいという希望がかなえられることになった。体重超過や私生活のトラブルで非活発だったゲルボンタ・デービスは2019年には少なくとも3試合はしたいと考えています。
https://www.youtube.com/watch?v=08yjGEfIEhY
レオ・サンタクルスの対戦相手に加えて、アブナー・マレスも直前で戦線離脱、危険とおもわれたマレス4階級目のチャレンジはなくなりました。肉体改造に無理が祟ったのか。同門のマイキーも直前でスペンス戦をキャンセルしなければいいけど。
その代役としてウーゴ・ルイス、男です。パッキャオVSブローナーの前座、1月19日に試合をしたばかりです。対戦相手が急遽、ゲバラに変わりましたが、その試合は判定までいきました。元々下の階級から上げてきたゲバラにフェザー級のパワーがなく、ルイスが終始パワー勝ちでの順当な勝利でしたが、サウスポー対策が空回った、あるいはルイス本来の限界か、精度は低く、初回以外は強打が当たりませんでした。
それから1カ月弱、3週間後のタイトルマッチです。
相手は一階級上のスーパー王者、ゲルボンタ・デービス、ビッグネーム、ビッグタイトルになりました。
元々、小さなアブナー・マレスでは、ゲルボンタ・デービスに敵わない、危険な試合だとおもっていたので、ナチュラルに大きく、パワーのあるルイスの方が階級適正はあるだろう。スーパーフェザーの方がさらにルイス本来の骨格、パワーが生かせるかもしれません。
しかし相手が悪い、強すぎます。ジャック・テポラとは訳が違います。
ましてや、昔バンタム級、同じくサウスポーの亀田や長谷川ともデービスは違います。
はるかに狂暴で破壊的です。
マレスよりはフィットしそうだ、実際、向き合ったらルイスの方がデカいだろう
それでも、危険すぎる相手である事に変わりはない。
3週間でそんな強大な王者に挑む、土曜の夜に戦って月曜日にはジムに戻ったといわれる、ウーゴ・ルイスの姿勢と勇気、そして鼻の骨折で泣いた長谷川戦の悔しさ、速いサウスポーへの雪辱の想いを汲んで、全力で応援させていただきます。
案外、長谷川戦が生きる事もあるかもしれません。
ゲルボンタのサイズは長谷川と変わらないだろう。
ゲバラ戦で精度は欠きましたが、ルイスのパンチも強くて狂暴です。当たればデービスを効かせるパワーはあります。デービスの狂暴な仕掛けに怯えず、がっつり打ち返せ。
けど・・・厳しいやろうなぁ・・・
[st-card id=44521 ] 書いて損した。